なぜ女性の身体は冷えやすいの?
また、女性ホルモンのバランスが崩れることによって血行が悪くなることも、女性が冷えやすいとされる大きな要因になります。
“冷えない身体”を作るために心がけたい7つのこと
夏でも冬でも身体が冷えることは避けましょう。1年中体温はポカポカであることがとても大事です。夏だから暑い!といって冷たいものをゴクゴク飲んだり、冷たいものを食べ過ぎたり、薄着過ぎることもアウト。身体を冷やさないことを第一に考えましょう。
1 「頭寒足熱」を意識しましょう
例えば心臓から一番離れた足の指が冷たいということは、身体の末端まで血が巡っていないということ。足や下半身を温かくして冷やさないことが大事です。逆に「頭熱足寒」の状態は?これは発熱などの病気の症状になった時ですね。この「頭寒足熱」は日常生活で意識しておくと良いでしょう。
2 半身浴でじっくり身体を温めましょう
温かい身体を作るには、下半身を温めることが重要です。半身浴は38~40度くらいのお湯をはり、おへそくらいまでつかります。そのまま20分程度のんびりとバスタイムを過ごしましょう。身体が温まり、じんわりと汗が出てきます。上半身が寒い場合はバスタオルをかけたり、事前に首までしっかりお湯につかったりしておくと良いでしょう。
毎日が難しい場合は、週に1度でもOK。特に夏の半身浴は上半身も冷えにくいので良いですね。水分が出過ぎて脱水症状にならないように、水を傍らに用意しておいてくださいね。
3 適度な運動で筋肉を増やしましょう
筋肉は熱量を出すので血液を温め、血行を促進するのに非常に重要な働きをします。女性は筋肉が少ないと言われているので血行も滞りがち。筋肉をつけることがとても大事です。ではどこに筋肉をつけるとよいのかというと下半身、脚に筋肉をつけましょう。実は身体の筋肉のほとんどは下半身に集中しています。ということはポカポカ温かい身体を作るには、下半身を鍛えて筋肉をつけたら良いということです。
下半身の運動で最適なのは、ウォーキングやサイクリング。ウォーキングは、通勤や買い物にのついでに30分程度を目安に毎日やってみましょう。筋肉をつけると、基礎代謝も上がるので痩せやすい身体にもなり一石二鳥です。
4 過度なダイエットはNG!バランスの良い食事を心がけましょう
間違ったダイエットをすると筋肉が減ってしまいます。筋肉は熱量を生み出すので、その筋肉が減ってしまうと血行促進を妨げる原因にも。また基礎代謝も下がるので、逆に痩せにくい身体になってしまうこともあります。いずれにせよ無理なダイエットは「冷え」には禁物です。栄養が偏らないようバランスよく、そして楽しく食事を摂りましょう♪
5 冷たい飲み物は極力避けましょう
夏になると冷たい飲み物にばかり手を出してしまいがちですよね。これはやはり避けてほしいこと。冷たい飲み物は体内に入ると内臓を冷やし、新陳代謝を下げ血行を悪くするといわれています。内臓を冷やすことは血行や血液循環を悪くするだけでなく、腸が冷えれば便秘などにもなりがちです。
クーラーなどで冷えた身体には、温かいハーブティがオススメ。お好きな種類をいくつかストックしておくのもいいですね。夏だからといってキンキンに冷えた飲み物ではなく、温かいものや常温の飲み物を飲むことを心がけてみましょう。
6 冷房対策を万全にしましょう
夏になると薄着になり、ストッキングも脱いで素足にサンダルなんて格好が多くなりますよね。室内や外出先でもオフィスでも空調が効いているので、足元やスカートの下はいつも冷え冷えではないでしょうか?
7 夏の冷房設定温度は28℃を意識しましょう
室内の空調設定も冷えない身体を作るにはとても重要です。冷やさないようにとエアコンをつけないでいると汗をかきすぎて脱水症状になりかねません。夏の設定温度は28度で自動運転にしておくと電気代はそんなにかかりません。
夏に空調が28度なんて暑い!という方もいるでしょう。その場合は1度下げるなりして、冷えを感じない自分の快適室温を探しましょう。冷えを感じない温かい身体にしておくことが重要なのです。
夏こそ“冷え対策”を万全に!
冷えない身体を作る心がけをご紹介させていただきました!いかがでしたか?どれも日常生活で取り入れることができる小さなものばかりでしたよね?でもこんな小さな心がけの積み重ねが健康な身体を作ります。「健康は1日にして成らず」ですよ☆
男性よりも女性のほうが身体が冷えやすいと言われます。それはなぜか?1つは身体の構造の違い。女性は男性に比べて脂肪が多く、筋肉が少ないためです。熱を生み出し全身の血の保温効果のある筋肉が少ない分、女性は身体が冷えやすくなってしまうのです。