暮らしを豊かにする”小さな”ヒント
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
いつも身にまとうもの ~衣~
自分の"定番アイテム"をそろえる
お洋服が好きなひともそうでないひとも、季節ごとにさまざまなアイテムを揃えていたらクローゼットはいっぱいに。
いろいろな服を持っていても、使用頻度が高いのはだいたい同じということも。自分の定番アイテムを揃えることを心がけてみませんか。
自分に合うものを見極める
自分の"定番アイテム"を揃えるためにも、自分が似合っているか見極められるようになりたいですね。どんなに最先端のファッションを手に入れても、気に入らなくて(似合わなくて)着ないようでは意味がありません。自分で判断できない方はプロに診断してもらうのもおすすめですよ。
アクセサリーや小物使いを楽しむ
「定番アイテムばかりでは、いつも同じ印象になってしまわない?」そんな時こそ、アクセサリーや小物を上手に使ってアレンジしてみましょう。同じ白いシャツでも、ワンポイントのブローチをつけた日と、華やかなネックレスの日では、それだけで違う印象に。
良いものを、長く
年齢を重ねいろいろな服を着てきたからこそ、こだわりたいのは「質」。産地や素材にこだわって選んだアイテムは、自然と大切に、お洗濯ひとつをとっても気を遣えるようになるものです。いつまでも使いたい!と思えるアイテムを少しずつ迎えるようにしたいですね。
見えないところに気配りを
お洋服にお金をかけない方も、ぜひ気を遣いたいのが、下着や靴下など人には見えないけど毎日素肌に着けるアイテム。気を抜いてしまいがちですが、そんなところにこそ「気配り」ができると自分を大切にしている感覚も生まれますよ。
お部屋で身に着けるアイテムにも、ちょっとこだわってみたいですね。パジャマや寝巻きなども、冷えを防ぐようなアイテムや肌にいい素材を取り入れる事で、体調の小さな変化に気づけることも。身にまとう「衣」からも自分を気遣う習慣を身に着けられると良いですね♪
私のカラダをつくるもの ~食~
旬のものを食べる
最近は技術の進化で、一年中さまざま食材が手に入るようになり、「旬」を意識する方も少ないかもしれません。でも、旬のものは、ちゃんと栄養が豊富。体にとっても良いことがいっぱい。季節外れに買うより、お財布にも優しいお値段で手に入るのも◎食卓でも四季を感じられると素敵ですね。
時間があるときには"作る"
食材だけではなく、調理された「食品」も色々な方法で手に入るようになりました。でも、料理で得られる感覚は日常生活で感じるものとは少し違います。お肉を触った感覚やお魚の臭い、野菜を切る音や感触など、いざ触れてみるとその新鮮さに驚く方も多いはず。
味覚を整える
デパートやスーパー、コンビニのお惣菜を食べたくなるときもありますよね。ただし、市販のものは味付けが濃いものも多く、そういった食生活が続くと、味覚が鈍くなってしまうことも。味の濃いものはカラダにいいことがないので、きちんとセーブするようにしましょう。
味の濃い食事が続いたら、数日「いつもよりちょっと薄味」を心掛けて自炊してみてください。本来の味覚が戻ってきて、外食すると味が濃く感じる…なんてこともあるかもしれません。自炊すると、お料理に使われているお塩やお砂糖の量も、自分で見ることができるので「こんなに使っている」と自覚できますよ。
食事の時間を楽しむ
さまざまな生活環境の方がいると思いますが、できれば食事はひとりよりみんなで食べたいところ。もちろん、一人で食べるのが好きな方もいるかもしれませんが、自分が作ったものを喜んでもらったり、作ってもらったものに感謝したり、いつでも誰にでもできるとは限りません。
人生であと何回食べられるだろう
私たちはみんな、毎日何気なく"食べて"いますよね。仕事や家事、育児が忙しくて、10分で食事を済まさなければいけないときもあるはず。でも、食べることは生きること。無限に続くものではありません。一年で1~2回食べるだけの旬の食材なら、食べられる回数もみえてきます。毎日ではなくても、ときどきは"食べること"と向き合ってみてはいかがでしょうか♪
毎日、私が"生きる"場所 ~住~
「部屋は心の鏡」を忘れずに
部屋は心の鏡といいますが、忙しくてストレスが多い時は、なんだかお部屋も汚くて余計にイライラ。逆に、お部屋が片付いていると、気持ちもすっきり明るくなったりしますよね。もしも、お部屋が散らかっていたら、ぜひ、お部屋を片付けてみてください。なんだか、もやもやしていたものがすっきりするはず。
"使いやすい"整理整頓
「よし、片付けよう!」と部屋を片付けても、使い勝手が良くなければ続きませんし、お片づけしたかいがありません。整理整とんするときは、見た目よりも、使うシチュエーションやルーティーンを考えて、"いつも使いやすいように"を意識してみて。
掃除用具は、いつも手が届くところ
片付けとは別に、お掃除はできるだけこまめにしたいもの。でも、掃除用具が奥まったところにあればお掃除は当然「後から」になってしまいがち。ファブリックの近くにロールクリーナーを、玄関の片隅にミニほうきを、さっと使える布巾も数枚用意して、汚れが気になったらさっと手の届くところ掃除用具を用意するのが、いつもキレイなお部屋を作るポイントです。
居心地の良いお部屋づくり
多くのひとが、来客前はいつもより頑張ってお掃除しますよね。でも、家やお部屋はあくまでもお客様のためではなく、自分と家族のためのスペースのはず。誰かに来てもらいたいお部屋ではなく、自分が心地よいと感じる空間を大切にして。
住む家だけじゃなく、地域も考える
「住む場所」と聞くと家の中、部屋の中ばかりを考えてしまいがちですが、「どんな地域に住むのか」もとっても大切なポイント。都会暮らしで疲れていたひとが、地方に暮らしたらたちまち元気になることも。
お引越しは簡単な事ではありませんから、日ごろから自分が「心地良い街」がどんなところなのかを考えて、次の引っ越しに備えましょう。環境を変えられない・持ち家の方は、その町の良さを一つでも多く見つけられると良いですね。
暮らしのすぐそばにあることに、目を向けて
憧れの「丁寧な暮らし」や「心地良い暮らし」をつくるヒントはとても小さなことで、けれどそれが意外に大変なことなのかもしれません。でも、暮らしの中で何を大切にしたいか、衣食住の中でちょっとだけ意識すると、気持ちに大きな変化が起こることも。どれかひとつでも気になったものを実践してみてくださいね!
暮らしを豊かにしたいけれど、たくさんの物やお金があることが重要ではない。そんな考えが広まりはじめて何年か経ちました。では具体的にどうするのがいいのでしょうか。仕事や人間関係は自分だけではどうしようもできなくても、着るもの、食べるもの、住む場所なら自分で考え、選ぶことができそう。暮らしを豊かにする小さなヒントを衣食住にわけてご紹介します。