仕事、家事、自分の時間。やる事が多すぎて毎日があっという間に過ぎてまう…。毎晩眠る前に「今日もできなかった…」そんなストレスを抱えていませんか？時間に振り回されないためには、一体どうしたらいいのでしょうか。

現代はどんどん多様な情報が入ってきて、「しなければならない」事の他にも、良さそうなアイディアや楽しい事がたくさんあって、「やりたい」事がどんどん増えていきます。

生活の中で「時間がない」と感じる理由の一つには、実は「必要で行っているルーティン」の時間をきちんと計算していないという事があります。「やるのが当たり前」「しなければならない」という作業はわざわざ時間を割いているという感覚が薄いため、きちんと作業時間を計算しないまま「あのタイミングでやろう」というイメージで取り掛かってしまいがちです。

「～しなければいけない」「～するべき」と思っている事でも、本当にする必要がある事かどうか、一度立ち止まって考えてみましょう。「しなければならない」というストレスを抱えながら手を付ける気になれない事は、実は「する必要がない」事かもしれません。

予定通りにこなせなかった予定や作業は、必要があれば予定を組み直し、もういいと思える事であれば諦めたり、次の機会を待ってみましょう。

予定を組む時考慮したいのが、それを実行するタイミングです。家事、仕事、勉強、趣味etc…内容や自分の体のサイクルで効率的に行えるタイミングはどこか考えてみましょう。なんとなく空いた時間を見計らうのではなく、この時間はこう使う！と決めて「朝活」や「夜活」をしてみる事をおすすめします。

「早朝に時間を確保して、できなかった事・やりたい事をする」という時間の有効活用としてすっかり定着した朝活。時差通勤する事で他の人に影響されずに効率よく仕事を行う方もいれば、家事を済ませる、資格のための勉強に当てるなど、人によって行う内容は様々です。

睡眠を取った後は、脳のパフォーマンスが良くなっているのでアイディアを出す時間に当てると効率よく進みます。仕事の企画や今後についてのプランの作成などがおすすめです。

朝活は効率が良く生活サイクルも整うとはいえ、体質的に負担が大きい場合もあります。夜のほうが効率がいいという場合は、朝はゆっくりと眠る事にして《夜活》をしてみましよう。

他にも、洋服のコーディネートや翌日の持ち物の用意など、寝る前にしておくと朝慌てずに済みます。着るつもりだった洋服にほつれなどが見つかった際も、余裕がある状態で対処できるのでストレスになりません。

新しい知識をしっかり記憶したい場合の読書などは、眠る前の方が効率よく記憶できます。ただ、眠る直前にスマホなどのブルーライトを見ると寝付きが悪くなる原因になりますので、紙の書籍やノートのチェックがおすすめです。

必要がなければ「どうしても今終わらせる！」とがんばるのをやめてみましょう。「時間がない」と感じた時、必要以上に効率を求めてしまっていないか振り返ってみて下さい。効率を追求して自分が追い詰められては意味がありません。