休日を一人で満喫することにあまり慣れていない人は、まず身近な場所へ出かけてみましょう。オススメは居心地の良さそうなカフェ。窓からの眺めがきれいだったり、ソファ席があったりすると、一人でものんびり過ごせるはずです。

手持ち無沙汰になるとすぐスマホを取り出してしまうという人も、おひとりさまの時間を過ごす時はあえてぼーっとしてみましょう。一杯のコーヒーを味わいながら、この後何をしようかプランを練るのもいいですね。

一息ついたら、読書にふけるのもオススメです♪おひとりさまの休日は、いつか読もうと思っていた本を読み始めるのにぴったりの日。静かなカフェを選んで、たっぷり時間をかけて読みふけりましょう。

お仕事のスキルアップや趣味のための勉強をするのもいいですね！自宅ではなかなか思うように進まないという場合は、環境を変えてみるとうまくいくかもしれません。そんな時に、カフェはまさにうってつけの場所。テーブルが広く、書き物をするのに適したお店を探しておくといいですよ☆

一人で外食することに慣れていない人でも、カフェで軽くランチをするくらいならハードルが低いはず。おひとりさまの食事には、ゆっくり時間をかけて味わえるという良さがあります。

一人で過ごす休日にぜひ実践してほしいのが「ショッピング」。特に趣味の物を買う時は、おひとりさまの方が気兼ねなく時間を使えます。お気に入りの物に出会えるまで、じっくり吟味しましょう。また、知識の豊富なお店の人に話を聞いてみるのもGOOD！掘り出し物を紹介してもらえるかもしれませんよ。

洋服や靴などを買う時も、おひとりさまの方が身軽に行動できます。気になるお店をいくつも回ったり、フィッティングに時間をかけたりしても、一緒にいる人を待たせる心配がないので気が楽ですよね。

おひとりさま上級者の中には「一人旅」を楽しむ人もいますよね。でも、初心者がいきなり泊りがけの旅行に行くのは、かなり勇気のいること。そこでまずは、日帰りで行ける「プチ旅行」を計画してみましょう。あまり予定を詰め込みすぎず、のんびりできるプランがオススメです。

「プチ旅行」のメリットは、準備に手間がかからないこと。登山など特別なことをしないのであれば、いつものお出かけスタイルで十分です。前日や当日に思い立ってもすぐ行動に移せるので、おひとりさまの休日にぴったりなんですよ♪

ちょっと足を伸ばして、リフレッシュできる場所へ出かけてみましょう！特にストレスや悩みを抱えている時には、プチ旅行が大きな癒し効果を生むはずです。その土地の美味しいものも味わって、しっかりエネルギーチャージして下さいね。

趣味や教養を深めることは、そのまま自分磨きにも結びつきます。興味を持っていることがあれば、一人でもどんどん参加してみましょう。例えば、料理教室などはほとんどがクラス制のレッスンですが、大半の人は一人で参加しています。通ううちに同じ趣味のお友達ができることもあるので、社交の場として利用するのも一つの方法です。

また、習い事は室内でするものだけではありません。体を動かす方が気持ちがスッキリするという人は、スポーツを習うのもいいでしょう。プチ旅行も兼ねて少し郊外へ足を向ければ、乗馬レッスンを受けられる場所があるかもしれませんよ☆

休日をさらに自分磨きに使うために、時には芸術に触れてみましょう。静謐な時間の流れる美術館は、おひとりさまでも全く気兼ねのいらないオススメの場所。普段から展覧会の情報をチェックしておくと、思い立った時にすぐ出かけられますよ。

同じく映画や演劇も、感性が刺激される素晴らしい芸術です。鑑賞中はその世界にどっぷるハマることが一番ですから、おひとりさまで出かけても何の問題もありませんよね。始まる前はパンフレットなどを熟読して気持ちを高めましょう♪

大好きなミュージシャンのライブなら、おひとりさまでも思い切って出かけられるはず。前の方で見る勇気がなければ、まずは2階席で静かに鑑賞するなど、少しずつ場の雰囲気に慣れていきましょう。そのうち、一人でも最前列で見られるようになるかもしれません！

周囲に合わせすぎてしまう人や、本当はひとりが楽だけど、誰かとつながってないと不安といったネガティブな感情で集団行動を選んでいる人は、心が疲れきってしまいます。そんな時は一人行動をするほうが、自分がより自分らしくいられて、さらに心も強くなれるでしょう。

一人で過ごす休日は、他人のペースに巻き込まれることなく自分とじっくり向き合うことができます。日記を書いたり、スケジュールの調整や、家計の見直しをしたり、将来や今後のことについて具体的に考えてみるとよいでしょう。

また、毎日仕事に追われていると、本当は自分は何が好きだったのか、何をやりたかったのか忘れてしまうこともあります。時には自分の内面とじっくり向き合って、自分らしい人生を歩めているのか、他人の人生を生きてないかどうか、心の声に耳を傾けてみてはいかがですか？

おひとりさまにとって老後は少し不安かもしれません。おひとりさまが楽しく生き生きと老後を過ごすためには、今のうちから漠然とした老後の生活費をきちんと割り出し、その額を今から計画的に貯金していく必要があります。さらには体力がなくてもできるような自分を活かせる仕事を見つけておくこと。そして自分がずっと続けていきたい一番好きなことを見つけておくことが大事です。

またもし不足分が発生したとしても、今の時代はクラウドソーシングが発達していて、在宅でも働くことができます。老後は体力を使わなくてもできるWEB関連の仕事を選ぶなどすれば、女性ひとりでも生計を立てることが可能な時代です。
年金に頼りきるのではなく、今のうちから手に職をつけておくことで、将来の不安が軽減され自由な生活を満喫できるようになるでしょう。

毎日時間があって、ひとりで好きなことができる老後。例えばアメリカの絵本画家で園芸家のターシャ・テューダーをお手本にしてみるのはいかがでしょう。ターシャはバーモント州の郊外で50代半ばから自給自足の一人暮らしを始め、季節の花々を育て広大な美しい庭をつくりあげたそうです。老後に、そんな夢のようなナチュラルライフを叶えるのも素敵だと思いませんか？

一人でも豊かな時間を過ごせるのは、他人に依存せず、精神的に自立している証拠です。せっかく自由に使える時間があるのに、ただ寂しいと感じてしまうのはもったいないですよね。まずは身近なことから始めて、おひとりさま上級者を目指してみましょう！