「シンプリスト」の簡素で単純な暮らし

「シンプリスト」と「ミニマリスト」の違い
「シンプリスト」について

「シンプル」とは簡単、質素、単純という意味になります。「シンプリスト」は、モノの数には関係なく、暮らしの要素を単純化して、プレーンで統一感のある暮らしを実践している人たちのことです。
「ミニマリスト」について

「ミニマム」とは最少、最低限、最小値という意味になります。「ミニマリスト」は、なるべくモノを持たず、不要な要素は排除して、必要最低限の暮らしを実践している人たちのことです。
「シンプリスト」の生き方を知るための10のこと

「シンプリスト」の生き方は、簡素で単純、明快です。すべてにおいて分かりやすくて、暮らしやすいことに重点をおいています。毎日をシンプルに、心豊かに過ごすために「シンプリスト」が心がけている10のことを纏めています。ぜひご参考にしてくださいね。
1.モノを捨てないために。大切にしたくなるモノを手元に増やす
2.好きなモノや心躍るハッピーなモノに囲まれて暮らす

私たちの暮らしを豊かにしてくれることのひとつに、好きなモノに囲まれて過ごすという基本的な価値観があります。お気に入りのモノたちや心躍るような可愛らしいグッズ...etc。デザインやカラー、トーン、テイストなどに統一感を持たせることですっきりと収納することができます。
3.私にとって長く愛せるモノを身に着ける
4.長い年月を乗り越えて残った定番品を揃える
5.色、かたち、素材にこだわりを持ち、統一感を持たせる
6.自分にとって何が大切なのか手帳に書き出す

「シンプリスト」は、頭の中をスッキリさせるために、自分にとって大切なことや今後やるべきことを手帳やノートを活用して「書き出す」作業をしています。そうすることで、思考を整理して、思い癖や無駄な考えを省きます。多忙で情報過多な現代では、幸せに生きるヒントを見つけるために、ぜひアナログな「書き出す」という方法を取り入れてみてください。
7.自分の生活サイクルを知り、スケジュール管理をする
8.親しい友人は少なくても、喜びや悲しみを共有する

友人や知人がたくさんいることも人生においては歓迎すべきことかもしれません。ただ大勢のひとと関わることは、ときには大変な問題や煩わしさを抱えることにもなりかねません。生きてゆく上で人間関係ほど厄介でストレスのかかることはないのです。「シンプリスト」は友人は少なくとも、喜びや悲しみを分かち合えるような親友がひとりいれば幸せだという考え方を知っています。
9.ひとりで過ごすリラックスタイムを持つ

もし家族や恋人、友人と暮らしていても、出来るだけひとりになる時間を作っているのが「シンプリスト」です。ひとり時間には読書や音楽鑑賞、映画やドラマ鑑賞など好きなことに貴重な時間をあてています。自分の時間を持つことは、他者の意見や他の物事に依りかかることなく、自分なりの充実した気持ちを取り戻すためにも、実践することがオススメです。
10.迷わない選択をするために、ときどき自分を見つめ直す
いかがでしたか?

「シンプリスト」のモノを統一することで、飾り気のない自然な暮らし方や生き方から学ぶことも多いですよね。今までは、よりモノを減らすことに価値がおかれていましたが、これからは基本となるシンプルな暮らし方や生き方が、情報過多で多忙な現代とマッチしているかもしれませんね。
私たちを取り巻く環境には、必ずモノ・コトが存在します。人生が物事に支配されてしまったら、本質的な幸福からは遠ざかってしまいますよね。「シンプリスト」はモノ・コトの数に関係なく、すべての要素を簡単にして単純化することで、よりよく生きる知恵を持った人たちのことです。