最近、雑巾掛けをしましたか？
そんな布をもう一度見直して、暮らしを豊かにしてみませんか？掃除や家事の道具として重宝する、さまざまな『布』をご紹介します。
寒さに負けない体を目指す！ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
『布』を使ったいろんな掃除道具たち
昔ながらの「はたき」
はぎれを使って作る、昔ながらの「はたき」。昔はどの家にも1つはあった掃除道具。家具を傷つけることなく、ホコリを落としてくれます。高い所のホコリを落としてから床掃除をすると、効率よく掃除することができます。
古手ぬぐいで作る「雑巾」
手ぬぐいは、古くなったからといって捨ててしまわずに、雑巾に縫い直してみませんか？ほつれたら縫い直して、最後の最後まで使い切る。使い込んでいくことで、使い捨てシートにはない手にしっくりと馴染む変化を楽しんでみて。
照明器具や障子の掃除には「絹の布」
静電気を起こしにくい絹は、デリケートな家具や照明器具の掃除に最適。ホコリや汚れが気になる部分を優しくぬぐってあげましょう。また、繊細な障子の掃除にもぴったり。障子の桟など、木枠のツヤを出してくれる効果もあるんです。
「柔らかい布」で丁寧に靴磨き
柔らかな布は、革靴を磨くときにも使えます。オイルや靴用クリームをつけ、優しく磨いていきます。最後の仕上げのツヤ出しにも◎綿100%の布がおすすめです。
水場の掃除には「マイクロファイバーのクロス」
吸水速乾性を持つマイクロファイバーのクロスは、キッチンやお風呂場など、水気の多い場所の掃除に大活躍。水滴がつきやすいシンクなどを磨いてあげれば、ピカピカの状態を保つことができます。
キッチンで使える「古い洋服で作る雑巾」
綿素材のTシャツや肌着は吸水性が高いので、雑巾として使いやすいんです。着なくなった洋服は、思い切って雑巾に。20cm程度にハサミで切っていくだけでなので、とっても簡単！
キッチンに一枚置いておけば、油汚れを拭き取ってから洗うだけで、食器洗剤がなくてもお湯だけできれいに。節約になるのはもちろん、自然環境にも優しい掃除方法です。
掃除に料理に大活躍してくれる「万能ふきん 」
布のふきんはキッチンの掃除にはもちろん、料理の様々なシーンで活躍してくれる、万能アイテム。一枚あるととっても便利なんです。
野菜の水気を拭き取る際にキッチンペーパーを使うことが多くなりましたが、昔はこうやって木綿のふきんで拭き取っていました。
出汁を取るとき、そして蒸し物などにも使えます。キッチンペーパーのようにかさばることもなく、すっきりと。丁寧に暮らす上で欠かせないもののひとつになってくれるでしょう。
手ぬぐいで雑巾を作ってみましょう
手縫いで雑巾を作ってみませんか？手ぬぐいなら色やデザインも豊富です。掃除も楽しくなりそうですね！
心弾む、こんな素敵な手ぬぐいはいかが？
思わず笑顔がこぼれる、キュートな鳥の手ぬぐい。鮮やかな色合いは、置いておくだけで明るく元気な空間に！もちろん綿100%なので、使い勝手も抜群です。
こちらは「羊とパン」と名付けられた、なんともユニークなイラストの手ぬぐい。厚手なので、インテリアやタオル代わりにも使えます。
奈良の特産品としても有名な、蚊帳生地で作られた「花ふきん」。丈夫なのでほつれづらく、長く愛用することができます。使うほど柔らかになり、肌に馴染んでくれるのも◎
『布』を見直して手に入れる、ちょっと豊かな暮らし。
昔はどの家でも行っていた『布』を使ったお掃除。古くから大切にされてきたその方法をもう一度見直して、豊かな暮らしを手にしてみませんか？
普段は掃除機や床掃除用のシートで済ませてしまうという人、多いのではないでしょうか。少し前まで、日本では当たり前の光景だった、雑巾掛け。『布』は家事においてとても大事な道具でした。