肩甲骨まわり、凝り固まっていませんか?
肩甲骨周りが凝ると、どんなことが起きる?
むくみやすくなる
自律神経のバランスが不安定になりやすい
背骨の近くには自律神経が伸びていますが、ストレスなどから筋肉が緊張すると、首や肩まわりが凝り固まりやすくなります。また背中全体もガチガチに強張ってしまうことも。そうすると自律神経が上手く機能できずバランスが崩れやすくなってしまいます。
ケガをしやすくなる
肩甲骨が凝り固まっているということは、全身の筋肉や関節の動きが悪くなっている可能性も高いと考えられます。柔軟性がなく動きに制限がある状態だと、日常のちょっとした動作でもケガに繋がりやすくなるので注意が必要です。
もともと運動をしている人も、肩甲骨まわりが凝り固まるとパフォーマンスの低下に繋がると言われています。肩甲骨の柔軟性は誰にとっても重要なポイントと言えるでしょう。
肩甲骨をほぐすことで期待できる効果
代謝アップ
肩甲骨の動きが良くなると、正しい姿勢をとりやすくなります。そうすると体のバランスも整いやすくなるので、日常の動作がスムーズに行えるようになり、活動量のアップや代謝アップが期待できます。また脂肪燃焼促進に一役買っている「褐色脂肪細胞」も活性化すると考えられているので、肩甲骨の動きが良くなることは、痩せやい体質に導くと言えそうです。
お腹まわりがスッキリする
コリがほぐれて正しい姿勢を取りやすくなると、骨盤が安定し、インナーマッスルも上手く使えるようになるでしょう。骨盤が安定すると内臓の位置も整うと言われているため、体内活動の活性化につながり、お腹まわりのもたつきもスッキリとし、引き締まった美腹に近付けます。
バストアップ・ヒップアップが期待できる
肩甲骨の動きが良くなると、肩が開きやすくのでバストアップが期待できます。また骨盤が安定することでヒップ位置そのものがアップし、下半身の筋肉も活性化され引き締まりやすくなります。肩甲骨のコリがなくなり可動域が広くなると、スタイルアップにつながるという嬉しいメリットが期待できそうです。
若々しい印象になる
猫背で姿勢が悪いと疲れたような印象を与えてしまいますが、すっと伸びた美しい姿勢なら元気で明るい印象になりますよね。姿勢が良くなりボディラインが引き上がることで、実年齢よりも見た目年齢がぐんと若く見られるように。よくまわりを見てみると、素敵な女性は共通して美しい姿勢をキープしていますよ。
肩甲骨の硬さをセルフチェックしてみよう!
肩甲骨周りが凝り固まるとどんな不調が起こり、ほぐすことでどんな効果が期待できるかを知ったうえで、今度は自身の肩甲骨の硬さをチェックしてみましょう。セルフチェック方法を3つ紹介します。やり方はとてもシンプルなので、ぜひチェックしてみてください!
チェック方法①
その状態のまま、壁に沿わせながら、腕が曲がらないようにして上げていきます。(このときも壁から腕や背中が浮かないようにします)腕の角度が「45度まで上がらない」という人は、肩甲骨が固くなっている可能性が高いでしょう。
チェック方法②
背中が丸くなったり、反ってしまったりしないよう気を付けながら腕をまっすぐ前に伸ばし、天井に向かって正面からゆっくり上げていきます。
腕が耳の位置まで上がらない人や、腕が耳につけられかない人は、肩甲骨が固くなっている可能性が高いでしょう。
チェック方法③
頭の後ろで手を組み、背中を反らせないように注意しながら肘を外側に開いていきます。
肘が真横まで開くことができない人は、肩甲骨が固くなっている可能性が高いでしょう。
肩まわりの血行が悪くなるとリンパの巡りも悪くなり、鎖骨のリンパ節に詰まりが出てしまいがち。そうすると鎖骨のすぐ近くにある顔はもちろん、全身がむくみやすくなってしまいます。
「最近顔がむくむな…」と感じたら、もしかしたら肩甲骨まわりの強張りが原因かもしれません。