明治の初期に日本に渡来し、その当時から美しい姿と育てやすさから人気を集めていた「オリヅルラン」。現在でも観葉植物として常に人気の上位にあげられる植物です。最近では室内の空気清浄効果もあることがわかり、さらに注目度UP!!美しく丈夫で育てやすい、そんな「オリヅルラン」について今回はご紹介します!!2018年01月29日更新
細長い葉が特徴的な「オリヅルラン(折鶴蘭)」は南アフリカ原産の多年草植物。名前に”ラン”と付きますが、ラン科の植物ではなくユリ科に属する植物で、大変育てやすく観葉植物としても人気です。現在「オリヅルラン」の仲間は世界中に200種類ほどあると言われていています。
放射状に茂る葉のシルエットが美しい「オリヅルラン」は、”ランナー”と呼ばれる細い茎を長く伸ばし、その先に白い花をつけ、開花後には子株をつけます。その子株の姿が”折り鶴”に似ていることからこの名前がつきました。
ランナーの先についた子株は植え替えて増やすことも◎ちなみに「オリヅルラン」の花言葉は”集う幸せ”、”子孫繁栄”。この素敵な花言葉は「オリヅルラン」が子株を多くつけ、どんどん子孫を増やしていくことに由来しているそうです。
こちらは開花の様子。春から夏にかけて花を咲かせます。鮮やかなグリーンが印象的な植物ですが、お花は可愛らしい小さな白いお花♪「オリヅルラン」を育てる上で開花も楽しみのひとつです。
暑さ寒さ、そして乾燥に非常に強く丈夫な性質で、初心者でも比較的育てやすいと人気の「オリヅルラン」。日当たりの少ない場所でも育ちやすいことから観葉植物として室内で育てるのにもピッタリです。
日当たりの少ない場所でも育ってくれますが、やはり植物ですので日光によく当てた方が丈夫に育ち、ランナーや子株もできやすくなります。また、寒さには強い植物ですが、もともとは熱帯地方の植物ですので冬は室内に取り込むか、霜よけを行いましょう。
「水やり」は春から秋は、土の表面が乾いたらたっぷりと、冬は土を乾かし気味に控えめに。冬に水を与えすぎると根腐れをおこすので要注意です。「肥料」は春から秋の生育期に”緩効性化成肥料”を2か月に1回与えます。肥料を与えることによって葉の色つやがよくなります◎
病気では葉っぱに黒褐色の小さな斑点ができる「炭そ病」、害虫では「カイガラムシ」が発生しやすいと言われています。見つけ次第早い段階で薬剤散布を行いましょう。
植え替えの適期は5~9月頃。生育が旺盛な「オリヅルラン」は根が太くよく伸び根づまりしやすいので、できれば毎年植え替えた方が◎植え替えの際には1~2回り大きな鉢に植え替え、大株になったら株分けで増やすこともできます。
オリヅルランは”株分け”かランナーについた”子株”を植える方法で比較的簡単に増やすことができます。”株分け”は根についた土を1/3程落とし、ハサミで2~3株に切り分けて下葉を数枚落とし、今までと同じサイズの鉢に植えつけます。
”子株”から増やす方法は、子株を外して植えつけるだけでOK!子株は葉が8枚以上ついているものを切り取るのがポイント。あとは土を入れた小さめの鉢に植え付ければ完成!いずれの方法も適期は5月から9月。こうして増やしていくのも「オリヅルラン」を育てる楽しみのひとつです。
「オリヅルラン」の代表的な飾り方といえば”ハンギング(吊鉢)”。お部屋の中や窓辺に吊るすと鮮やかなグリーンがひと際映えて、お部屋の中が爽やかな印象に♪♪
「オリヅルラン」の子株は多肉植物のように土の上に直接置いていると根付くほど丈夫!可愛い子株でいろんなアレンジが楽しめそうですね♡
こちらは”寄せ植え”のアレンジ。「オリヅルラン」は他の植物との相性もいいので”寄せ植え”にも最適!
お花と組み合わせた”リース”の寄せ植えもステキ♪
”苔玉”を使った和のアレンジも◎子株を使えばミニ盆栽にも活かせそう!
こちらは”水栽培”の「オリヅルラン」。育て方は、水をはった容器に直接株を挿しておくだけでOK!涼し気で可愛らしいですね♪”水栽培”のポイントは毎日お水を取り替えて清潔な状態を保つこと。植物活力剤を加えると、さらに育ちがよくなるのだとか。
観賞のみならず、大きく育てたり、増やしたり、アレンジしたり…たくさんの楽しみを運んでくれる「オリヅルラン」。花言葉の通り縁起のよい植物ともされているので贈り物にしても素敵ですね♪これから植物を育ててみたい方にもおすすめ!ぜひ大切に育ててみてくださいね♡
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細長い葉が特徴的な「オリヅルラン(折鶴蘭)」は南アフリカ原産の多年草植物。名前に”ラン”と付きますが、ラン科の植物ではなくユリ科に属する植物で、大変育てやすく観葉植物としても人気です。現在「オリヅルラン」の仲間は世界中に200種類ほどあると言われていています。