「温活」で心もからだもポカポカに
昔から「冷えは万病のもと」とも言われています。冷えることで得することはほとんどありません。逆を言えば身体を温めることでちょっとした不調は改善できる場合もあります。
「温活」とは具体的にどんなことをすればいいのでしょうか?
身体の中からじんわり温めて
温活の定番 ~白湯を飲む~
①やかんで水を沸騰させる
②マグカップに白湯を注ぎ、50~60度程度まで冷まします。
③一気に飲まず、ゆっくり味わいながらいただきましょう。
※時間がない人は電気ポットや電子レンジでもOK。
しかし、アーユルヴェーダでは火を使ってお湯を入れることにより、火のエネルギーが注入されると言われています。余裕があるときはぜひ直火でお湯を沸かしてみてくださいね。
身体を温める食材を取り入れる
身体を温める日々の工夫
身体を動かす
温活では日々のちょっとした行動も大切です。朝起きたときや寝る前のストレッチをしたり、気づいた時に首や肩を回してみるだけでもいいんです。それを継続することで筋肉がほぐれ、徐々に血の巡りがアップするといわれています。
湯船にじっくりつかる
忙しい人は入浴をシャワーだけで済ませてしまうこともあるかもしれません。温活でおすすめなのは、湯船にじっくり浸かること。熱いお湯である必要はなく、38度程度のぬるめのお湯に全身ゆっくり浸かると冷えには良いとされています。
外側から温める
三つの首を温める
三つの首とは「首」「手首」「足首」のことです。この三つの首は太い動脈の通り道。この血管が冷えると全身の冷えにつながってしまいます。外出時だけでなく、自宅で過ごすときも意識して温めるようにしましょう。
外出時はマフラー・手袋・厚手の靴下やタイツなど、在宅時はアームウォーマーやネックウォーマー、靴下の重ね履きやレッグウォーマーなどを活用してしっかりと温めましょう。また、首ではありませんが、女性は腹部や腰も冷える人が多いので、腹巻もおすすめです。
靴下を重ね履き
暖房のきいた部屋にいても、お風呂に入ってもつま先が冷たい…。こんなお悩みも多いですよね。そんなときは靴下を重ねて履くことをおすすめします。できれば「絹→綿」を交互に4枚。最近は、重ね履き専用の「冷えとり靴下」もたくさん売られていますよ。
温活というと最近ポピュラーなのが「白湯」。ただのお湯とあなどるなかれ。白湯には女性に嬉しい効果がたくさんあるんです。身体を温めるだけでなく、代謝もあがり老廃物の排出も助けてくれるといわれています。