現在、フランス生まれの"ポタジェ"が日本で密かなブームになっているってご存知でしたか？ポタジェとは、果樹や野菜、ハーブを混ぜて育てるおしゃれな家庭菜園のことを指し、庭がなくても、ベランダの小スペースを活用して手軽にはじめられるのが魅力的。今回は、そんなポタジェを大解剖！いろいろなポタジェガーデンのアイデアやコンパニオンプランツのご紹介はもちろん、目と舌の両方で楽しめるポタジェの作り方もたっぷりとお届けします。

食の安全への関心の高まりから、家庭菜園をやってみたいと考える人が増えてきました。

「ポタジェ」とは、フランス語で「家庭菜園」のことですが、日本では花やハーブや野菜を一緒に植えて、食べるだけでなく見た目も楽しむ菜園の事を表します。イギリスでは家庭菜園の事を「キッチンガーデン」と言う事から、この名で呼ぶことも多くなってきています。

ご自宅にお庭がなくても、ベランダやコンテナを使って気軽に作ることができるのも魅力です。
ポタジェガーデン作りに、ぜひあなたもチャレンジしてみませんか？

庭の土そのままではうまく育ちませんので、肥料や土壌改良剤を混ぜた土を作ります。

料理としても相性バッチリなトマトとバジル。一緒に植えると、バジルが余分な水分を吸収して、トマトが甘くなります！トマトは水分少な目に育てると美味しくなるのです♪

防虫効果の高いマリーゴールドを一緒に植えることで、他の植物はすくすくと育ちます。スイカやきゅうりなどウリ科の植物と組み合わせるといいそう。

マリーゴールドは、根から殺センチュウ成分を分泌するほか、さまざまな害虫を遠ざけてくれます。一緒に植えたり、菜園の縁取りにして取り入れると、かわいいばかりか農薬も減らせるんです！

ラベンダーは蚊をよせつけません。作業中に蚊がよってくるのは本当にうっとうしいので助かりますよね☆

イチゴの受粉にはミツバチが不可欠ですが、ラベンダーやボリジ、マジョラムはミツバチを呼ぶ寄せるハーブとして知られます。また、カモミールを一緒に植えるとイチゴが嫌うアブラムシ対策にいいようです。

板やレンガを組み合わせて高さを出したスタイル。土の高さが高いと、収穫する時やお手入れする時に身体が楽ですね!

ポタジェガーデンに加える彩りとして、お花の代わりにエディブルフラワーを植えてみるのも良いですね！
観賞用だけでなく、育ったら食べられるのがうれしい。いくつか育てやすいものをご紹介します。

クセが無く、サイズも程よく、色もきれいなのでお皿に彩りをプラスするのにぴったり！そして、見た目がきれいなだけでなく、食物繊維、ビタミンＡ、ビタミンＣも豊富なんですよ！

花言葉は「わたしに触れないで」ですが、食べられるお花です。レタスのようにしゃきしゃきとした食感が特徴です。

ハーブはちょっと手の届く所に植えてあると、お料理にとても便利です！お店で買うと多すぎて余ってしまう事もよくありますしね☆

大きな鉢を置くスペースがなくっても、小さな鉢をたくさん置いても可愛らしいベランダに。鉢のカラーやテイストを統一したり、組み合わせてコーディネートしてもいいですね!

はしごを棚として使っても、おしゃれなだけでなく、小さなスペースを有効活用できます。

スペースが限られているときは、すのこの出番!すのこをカラーリングして、ハンギングしたり、棚をつけたり。お洒落で場所もとらないし、日当たりも高低差でよくできるから植物がぐんぐん育ってくれますよ♪

テーブルも置いたら、その場でポタジェを収穫して味わうこともできちゃいますね！

大きめの鉢なら、果樹を植えても大丈夫です！収穫した果物でお菓子作りなんて素敵ですよね♪

ベランダにレンガやタイルなどの床材を敷き詰めたり、経年感のある雑貨や流木を置いてもOK!排水溝に流れ出ないように注意すれば、玉砂利を敷いてもいいですね。

縦の空間をうまく取り入れてみました。これなら省スペースでたくさんの野菜やハーブを栽培できますね!まさに機能的な菜園♪

ガーデニンググッズも飾るととても素敵です！それにこれならなくす心配もなさそうです☆いっしょに、アンティーク調のキッチン雑貨をかざってもこんなにオシャレな感じに。