疲れているのになかなか寝付けず、眠れたと思ったらもう朝・・・浅い眠りは疲れもとれない上に一日中だるさが残ってしまいますね。
いい睡眠をとるために寝る前の習慣を見直してみませんか?
寝付きが悪くなる原因
寝る前のパソコンやスマホ
パソコンやスマホの画面のブルーライトは睡眠の質を低下させると言われています。寝る直前まで仕事をしている方も頭が冴えてしまい寝つきがわるくなってしまいます。
身体が冷えている
今の時期、外は暑いけど屋内や電車の中の冷房は寒い・・・。夏は気づかない間に身体が冷えすぎてしまうことも多いですね。夏の健康は体温調節がカギ。体温調節をうまくすることで睡眠の質も変わってきます。
日中ダラダラと過ごす
忙しい合間のお休みはついゴロゴロダラダラしたくなってしまいますが、それも睡眠の質を下げてしまう原因です。夜ぐっすり寝て朝すっきり起きるには日中の行動も見直してみましょう。
悩みがある
寒かったり暑かったりすると、心も弱ってきてしまうことがあります。普段気にならないことで考え込んでしまったり、悩んだりして不安から眠りが浅くなってしまうこともあります。また、夏の夜明は外が明るくなるのが早いですね。不安感があったり眠りが浅いと、外が明るくなると目覚めやすくなってしまいます。
いい睡眠をとるためにしたいこと
いい睡眠のためには寝る前や日中の行動がカギとなってきます。
着心地のいい部屋着をみつける
体温調整と大きくかかわってくる部屋着。コットン素材なのかシルクなのか・・・寝るときに自分が心地いいと感じる素材を選びましょう。肌が心地いいと自然と心もほぐれてきます。
寝るとき薄着をしすぎない
夏は寝苦しくてつい薄着をしてしまいがちですが、身体を冷やすと眠りが浅くなってしまいます。首・肩・二の腕・足首を冷やしすぎないようにしましょう。
気持ちのいい寝具を揃える
パジャマや部屋着と同様布団や枕などの寝具にもこだわりましょう。いいマットレスや枕も重要ですが、いいものは高い・・・。そう感じたらまずはカバー類から変えてみてはどうでしょうか?部屋に合う色で選ぶのも大事ですが、それよりも肌触りや素材にこだわってみましょう。
普段布団に熱がこもって寝苦しいと感じている方は、カバーをさらっとした素材に変えるだけでも寝心地が変わったことを実感できると思います。冬と夏でカバーの素材を変えるようにしてみましょう。
お風呂はぬるめでゆっくりと
これはみなさんご存知の方も多いのではないでしょうか。夏は冷房で身体が冷えてしまうので、湯船に浸かってゆっくり温まるのも良質な睡眠をするためのに大事なことです。時間が無くてシャワーだけで済ませたいという方は、頭・首・肩・足首にシャワーをあてて温めてみてください。
ボディケアでリラックス
冷えやむくみ、乾燥は夏の肌の悩みでもありますね。自分の身体のケアは忙しいとつい疎かになってしまいますが「今日こそはしっかり眠りたい」と思っている時こそボディケアをていねいにしてみましょう。
ぐっすり眠りたいならば、肌を保湿しながらのマッサージがいいでしょう。特に足をオイルやクリームでマッサージすると翌朝の身体がすっきりしやすくなります。面倒だと感じてもこのひと手間で翌日の身体の動きに変化が出てくるので夏バテなどで身体がだるい時にこそおすすめです。
ストレッチや深呼吸をする
疲れのひどい時は身体に酸素を行き渡らせるイメージでゆっくり大きく呼吸をしてみましょう。その時に気持ちいいと感じる程度にストレッチすると効率的です。深い呼吸は身体や脳をリラックスさせる効果が大きいので、布団に入ってる状態でもやってみてください。
身体を温めるドリンクを
ホットミルクは安眠にいいと聞いたことがあるのではないでしょうか?ホットミルクにこだわらず、身体に熱がこもって暑いと感じるときは冷たいドリンクを、日中寒かったなと感じたらホットドリンクを・・・などその時の身体や気持ちのコンディションで飲み物を決めてもいいでしょう。
