夏の強烈な日ざしのとき木陰に入ると涼しく感じられます。普通の日陰より木陰のほうが涼しく感じるのは植物の葉から水分が蒸散されることで周囲の温度が下がっているからなのです。
それと同じように家の窓際でつる性の植物をカーテンのように育てて、日光を遮ったり和らげることで室温の上昇を抑えたり、植物の間を通り抜ける風が冷やされることで家の中を快適にすることができます。それが「緑のカーテン」です。
グリーンカーテンの育て方
グリーンカーテンの大まかな育て方をご紹介します。育てる品種や地域によって、必要な環境や時期が異なるので、迷ったらお近くの園芸店やホームセンターで相談すると良いでしょう。
苗が育つとつるが伸びていきます。つるの成長はとても早いので、用意した支柱に巻き付くよう、必要に応じてビニールタイや麻縄で誘引(つるや茎を支柱やネットにゆるく縛ること。)します。特に重い実がなるものは、ヘタ近くを誘引することで実が育ちやすく、傷つきなどを防ぐこともできます。
お水は晴れたら1日1回、たっぷりあげましょう。プランターの場合、底から水が流れ出すくらいまであげます。虫や病気が発生した時には、症状に応じて駆除剤や保護液などを施します。
花が咲いてから実がなるまでの間は、肥料をあげましょう。それぞれの植物に適した配合の肥料が売られています。
ここまで手をかけたら、あとは収穫を楽しみに待ちましょう!
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
グリーンカーテンにおすすめのつる性植物たち
ゴーヤー
ゴーヤを使ったレシピは例えば...
四角豆
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キワーノ
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パッションフルーツ
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ヘチマ
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朝顔
フウセンカズラ
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グリーンカーテンをはじめてみませんか
出典:www.flickr.com(@Yasunobu HIRAOKA)
グリーンカーテンは、夏の暑さをエコにしのぐ、自然の力を活かした暮らしの知恵。さぁ、今夏は育てて食べて、涼んで楽しい、グリーンカーテンをはじめてみませんか?
夏の暑さに有効な、緑のカーテンを作ってみませんか?
朝顔やゴーヤーなどつる性の植物を使って、窓に日差しよけを作る工夫を、グリーンカーテンと言います。エコロジーで見た目にも涼しく、最近では公共施設でも見かけることが多くなりました。太陽が恨めしいほど暑い日、コンクリートやアスファルトは見るのも嫌になりますね。グリーンカーテンなら遮光効果や冷却効果もあるので、エアコンの使用を抑えることができ節電・省エネにつながります。それに、緑が揺れるカーテンを通り抜ける風は、冷房よりも緩やかに涼しさを運んでくれますよ。