楽しく年を重ねる秘訣とは?
だけど、同じ年であっても、若々しい人もいれば、なんとなく元気がなく老け込んで見える人もいます。
年を重ねることをポジティブに捉え、成熟した大人の女性になっていくために、心がけたいことはなんでしょう。
1.人は一生成長できる
経験は成長するチャンス。学んだり、心を豊かにしてくれるだけでなく、肉体も死ぬまで成長を続けます。例えば筋トレだって、年齢を重ねていても頑張ったぶんだけ身体はちゃんと応えてくれます。
年齢を重ねることで、様々な変化と向き合う機会はあるでしょう。シワやシミが増えたり、疲れが回復しづらくなったり。若い頃のように無条件でちやほやされたり、可愛がられることも減っていきます。
だからこそ、自分自身がどういった姿勢で生きていくかという在り方が問われてきます。年を重ねても素敵な人は、内面が素敵な人です。内面から醸し出される雰囲気だったり、言葉遣い、ふとした目の輝きや表情でその人の魅力が決まります。
ネガティブに不平不満ばかり抱えて生きていたら、年齢を重ねるほどに、いつしか醜くなっていくでしょう。今日を大切に、毎日成長するために生きていれば、あなたの輝きは年齢と共にどんどん増していくことでしょう。
2.経験を重ね、視野を広げ深めよう
若い頃はどんなに背伸びしてみても足りないものがあります。それは経験です。経験をする中で自分自身がどんなことを考え、感じたかによって、価値観も変化していきます。
経験をすることは時に痛みを伴います。本や映画の知識からでは補えないこと、それが生身の経験です。
嬉しかったり、悲しかったり、腹が立ったり、我慢したり、泣いたり、笑ったり・・・経験を通していろんなことを感じることは、天から与えられたギフトのようなもの。なにかを失ったように思える時ですら、経験という価値を与えてもらっている...そんな風に捉えてみたら、“すべての出来事はあなたの人生を彩る素敵な1ページ”と思える日がいつかきっと来るはずです。
3.いつまでも夢と目標を大切にしよう
年齢を重ねても若々しい人は、いくつになっても夢や希望を持っています。
次はどんなことをしようかな?とワクワクすることは、とても大切なこと。ごく個人的な小さなことでも構わないし、とてつもなく大きな夢でも大丈夫。将来やってみたいことを想像することは、日々を大切にすることに繋がります。毎日を大切にできたなら、その先にある未来は、きっと今よりもっと素敵なものになっていくはず。
4.小さなことを気にするのをやめよう
細やかなことに気づくということは大切なことです。人の気持ちだったり、仕事のことだったり・・・細やかな気配りがプラスに働くことが何かと多い日本。しかし、小さなことに気を使いすぎるあまり、気疲れしてしまうことはありませんか?
あなたが気にしていることは、他の人にとってはどうでもいいことの場合もあるでしょう。小さなことにこだわって、もし疲れてしまうのならば、ちょっとだけ目をつぶってみるのも良いかもしれません。こだわることは大切ですが、度がすぎると、イライラの原因にもなりかねません。
なんだかイライラしたり、疲れているときは、最近小さなことを気にしすぎていないかな?と自分の心をチェックしてみてください。いつだって、おおらかな、ゆったりとした気持ちを大切にしましょう。
5.忘れることも大切なこと
人生に失敗はつきものです。失敗を見つめ、改善することは大切ですが、いつまでも捉われていては何も良いことがありません。
思い出もまた然り。思い出して幸せな気持ちになれる思い出なら宝物ですが、思い出して辛くなるだけの記憶ならば忘れてしまいましょう。過去はどんなに悔やんでも変えられません。今を大切に、未来を見つめて生きていくことが大切です。
6.年齢を重ねるからできるオシャレを楽しもう
年齢ごとに似合うオシャレは変わってきますが、年を重ねたからこそできる大胆な着こなしもあるはず。
人生は長く短い。固定概念にとらわれることなく、気分をガラリと変えて、新しいオシャレを楽しんでみるのも素敵ですね。
7.愛情豊かな人生は宝物
人生の終わりを迎えるとき、持っていると一番素敵なものはなんでしょう。それはお金でしょうか?お金はとても大切ですが、最後に残るのが豊かな愛情であったならば、あなたの人生はとても豊かだったといえるでしょう。
長く生きていると、先に天国に召されてしまう人も出てきます。いろんな悲しみや喜びを乗り越えた後、心の中に豊かな愛情が残っていたら、あなたが乗り越えてきた様々なことのすべてが、きっと宝物のように思えるはずです。
魅力的な唇のためには、優しい言葉を紡ぐこと
愛らしい瞳のためには、人々の素晴らしさを見つけること
スリムな体のためには、飢えた人々と食べ物を分かち合うこと
豊かな髪のためには、一日に一度、子供の指で梳いてもらうこと
美しい身のこなしのためには、決して一人で歩むことがないと知ること
人は物よりはるかに多く回復し、復活し、生きかえり、再生し、報われることが必要なのです
くり返し、くり返し、報われることが
決して何人たりとも見捨ててはなりません
助けてくれる手が必要なとき、自分の腕の先にその手があることを思い出して
年をとると、人は自分に二つの手があることに気づきます
一つの手は自分自身を助けるため、もう一つの手は他者を助けるために
女性の美しさは 身にまとう服にあるのではなく
容姿でも髪を梳くしぐさにあるのでもないのです
女性の美しさは、その人の瞳の奥にみえるはずです
そこは心の入り口であり、愛情のやどる場所だからです
女性の美しさは、顔のほくろなどに影響されるものではなく
その本当の美しさは その人の精神に反映されるものなのです
それは心のこもった思いやりの気持ちであり、時として見せる情熱であり
その美しさは、年を追うごとに磨かれていくものなのです
おわりに
肉体が老いていくことに、おそれを抱いてしまう時もあるかもしれません。しかし、年齢を重ねるごとに魅力的になっていけたならそれはそれは素敵なことです。日々を大切に暮らして、美しく年を重ねていけたら良いですね。
年齢を重ねること。老いていくこと。必ずみんなが経験することです。