夏野菜が停滞し始めたら「土作り」のタイミング
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
どんな種を準備したら良い?
まだ日中の暖かさが残る9月は、水菜やレタス類・小松菜や春菊など鍋にも大活躍の葉物の種をまいておきましょう。遅くても12月には収穫できますよ。10月には大根やカブなどの根菜も種まきしていきます。その他にも白菜やほうれん草、豆類も準備したいですね。冬野菜にもワクワクするようなおいしい野菜がたくさんありますよ。
春に種まきする葉物は虫が付きやすく手間がかかりますが、秋に種をまくと同じ野菜でも虫が居なくなる時期なので、ほとんど害虫に悩まされることはありません。冬野菜で寒さに弱いものは冬越の準備が必要です。
冬越しの準備で必要なことは?
地域差もありますが、乾燥し寒くなる冬は野菜にとっても過酷な環境です。湿度や寒さから守るための冬越しの作業では、ビニール袋のようなポリエチレンフィルムを敷いたり、藁で根本をカバーします。藁が手に入らなければ、処分した夏野菜の葉や茎をとっておき、カットしておくと良いですよ。風が強い地域では、ビニールでカバー(ホットキャップ)を作りましょう。
冬に食べたい!おすすめの根菜
ラディッシュ
遅くても10月下旬までには種まきしましょう。1ヶ月もすれば収穫できるほど成長が早い野菜です。サラダやピクルス、お正月料理にもビビットな赤色が料理を盛り上げてくれそうですね。15度を下回らないように維持したいもの。日当たりの良い場所でを好みます。プランターでも育てられます。芽が育ってきたら5cm程度間隔をとって間引きしましょう。
カブ
大根
玉ねぎ
食卓に欠かせない玉ねぎも11月頃に苗を植えます。収穫は翌5月頃からなので時間が掛かりますが、珍しく連作可能な野菜なので常備しておきたいですね。乾燥に弱いので毎日の水やりはかかさずに。土を作る際にはリン酸を混ぜておきましょう。
冬こそ植え時!美しい緑が映える豆類
スナップエンドウ
そら豆
絶対育てたい!甘みが増す冬の葉物野菜
キャベツ
年間通して巻き時がたくさんあるキャベツですが、春〜夏の虫が多い時期は管理が大変ですよね。秋なら害虫も減ってくるので育てやすくなりますよ。品種は「秋用」を選ぶと失敗が少ないでしょう。水はけは良くし、肥料は多めで追肥も必要です。害虫予防にネットを張る方法もおすすめ。
白菜
冬の料理に欠かせない白菜は、これから寒くなる時期に真っ先に植えたい野菜です。土は深くしっかりと耕し、肥料も多めに混ぜておきましょう。こちらもキャベツ同様肥沃な土が適しているので、追肥は2週間に1回を目安に与えてくださいね。
トマトやきゅうり、ナスやピーマン。夏野菜の収穫が一通り終わり畑が寂しくなっていませんか?暑さが和らいで涼しくなってきたら、冬野菜の種をまいたり苗を植えるタイミングです。夏野菜で養分が減ってきているので、必要な肥料を足しながら土作りを始めましょう。