画面から目を離してみませんか?
ネット、スマホに依存しやすい人とは
承認欲求が強い人、他人からの評価が気になる人、誰かと自分を比較してばかりいる人、孤独を感じやすい寂しがり屋さん。そんな人はネット依存になる可能性が。情報やネット上の繋がりを得ることでひとときの安心を得ても、不安や寂しさは残ったままではさらにネットに入り込んでしまいます
あなたは気づかぬうちにネットに時間を使いすぎていませんか?
ネット依存チェック
・食事中もテーブルの上にスマホを常に置いている
・メッセージやSNSのコメントがあったらすぐ返事をしたい
・自分のメッセージに返信がないと不安になる
・外出の際にスマホを忘れると落ち着かない
・インターネットを利用中に話しかけられるとイライラすることがある
・枕元にもスマホを持っていく
・最近視力が落ちた、もしくは目が疲れると感じる
・SNSの「いいね」やコメントの数が気になる
この中に3つでも当てはまるものがあるあなたは、ネットやSNSに時間と心を奪われつつありそう。
次の14の心がけを試してみてください。
ネットやSNSに疲れない「シンプルに生きる」14の心がけ
1. ネットを使っている時間を計算してみる
iPhoneであれば、「設定」→「バッテリー」の画面で使用時間を表示できます。自分がどのくらいスマホに時間を費やしているのか、それが本当に暮らしに必要な時間なのか、もう一度見直してみましょう。
2. ネット環境を断ち切る時間を決める
朝起きてからの30分、誰かと食事をしている間、子供と過ごしている時など、絶対にスマホは出さない!という時間を自分で決めましょう。その間はメッセージも返信も気にせず、周りにいる人や日常の些細な幸せを感じられるようにしたいですね。
3. どうしても画面が気になるならロックする
自分の意思だけではスマホから手を離せないという人向けに、使用時間を管理するアプリもあります。例えば「Rinasoft Global」は、設定した使用時間を超えるとロックされるといった機能付き。ですが、そこまでする前にできるだけ自分でコントロールしたいですね。
4. 大切なものの優先順位を明確にする
大事にしたいのはSNSでの投稿?家族との時間?リラックスできる心の余裕?今の自分に何が必要なのか、本当に大切なものは何なのかということを時々確認するといいかもしれませんね。周囲への思いやりや好奇心など、最近忘れかけていることがないか見返してみてください。
5. 就寝1時間前には電源をオフにする
パソコンやスマホの画面から放たれるブルーライトが目を疲れさせるというのは、すでに知られていることです。また、夜に画面を見ていると目が冴えてしまい眠れなくなるとも言われています。心地良い睡眠をとって生活と健康のバランスを整えるには、就寝前にパソコンやスマホは使わないこと。少なくともベッドに入る1時間前には電源をオフにして、寝室にはスマホを持ち込まないようにしましょう。
6. 食事中のテーブルにスマホは置かない
外食の際においしそうな料理を目にしたら、写真を撮りたくなることもありますよね。そこは一瞬スマホを利用するとして、気をつけたいのはその後。撮影してすぐに投稿しようと画面を操作しだして、目の前にある料理や友人を放ったらかしにしていませんか?テーブルの上にスマホを置きっぱなしだと気になってつい触ってしまいます。せめて食事中はバッグの中にしまって、その場を楽しみたいものです。
7. 五感を響かせる場に出かける
風に触れたり、森の音に耳を済ませたり、そんな素朴なことが何よりのリフレッシュになります。五感を刺激すれば、仕事や暮らしに必要な嗅覚(センス)やアンテナも磨かれていくはず。ちょっと近所の公園を散歩するだけでも、気持ちと頭がスッキリするかもしれませんよ。
8. 記録だけでなく記憶に残す
写真をたくさん撮るのも、思い出を誰かと共有するのもいいのですが、撮影して共有して満足しているだけでは心の奥深くまでを豊かにすることができません。目の前にある景色や一緒にいる人との貴重な時間も、めいっぱい楽しみたいですね。
9. 周りと比較しない
誰かと比べることで自分を確かめていたら、必要のない自信喪失をいつか招いてしまうかもしれません。ネット上で友人に嫉妬したり、周囲のリアクションを気にしすぎたり。そんなふうに過剰にとらえないで。SNSには収まりきらないあなただけの魅力に自信を持ってください!
10. 繋がりを外で作る
誰かと繋がりたい、という思いがネットに入り込みすぎる一因になることも。その思いを、現実の暮らしの中で満たしていきましょう。繋がりとは、人と会うだけではなく、アートや映画、演劇などを観に行っても感じられるものです。落ち込んだ時、前に進むヒントを外に探しに行ってみて。
11. 「いいね」が評価ではないことを認識する
「いいね」の数を自己評価の基準にしていませんか?誰かに見せること・見られることを意識しすぎていませんか?情報発信は、共感を得ることだけを目的にしないこと。軸は自分の中に持ちましょう。
12. 自分を見つめる時間を作る
毎日のコーヒータイム。数分だけでも、ひと休みしながら自分の考えや暮らしを静かに見つめてみませんか?実はそんな時間こそ贅沢なもの。時には自分と他者との境界線を確認してみましょう。心に余裕が持てれば、シンプルな幸せが見えてきます。
13. 趣味を見つける
単純なようで解決策として効果的なのが、趣味を見つけること。ネットサーフィンが趣味だとしたら、それ以外で探してみてください。体を動かすことで、無意識にデーターオーバー状態になっている頭の中がきっと整理できるはず。
14.花を生けてみる
自分自身にたどり着けるのが、シンプルな暮らし
今回ここでキーワードにした「シンプルな生き方」というのは、物理的なモノの少なさを意味することとは少し違います。ネット情報やSNSの繋がりを必要最小限にコントロールして自分らしく生きる、というシンプルさを指しています。必要最小限にすることによって豊かさが生まれるというのは、家の中でもネットライフでも同じ。
ネットに依存しすぎず、自分らしさを大切にしていってください。
歩いている時も友達と一緒の時も、ついスマホに夢中になってしまう。それはもうスマホ依存かも。
パソコンやタブレットを長時間見続けているのは目にも姿勢にも健康にもよくないことはわかっていながら、仕事上やむをえない人や、やめたくてもやめられない人もいるのではないでしょうか。
ちょっとここで、自分がどれだけネットやスマホに依存しているかを見つめ直してみませんか?