毎日の歯ミガキ、正しくできてますか?
歯の健康を保つ一番の方法は、正しいブラッシングをすることです! テレビを見ながら、雑誌を読みながら、の「ながら磨き」になってしまって、ちゃんと意識して磨いている方は少ないのでは?
また、しばらく歯医者さんに行ってない……という方も、要注意。自覚はなくても、虫歯や歯周病が進行している場合もあります。そうならない為に、歯の磨き方を意識する機会を作りましょう。磨き方の他、おすすめの歯ブラシや歯ミガキ粉など、歯の健康維持に役だつアイテムも紹介します!
知っておきたい、歯ミガキの知識
歯ブラシを選ぶ
歯ブラシは広がってしまう前に取り換えましょう。目安は1ヶ月程度です。コシがなくなったり、毛が開いたものを使い続けては、歯ミガキの効果が激減してしまいます。道具はしっかりケアして、清潔に!
正しい磨き方
歯ミガキの時間帯はいつでもいいのですが、夜眠る前の歯磨きが一番重要です。睡眠中は口の中の唾液が減り、体温も上昇するので、虫歯の原因である細菌が繁殖しやすくなっています。食後の歯ミガキはあくまで食べかすを取るエチケット程度。一日一回は時間をかけた丁寧な歯ミガキをすることが大切なんです。
歯ブラシは鉛筆を持つような形で握り、力加減は毛先が広がらないくらいを目安にしましょう。歯茎が健康な方は歯ブラシを直角にあてて。歯周病対策には45度の角度であてましょう。
歯ミガキの目的は食べかすやゴミを取ることではなく、歯垢(プラーク)を取ることです。歯垢は細菌と代謝物の固まりで、虫歯や歯周病を招く原因になります。歯垢の溜まりやすい奥歯や、歯ぐきとの境目は念入りに磨きましょう。
奥歯は歯ブラシを小さく細かく動かし、一本ずつ磨くイメージで。5~10mmの幅を意識し、歯列を一気に磨くのはNGです。奥歯の横からも忘れず磨きましょう。
歯の裏側は磨き残しが多い注意ポイントです。ブラシを奥歯に対して少し斜めに挿し込み、前後に小さく動かしましょう。前歯の裏は歯石が付きやすいので、ブラシの角の部分を使い、しっかりと磨きます。
健康な歯って大事ですよね。笑顔の時、人と話をする時、見える歯が綺麗だと印象はぐっと良くなります。また、自分でも自信を持って人に接することが出来ますね。