コンパニオンプランツって何ですか?
出典:www.flickr.com(@angela n.)
一緒に、あるいは隣に植えることでお互いに良い影響を与える関係にある植物の組み合わせをコンパニオンプランツと言います。
コンパニオンプランツになる組み合わせとは、一例として
・水や栄養を奪い合わない
・相手の植物が育ちやすい土壌を作る
・日光を奪い合わない
・病気や害虫を予防する
・風よけになる
などの働きをする組み合わせです。
特に大規模栽培ではない家庭菜園やプランターでの栽培におすすめです。
コンパニオンプランツになる組み合わせとは、一例として
・水や栄養を奪い合わない
・相手の植物が育ちやすい土壌を作る
・日光を奪い合わない
・病気や害虫を予防する
・風よけになる
などの働きをする組み合わせです。
特に大規模栽培ではない家庭菜園やプランターでの栽培におすすめです。
トマト・ナス・ピーマンなどナス科のGood Partner
ナス科の野菜は家庭菜園でも大人気。ざっと挙げてみますと、
ナス・トマト・ピーマン・ジャガイモ・トウガラシ・パプリカなど、食卓の定番野菜がずらりと並びます。家庭菜園用にも育てやすい品種も多く、家庭菜園経験者はナス科の植物を一つは育てたという人が多いのでは。
ジャガイモは根っこを、他は実を食べるのに同じ仲間だなんて驚きですね。花や葉っぱは似ているものも多いですよ。
ナス・トマト・ピーマン・ジャガイモ・トウガラシ・パプリカなど、食卓の定番野菜がずらりと並びます。家庭菜園用にも育てやすい品種も多く、家庭菜園経験者はナス科の植物を一つは育てたという人が多いのでは。
ジャガイモは根っこを、他は実を食べるのに同じ仲間だなんて驚きですね。花や葉っぱは似ているものも多いですよ。
出典:www.flickr.com(@Jorge Luis Zapico)
しかし、同じ仲間なだけに、同じ栄養素を必要とするため栄養の奪い合いになったり、病気や害虫に対する抵抗力が弱くなってしまうことも。また、ナス科は連作障害に弱く、ナス科の植物を育てたら翌年以降しばらくは他の野菜を育てたり、土を改良するなどの工夫が必要。コンパニオンプランツの中には、連作障害を緩和するものもあるので、上手に取り入れてナス科ばかりが同じプランターに集中しないように植えましょう。
トマトの隣に植えたい野菜:アスパラガス
●トマトとアスパラガスの仲良しレシピ
ナスの隣に植えたい野菜:ねぎ
●ナスとねぎの仲良しレシピ
トマトの隣に植えたいハーブ:バジル
●トマトとバジルの仲良しレシピ
キャベツやハクサイなどアブラナ科のGood Partner
キャベツの隣に植えたい野菜:レタス
出典:www.flickr.com(@Todd Dwyer)
レシピが多く年中取り入れやすいキャベツ。一緒に植えるならキク科のレタスがおすすめです。
キャベツに卵を産み付けるモンシロチョウは、レタスの匂いが苦手。また、欲しい栄養素もお互い異なるため近くに植えるとお互いにメリットがあるのです。
●葉っぱコンビ!キャベツとレタスの仲良しレシピ
ダイコンの隣に植えたい野菜:ニンジン
●大根とニンジンの仲良しレシピ
ズッキーニ・かぼちゃ・きゅうりなどウリ科のGood Partner
●ズッキーニとねぎの仲良しレシピ
とうもろこしのGood Partner
とうもろこしの隣に植えたい野菜:豆の仲間
●とうもろこしとコーンの仲良しレシピ
そのほか知っておいて損はない!コンパニオンプランツの予備知識
いろんな野菜にOK!オールラウンダーなマリーゴールド
ミント類は虫から守ってくれる
要注意!相性の悪い植物の組み合わせ
コンパニオンプランツがお互いにサポートし合う関係なのと対照的に、お互いに悪い影響を及ぼしあう組み合わせもあります。近くに植えない、同じ土壌で続けて栽培しないなど工夫しましょう。
・ナス科×ナス科 =連作障害が出やすい組み合わせ(続けて耕作するのも避けましょう)
・ネギ類×大根 =近くに植えると大根が又分かれになることが。
・ウリ科×ウリ科 =互いに成長を悪くする。スイカやかぼちゃは広くツタを張るので混ざって育てにくくなることも。
・トマト×とうもろこし =丈が高くなる植物同士で日光を奪い合う
・ネギ類×マメ科 =マメ科の根について土壌に窒素を固定する根粒菌の働きをネギ科の植物が妨げる
他にもたくさんの組み合わせがあります。植え付け前に一度ご確認を。
・ナス科×ナス科 =連作障害が出やすい組み合わせ(続けて耕作するのも避けましょう)
・ネギ類×大根 =近くに植えると大根が又分かれになることが。
・ウリ科×ウリ科 =互いに成長を悪くする。スイカやかぼちゃは広くツタを張るので混ざって育てにくくなることも。
・トマト×とうもろこし =丈が高くなる植物同士で日光を奪い合う
・ネギ類×マメ科 =マメ科の根について土壌に窒素を固定する根粒菌の働きをネギ科の植物が妨げる
他にもたくさんの組み合わせがあります。植え付け前に一度ご確認を。
ユリ科のアスパラガスは、トマトなどナス科との相性が良いコンパニオンプランツ。ユリ科の植物を隣に植えることでお互いにとって苦手な虫を追い払ってくれます。
アスパラガスは一度植えて数年も経つと同じ苗のまま同じ場所で何年も収穫できます。対してトマトなどナス科の植物は一年ごとに苗を植えることになりますが、連作障害が起きやすいので一年ごとに場所を移したり、土の環境を変えるなど対策が必要。
また、にんにくなどネギ科の植物はアスパラガスの立枯病を抑えると言われています。ナス科の植物を植えたところに翌年はネギ科を植えて循環させてゆくのも良いかもしれませんね。