お金をかけずに上質な時間を過ごす
高級なものではなく、お気に入りのものを
高価なもの=美しいものではありません。美しいものを語るのに、値段を語る必要はないのです。
ファッションも、メイクも、部屋も、ライフスタイルも、誰かやみんなの評価をすべてと思わずに、「私のお気に入り」を選んでみてはいかがでしょう。
好きな人と過ごす時間を大切にする
恋の国、フランス。パートナーと過ごす心をゆるしあえる時間は、至福の時間です。
朝、ゆったり過ごす時間をフランス語で『la grasse matine'e(グラスマティネ)』というのだそうです。直訳すると「朝寝坊」という意味にもなりますが、日本語と違って、なんとなくのんびりした雰囲気を感じる素敵な言葉ですよね。
ステータスで友達を見ない
お金、地位、社会的ステータス?それが友達の条件でしょうか。
会話を楽しむこと、一緒に楽しい時間を過ごすこと、困ったときにそっと手を差し伸べること。
友人との間に社会的ステータスは必要ないと思いませんか?
食事は楽しむことを重視する
健康に気を使うことは大切。だけど、食べることを楽しめなくなるくらいなら、ちょっとくらい身体にお肉がついてしまっても気にすることはないのです。
人生は一度きり。思い切り楽しみ尽くして!
豊かな人生を歩むうえで、自分の見た目や体型なんて関係ありません。美しさの基準は人それぞれ。本物の愛は、見た目や体型をどんなに整えたからといって手に入るものではありません。まずは、ありのままの自分に自信が持てるよう自分磨きからはじめましょう。
大人だって子どものように遊んでいい
どんな美しい女も年にはかなわない。
だからといって、年齢どおりに老ける必要はない。
女は自分で考えて
決めた分だけ年をとればいい。
もう〇〇歳だから…と、大人ぶってみたり、ちょっと斜に構えてみたり…
社会の目?そんなの誰が決めたのでしょう。いつだってあなたは、あなたの好きなように年を重ねることができるのです。
エスプリの利いた自分流の褒め方をしよう
「わぁ、素敵!」って言われたら、誰だって嬉しいもの。
喜ばせ上手は、幸せ上手。ちょっぴりユニークな褒め方も、時には楽しんでみて。さりげなく褒めて褒めて、身近な人にも、もっと素敵になってもらいましょう。
旅は、暮らすように楽しむ
家をまるごと借りて、暮らすように旅をする... フランスには、シャンブル・ドットという、一般家庭が空き部屋+朝食を提供している宿があります。多少不便かもしれませんが、他の宿泊者やオーナーと交流したり、人との出会いが楽しめるところが魅力的なんです。
また、旅のハードルをぐっと下げて、ふらりと散歩にでかける気持ちで旅へ出てみたら、そこは新しい日常が待っているかもしれません。
半日旅行でもOKです。日常の延長線上で、ふらりと小さな旅に出かけてみましょう。
大好きな香りに包まれる
せっけん、お花、リネン、香水、大好きな人の香り。
好きな香りに包まれるって、なによりの贅沢。
いやなことがあった日も、好きな香りに包まれるだけで、たちまちうっとりしてしまう。香りを上手に使って、気持ちの浮き沈みもスムーズにコントロールできる大人の女性でありたいものです。
おわりに
エレガンスな女性とは?
そんなことを考えたときに、ふと浮かんできたのは「自分らしく、豊かに自由を楽しむ、自立した女性像」でした。
社会人になって、いつもなにか縛られているように感じるという声をよく聞きます。でも答えはNon!それはほんの思い込みにすぎません。
私たちはいつだって自由。肩の荷をふっとおろして、自分を客観的に眺めてみて。今とは違ったあなたが鏡にうつっているはず。
人生は一度きり。誰かの価値観に依存することなくあなたらしく生きてください。それがパリジェンヌから学ぶエレガンスな生き方なのではないでしょうか。
エレガンスとはなんでしょう。それは、人生を美しく生きること。女性であることを楽しむ知恵ともいえるかもしれません。