Tシャツの上からも気になる、脇のぽっこりお肉…
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
脇のもたつきの原因は?
姿勢の崩れ
脇のリンパの詰まりや滞り
体内を巡るリンパ液は、老廃物を排出する働きがあります。脇の下にはリンパ管が集まったリンパ節があるため、ここが詰まると老廃物が溜まりやすくなってしまいます。詰まった状態が続くと脂肪がつきやすくなってしまい、脇のもたつきの原因につながることも。またサイズが合わないブラジャーは、その圧迫で血行不良やリンパの詰まりの原因になりかねないので、自分に合ったサイズの下着をつけることも大切です。
首や肩が凝りやすい
首や肩が凝ると、そこばかりを揉みほぐそうとしがちですが、実は胸の筋肉も凝り固まっていることが多いと言います。
首や肩をほぐすことで背中側の筋肉は緩みますが、胸の筋肉は固いまま。緩んだ分さらに縮んで引っ張りが強くなってしまいます。そうすると前後の筋肉のバランスが崩れ、せっかく緩んだ首や肩の筋肉は、上手く動くことができず凝り固まってしまう…という悪循環にもなりかねません。
筋肉が凝り固まると巡りが悪くなり脂肪がつきやすい状態になってしまうので、何をやっても首や肩の凝りが良くならない場合は、胸や脇の下も同時にほぐす必要があるでしょう。
代謝の低下
年齢とともに代謝の低下を感じている人も多いかもしれません。代謝の低下によって脂肪がつきやすくなりますが、日常的に動かしていないパーツほどその影響は大きくなると言われています。
脇周辺は意識をしないと、なかなか動かすことのないパーツ。そのことからも脂肪がつきやすい場所とも言えるでしょう。
二の腕にたるみがつきやすい
二の腕にたるみがつきやすい人も要注意です。日常生活では二の腕の前側を使うことが多く、腕の裏側は意識しないと使うことがあまりありません。何をしても二の腕のたるみが取れない人は、脇のもたつきも同時に感じやすいでしょう。
ブラジャーのサイズが合っていない
ブラトップのようなカップ付きのインナーを主に使っているという場合も、バストが支えられていない状態なので、脇に流れやすくなっています。自分の体に合ったブラジャーを着用しないと、形が崩れて流れてしまうので、定期的に採寸をして買い替えることをおすすめします。
脇スッキリのポイントは「前鋸筋」にあり!
脇の下に、一度もたつきが出てしまうと、なかなか落ちにくいですよね。ここでポイントになるのが「前鋸筋」です。
これは肋骨から肩甲骨周辺に伸びている筋肉のことで、ちょうど脇のあたりに位置しています。肩甲骨を前に押し出したり、腕で体を支えたりする時などに使われることが多い筋肉です。
前鋸筋が弱くなっている人は、脇の下にもたつきができやすいだけでなく、肋骨が開いたり突き出しているような感じになっていたりすることも少なくありません。また肩甲骨が不安定になりやすく、腕立て伏せのような動作も上手くできないことも。こうなるとエクササイズの効果が感じにくくなるので、まずは前鋸筋をトレーニングするのがおすすめです。
猫背のように前かがみの姿勢になっている人は、脇のもたつきやたるみを感じやすくなります。この姿勢が続くとバストが下がりやすくなり、脇の方へとバストが流れてブラジャーの上にお肉が乗っかる…なんてことにも。ブラジャーにバストをしっかり入れているのに、時間が経つと緩んでくるという人は注意が必要です。