「ヒュッゲ」をはじめる
シンプルに生きる
自然の一部であると感じる
「ヒュッゲ」の目印があれば
「ヒュッゲ」を見つける
心が安らぐ、落ち着く、守られていると感じられる「ヒュッゲ」な空間はありますか?家のなかに自分だけの特別な場所があれば、家に帰るのが毎日楽しみになりますね。街のなかなら、お気に入りのカフェや、静かな図書館、緑の豊かな公園が「ヒュッゲ」な空間という方もいらっしゃるでしょう。
マイチェアを一脚
ゆったりと身をあずけられる、座り心地のよいマイチェアを用意します。手持ちの椅子や一人掛けのソファでも、フカフカのクッションを置いたり、触り心地のよいカバーリングに変えたりしても、「ヒュッゲ」な場所は作れます。愛するペットがいれば、いっしょにくつろぐ時間は幸せなことこの上ないですね。
ブランケットにくるまれて
やさしい明かりを灯す
パソコンやスマートフォンのような、脳を刺激するブルーライトの元はオフにして、やさしい明かりを灯します。夕日のように包み込んでくれるような、あたたかなオレンジ色の明かりが「ヒュッゲ」にはおすすめです。ゆったりとした時間の流れを感じ、毎日頑張っている自分をねぎらいます。トゲトゲしていた心が、ふんわりとやわらかくなっていくのを感じましょう。
「ヒュッゲ」を楽しむ
家族や友人、仲間たちと楽しく集い、心地よい雰囲気のなかでも「ヒュッゲ」は生まれます。心を許し、お互い気を遣わない素のままの人間関係が理想ですね。もちろん、ひとりですごす時間にも「ヒュッゲ」はちりばめられています。心のこもった、ぬくもりのある時間をすごしませんか。
あたたかな料理を囲む
家族や友人とあたたかな料理を囲み、「ヒュッゲ」な時間を共有します。パーティーのような凝った料理は必要ありません。いっしょに料理を作ったり、それぞれが持ち寄ったりして、つながりや親しみを感じることが「ヒュッゲ」なのです。
丁寧にコーヒーを淹れる
「ヒュッゲ」の生まれた国デンマークでは、少人数で集まることを好み、一人一人とのつながりを大切にします。そんなときに欠かせないのが、丁寧に淹れたコーヒー。日本でもコーヒーショップをいたる所で目にするようになったように、ホッと一息つく時間に欠かせないアイテムですよね。道具や豆にこだわり、丁寧にコーヒーを淹れる時間もまた「ヒュッゲ」なものになります。
読書で豊かな心を育む
「ヒュッゲ」は自分自身を見つめなおすきっかけを与えてくれます。自分にとって本当に大切なものは何か、心地よくリラックスできることは何か。日頃から読書で豊かな心を育めば、その選択肢も広がるでしょう。読書はひとりで楽しむ「ヒュッゲ」にももってこいです。無限に広がる本の世界で、思い思いの満ち足りた時間をすごすことができます。
幸せはすぐ近くに
いかがでしたか?「ヒュッゲ」についてイメージはできたでしょうか。今回ご紹介したヒントはあくまでも一例であり、必ずしも「こうあるべき」というものはありません。しいて言うならば、「リラックスして幸せを感じる」ことでしょうか。自分なりの「ヒュッゲ」を見つけて、日常のなかにある幸せを感じ取ってくださいね。
「ヒュッゲ」と聞いて、ピンと来ないという方も多いのではないでしょうか。
明確な日本語訳はありませんが、例えるなら冬のこたつのような、「ほっこりとした幸せ」「じんわりとした心地よさ」といったイメージでしょうか。スタイルに関係なく、「ヒュッゲ」は存在します。もちろん、これは例であって、感じ方は人それぞれであり、それぞれの「ヒュッゲ」があります。