最近、感謝してますか?
感謝の気持ちがあなたを幸せにするかも?
そんなストレス社会、物や情報に溢れた世界にいるとどうしても忘れがちになってしまう「感謝する気持ち」。もしあなたが今、毎日にイライラしていたり、ネガティブな感情を抱えているとしたら、この「感謝の気持ち」を取り戻すことであなたの毎日が変化するかもしれません。なぜなら「感謝する気持ち」には様々な効果があり、その効果が皆さんの幸福度を上げることに一役買ってくれるからです。
感謝する気持ちがもたらす3つの効果
「感謝する気持ち」を感じることで得られる効果を具体的にみていきましょう。その効果は大きく分けて3つあります。
①心身ともに健康になる
1つ目の効果は、心も体も健康になるということ。
ネガティな気持ちのままで、感謝の心を生むことは通常なら出来ません。「感謝する」ということは、物事を前向きにポジティブに捉えること、また捉えようとする姿勢が必要です。だからこそ意識的に「感謝できること」を探そうとすると、自然と嫉妬や不安などのネガティブな感情を手放すことにつながっていくんですね。
「感謝する気持ち」を探そうとする姿勢は、ネガティヴな感情を遠ざけてくれます。そのことは当然、心を穏やかにし、ストレスの軽減につながっていきます。実際に感謝する気持ちは”うつ病”の発症率を下げるという研究データもあるほど、心のバランスを整え、結果的には心身の健康につながっていくのだそう。それは心が健康になることで体の免疫力も自然とアップするからだといわれています。「病は気から」とよくいうように、心と体は密接に繋がっているのですね。
②人間関係がスムーズになる
ストレスの原因で多くある人間関係の問題も、「感謝の気持ち」を持つことで多かれ少なかれ良い方向に向かっていきます。
自分が感謝される側になったと想像してみて下さい。普通、「ありがとう」と言われて嫌な気持ちになる人っていないですよね?そして“いつも感謝してくれる人”と、“まるで当然といった態度をとる人”とでは、どちらを大切に扱いたいかは歴然なはずです。
また逆に、自分から相手へ率先して感謝の気持ちを伝えることも、人間関係を円滑にする手助けとなります。自分が逆の立場になった時のことを思えば、その理由は言うまでもないはず。相手に対しての感謝の気持ちは、お互いの良い面同士をつないでくれるので、ちょっとしたことであればすんなり許せるようになったり、困ったときは協力しようという姿勢が育っていくものなのです。
人間関係が良くなると、人とのコミュニケーションが楽しいものになりますよね。
③よく眠れる
もし不眠気味であれば、この「感謝の気持ち」を感じることで解消されるかもしれません。
最近のとあるデータによると、寝る前の15分間に“感謝の気持ちをノートに書く”ことで、ぐっすり質の良い睡眠が取れたという研究結果が出たそうです。「感謝の気持ちを書く」ということは、気持ちをポジティブ志向に導いたり、怒りや不安などのマイナスな気持ちを軽減させるという効果につながっていくからです。心配事や誰かと喧嘩した時に眠れなくなった経験はありませんか?そういったことからも納得出来るのではないでしょうか。
感謝する対象は、なにも人である必要はありません。「今日1日健康に過ごせたことに感謝」「頑張った自分にありがとう」でも良いのです。脳はポジティブな思考や感情を受け取ることで、幸せホルモンと呼ばれる脳内物質を分泌しようとします。そういった脳の無意識の働きが、心の緊張をやわらげ、リラックス状態へ導きながら快眠へとつないでくれるのだそう。
感謝には引き寄せの力があるらしい!
「感謝の気持ちには幸せを引き寄せる力がある」と聞いたことはありませんか?これには現実的な理由と、スピリチュアルな世界のお話との2つの視点から説明できます。
現実的な理由で言えば、いつも感謝の気持ちを表現している人はやはり周囲からの好感度が高く、『この人に何かしてあげたい!』と思わせることで人から助けてもらったり、次にチャンスの機会を与えてもらいやすくなる、といったことがあげられます。
スピリチュアルな世界では、感謝する気持ちは波動(※)を高める効果があり、波動の高い人(幸せになりやすい人)や物事も引き合わせてくれるといわれています。そうすると、似た者同士や、自分にとって必要なチャンスが来るべき時に来る、いわゆる"引き寄せ"の法則とは、自分の波動の変化が生み出した結果ということになりますね。
(※)万物は分解すると全て原子で構成されており、その原子が発している振動のこと
でも感謝できないときもありますよね?
そんな良い効果たっぷりの「感謝する気持ち」ですが、どうしても感謝する気持ちを持てない時ってありますよね?職場で突然解雇されたり、失恋したり、誰かが亡くなってしまったり。
そんな時は決して無理はしないでください。心が落ち着くまで悲しみを思う存分吐き出しましょう。そして、また少しづつ感謝する気持ちに意識を向け始めることができれば良いのです。
感謝を習慣にしましょう
感謝する気持ちを意識的に探したり感じたりすることで、今までのモノの見方や捉え方に変化が現れてくるはずです。でも感謝の気持ちから長い間遠ざかっていた人にとっては、これらは簡単なことではないかもしれません。
「感謝することが難しい」と思う方は、“意識的に感謝する・感謝出来ることを探す”という点を日々少しずつ増やせるように試みて下さい。その繰り返しがいつしか習慣となり、気づかないうちに物事の捉え方や見方が変化していることでしょう。それは幸福を感じている時間が増えたことと一緒なんですよ。
物事の全てには“良い面”と“悪い面”があります。でもどちらをフォーカスして見るかによって、その後の物事の動きは大きく変わっていきます。そして、それは自分自身の幸福度にもつながっていくのです。
感謝の気持ちは、あなたの生活も心も豊かにしてくれます
「感謝する気持ち」は、心や体を健康にし、日々の生活の幸福度をあげてくれるとても大切なエッセンスです。「ありがとう」の感謝の気持ちにネガティブなものは一切ありません。たとえ始めは気持ちが伴っていなくても、習慣化することで自然と皆さんの心の在り方も変わってくるはずです。
「全てに感謝」
その気持ちがあなたの毎日を変えることは間違いないでしょう。どうぞ試してみて下さいね!
さて、まずこんな質問をしてみます!「皆さん、最近感謝してますか?」。あくせくした忙しい日々の中でストレスを多く抱えがちな現代人は、”ありがとう”よりも”怒り”を感じたり、”不安”を感じたりすることのほうが多いのではないかと思います。また、あたりまえのように物や情報が溢れた状況下では、知らず知らずのうちに「感謝する心」に鈍感になってしまっているのではないでしょうか。