軽めにお酒を飲む
寝つきが悪い時はほろ酔い程度に飲んでみましょう。深酒は眠りが浅くなってしまいますが、適度な飲酒は睡眠のいいパートナーとなってくれます。
寝る数時間前から部屋を暗くする
人の体内時計は光とともに経過していきます。明るいと身体が活動的になり、暗いと自然とリラックスするようになっているので光をうまく使いましょう。寝る前は間接照明やキャンドルで部屋の明るさを抑えると自然と寝つきがよくなります。
スマホではなく本を
寝る前についついスマホをいじってしまう人は、それを本に変えてみてはいかがですか?本をめくる音、紙の感触。タブレットやスマホにはない優しい質感が本にはあります。寝る1時間前だけでもスマホなどのブルーライトを目に入れないようにすると睡眠の質が良くなるといわれています。
日記や考えていることを書いてみる
頭の中の整理ができずにベッドに入ってもモヤモヤと考え事をしている方、その考えを紙に書いてみてはいかがでしょうか?その日あったことを日記に書いてみるのもいいでしょう。頭がクリアになると身体も自然と楽になってきます。
泣いてみる
「涙活(るいかつ)」という言葉はご存知ですか?泣くことはストレス発散になると言われています。難しいかもしれませんが泣いてみてください。なんとなくすっきりして寝つきがよくなるでしょう。
昼間は思い切り楽しむ
仕事でもプライベートでもよく笑い楽しんだ一日は、寝る時まで楽しい気持ちが続きますよね。楽しかった一日をベッドで思い返していると自然とうとうとしてくる・・・・というのが理想です。
少しでいいから身体を動かす
歩く・走る・階段を使う・自転車に乗るなど、日常生活の中でも意識して動くようにしてみましょう。夏であれば少し動いただけで汗が出てきます。汗をかいた日は身体が程よく疲れていい睡眠ができます。
朝気持ちよく目覚めるためには
ぐっすりと寝てすっきりと目覚めるのが理想ですよね。すっきり目覚めるための工夫もしてみましょう。
朝日をきちんと浴びる
朝日を浴びると体内時計がリセットされ、身体が自然と目覚めてくれます。
とりあえず外の空気を吸う
朝日を浴びると同時に朝イチの澄んだ空気を身体に取り込みましょう。部屋の窓を開けて空気を入れ替えるように身体の空気を入れ替えるイメージです。
布団の中でストレッチ
低血圧などでなかなか起き上がれない場合、まずは布団の中でゆっくり伸びてみましょう。身体が起きてきたらゆっくり起き上がります。
朝の楽しみを用意しておく
子供のころ、朝起きた瞬間からワクワクして起きてしまう。という経験をしたことはありませんか?大人になるとだるさや疲れが勝ってしまいなかなかベッドから出られなかったりします。そこで、思わず起きてしまうような朝の楽しみをつくってみましょう。
例えば朝食。好きなフルーツやドリンクを準備しておいて朝の自分のためにご褒美を用意しておきましょう。
朝イチの予定を決めておく
朝6:00に起きて早朝散歩に出かける!!など、朝イチの予定を決めてしまいましょう。予定がないとダラダラと寝てしまいますが、やることが決まっていれば起きやすくなります。
夜やりたかったことを朝にする
夜に仕事をすると頭が冴えてなかなか寝付けなくなってしまいます。翌朝でも間に合いそうな事は早起きしてやることにしてみましょう。眠気と闘いながら夜仕事するよりも、朝すっきりした頭でした方がはかどるというメリットもあります。
今日の夜からリラックスした睡眠を
自分のライフスタイルに合いそうなヒントはありましたか?いい睡眠は良い生活の基盤ともいえます。1日を作るのは、朝ではなく前日の夜なのかも・・・と考えると寝る前のリラックスが重要になってくるようです。楽しい夏を過ごすためにしっかり良質な睡眠をとりましょう。
最近、気持ちのいい睡眠できていますか?