もっとポジティブで幸せな自分に近づく、褒めダイアリーのススメ
「褒めダイアリー」とは?
幸せは、自分の感じ方次第で決まる
著名な心理学者の研究では、年収約1兆円規模の大富豪たちの幸福度が「5.8ポイント」だったことに対し、年収約8万円のアフリカのマサイの人々の幸福度は「5.4ポイント」だったそうです。その差はたったの0.4ポイントでした!
このようなデータから、幸福感とは生活レベルに応じて得られるものではなく、人が決めることでもなく、自分の心の「感じ方」次第なのだということが推測できるはずです。
自尊心が低いと幸福感を感じにくい
しかしながら、あまりに自尊心が低いとなかなか幸せを感じることはできません。
「自分はダメだ」「他の人に比べて〇〇が足りない、劣っている」と、マイナス点ばかりに目が行き、常にネガティブ思考で過ごしていると、どんなに裕福になったとしても、幸福感に満たされることなく一生が終わってしまいます。
減点方式ではなく「加点方式」で自己評価すれば、幸福感がアップ!
褒め日記で幸せを感じやすい脳のクセをつけていこう
自分の良い面だけに焦点を当てて「褒めダイアリー」をつけてみましょう。
他の人のことは素直に褒めることができても、自分に関してはダメ出しをしてしまいがちではありませんか?自分のことだって、もっとプラス思考に受けとめてもいいんです!
ネガティヴに自己評価してしまう考え方のクセを日々見直し、以前よりもっと幸せを感じられる体質になっていきましょう。
褒めダイアリーの書き方は?どんなことを書けばいいの?
ささいなことでOK!「毎日の小さな幸せ」を見つけて書く
はじめはどんなことを書いていけばいいのか悩みますよね。そんな時は「近所に美味しいスイーツ屋さんを見つけた」「テーブルにお花を可愛く飾ることができた」などなど、あなたが発見した日々のほんの小さな幸せを記録していきましょう。
慣れてきたら「自分の良い点」を書く
日記に慣れてきたら、ちょっと恥ずかしいかもしれませんが自分の良い点を書いていきます。
自分ではあたりまえだと思っていることでも、他の人に「いいね」と褒めてもらえたことがあるなら、それは立派な美点です。
「自分でも頑張っていると思う」所、「自分のこんな部分は好き」だと思える所なども思い起こしてみましょう。
例えば「好奇心旺盛で行動的だ」「笑顔が素敵だと思う」「髪が綺麗だ」「爪の形が綺麗」「えくぼが可愛い」「まつ毛が長い」「包容力がある」「料理が得意」「美的センスがある」「アイディアを考えるのが得意」など。
または「今日は会社で自分から同僚や上司に笑顔で挨拶することができた」とか「仕事で怒られても感情的にならなかった。よく頑張ったね」「育児に追われながらも料理も洗濯もできた、わたしって凄い!」など日常の出来事も書いてみましょう。
とにかく自分を褒めてあげてください。
物事のマイナス面ではなく「プラス面」を綴る
冬の寒い日について書く時、いつもなら「寒すぎるので通勤が嫌だ」と書いているかもしれません。
でも「褒めダイアリー」では、物事の良い面・美しい所だけを書き残すように工夫してみましょう。
「寒さで空が澄んでいたので星空が綺麗だった」「真っ白な富士山が見渡せるほど見事に晴れていて気持ちよかった」など……。
雨の日だったとしても「どしゃ降りで、靴が濡れて台無しだ」と書くよりは、「雨の日は音楽が澄んで聴こえる」「あの人と一緒に歩道を歩いたとき、打つ雨の音がとても心地よかった」と書いてみましょう。
後で読み返した時にも、素敵な一日として記憶に刻まれるはずです。
「感謝の気持ち」を書く
人は決して一人では生きてはいけません。周囲を見渡せば、必ずあなたを支えてくれている人や、育ててくれた人がいるはずです。
そんな周りの人々に日頃言えない感謝の言葉を綴っていくのもおすすめです。
家族や恋人、友人、職場の人々やビジネスパートナーにも感謝することは沢山ありますよね。周囲の人々の悪い面ではなく、良い面を見つめて書き出すことでさらに愛情や幸福感が深まります。
「ミスの指摘、いつも気を遣って優しく言ってくれるんだよね」「落ち込んでいる時に一緒にいてくれると、それだけで笑顔になれる」など……。
食べている食材、癒してくれるペット、暖かい家、健康である体にも感謝し、その気持ちを綴ってみましょう。
あたりまえのようだけど、いつも自分を支えてくれるそれらのものがなかったら、どんなに寂しく困ることでしょう。想像するだけで、今身の周りにあるすべてのものの有り難さにきっと気付けます。
毎日、決まった時間に書いて習慣化しよう
褒めダイアリーを準備しよう
日記帳を新調しても、今お持ちの手帳につけてもOK
「褒めダイアリー」には、特別な道具は必要ありません。ペンと紙さえあれば、いつでもどこでも簡単につけることができます。
褒めダイアリーのために心新たに日記帳を買ってみるのもいいですし、今お持ちの手帳にちょこっと書き足しても、もちろんOK!
スマホのメモや日記アプリ、パソコンにつけても◎
スマホやPCのメモなどを使って「褒めダイアリー」をつけても◎。
スマホユーザー向けの日記アプリを使えば、道具なしでいつでもどこでも書けるメリットも。
では、アナログで書きたいノート派さんにも、スマホ派さんにもおすすめの日記帳やアプリをご紹介します。
貴方はノート派?スマホ派?おすすめアイテムのご紹介
やっぱり手書き!ノート派さんにおすすめのアイテム
余白が美しい。おしゃれでシンプル「ミドリ」のダイアリー
「シンプルイズベスト」の日記帳がほしいなら、ミドリのダイアリーがおすすめです。アイデアやイラストが書き込めるよう、マンスリーにも余白が残されているのが特徴。
本棚に置いてもおしゃれで、かつ書き手にとって自由度の高いデザインが魅力です。
昔懐かし「ツバメノート」のダイアリーノート
「ツバメノート」のシリーズなら学生時代に使ったことがある、という人も多いのでは?昔懐かしいデザインには愛着がわきますね。
A5サイズの方眼紙から成るこの「DIARY NOTE」には、2019年11月始まりのマンスリーも含まれており、スケジュール管理にも使えます。
大人っぽいくすみカラーが魅力の「ESダイアリー」バーチカル
こちら「ESダイアリー」の「バーチカル(スカイブルー)」は、A5サイズ。左ページは1時間毎の予定を書き込めるバーチカル式で、右ページはたくさんメモできる方眼紙になっています。
「ネイビー」や「エレガントグレー」などの色も。
表紙がかわいい!「Rollbahm(ロルバーン)」のダイアリー
ロルバーンのダイアリーは、豊富なバリエーションから選べるかわいい表紙が魅力です。シンプルなマンスリーと方眼紙のほか、クリアポケットが12枚もついているのも嬉しいですね。
スマホ派さんにおすすめ!無料&人気の日記アプリ
iPhoneユーザーさんに。鍵つき&写真も貼れる「シンプル日記」
こちらの「シンプル日記」はパスコードロックで日記に鍵をかけられるほか、フォントを選んだり写真を貼ったりもできます。時間になると「書き忘れてない?」と通知が送られてくるように設定することも可能。これなら長く続けられそうですね。
直感的に操作でき、シンプルなデザインなのもうれしいポイントです!
Androidユーザーさんには……「My日記 ~寝るまえ5分間日記帳~」
こちらもパスコードロックつきで写真を添付でき、1行から気軽にスタートできる日記アプリです。シンプルでかわいいデザインも魅力♪
もちろんこちらにも、書き忘れを教えてくれる通知機能がついています。
褒めダイアリーで自分に自信がついてくる
ポジティブな考え方のクセがついてくると、人にも優しく寛容に接することができるようになりますし、何より自分に自信が持てるようになります。
人と比較した上での相対的な幸福ではなく、自分の中に幸せを見い出すことができるようになるからです。
自分に両手いっぱいの花束をプレゼントするような心持ちで、日々褒めダイアリーを付けていきましょう。きっと毎日の心の幸福度がグッとアップするはずです。
せっかくの一度きりの人生ですから、できるだけ笑顔で過ごしていきたいですよね。
褒めダイアリーであなたの一日一日がますます楽しく幸せに輝きますように―
「褒めダイアリー」とは、その名の通り「自分の良いところ」を褒めながら書く日記のこと。
書き続けることでポジティブシンキングが身につき、幸福感がUPするそう!でも、どうして「自分の良いところ」を褒めることで、幸福感が上がるのでしょう?