足の冷え防止は毎日の心掛けから
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
そもそも、冷えの原因って何?
冬は気温も下がり、手先や足先も冷やされて冷たくなりがちですが、手先や足先が常に冷えていたり、なかなか温かくならなかったりする冷え性の方は、冬場は手足の冷えが気になり眠れないことも…そんな辛い足先の冷え。その原因とは…
体内で作る熱の量が少ない
冷え性の原因はいくつかあります。まず、体内で作る熱の量が少ないことも原因の1つにあります。人が生きていくために必要な最低限の身体の中で作られるエネルギーが「基礎代謝」です。そのエネルギーが作られる際に生じる熱の量が少ないと、冷えを感じやすい身体になってしまいます。
また過激なダイエットで筋肉量を減らしてしまうと、より冷えやすくなり、慢性的な冷えに悩まされてしまうかもしれません。
同じように運動量が少ないと男性でも筋肉量が少なくなり、体内で熱を生み出す量も少なくなるので、冷えやすくなります。
血流の滞り
生み出す熱の量の他に、血液が滞りがちだと、作られた熱が全身に届かず、冷えの原因になります。血液が滞る原因としては、きつめの靴や下着や服で身体を締め付けたり、貧血や低血圧などの疾患。またストレスなどで自律神経のバランスが乱れたりするとやはり血流が滞り、熱が手先足先に届きにくくなってしまいます。
他にもデスクワークで長時間座りっぱなしのことが多い方は、下半身の筋肉が硬直してしまい、足の血流が滞り、下半身の冷えの原因に。
まずは“履きもの”にこだわって
部屋では厚手のソックスをON
五本指ソックスで指先までぬくぬく
レッグウォーマーで膝下も温めて
外出時にはレイヤードパンツを
定番のレギンスは素材を変える
ルームシューズも冬仕様に
もう試した?「足の冷えない不思議な靴下・スリッパ」
桐灰化学:足の冷えない不思議なスリッパ
大正4年創業の使い捨てカイロなど、安全で安心な“暖かさ”を提供してくれている桐灰化学株式会社の、足の冷え専用保温スリッパ。
足先から足首まで包んでくれる形状のスリッパは、内側に断熱エアヒート層が使用され、3層構造となっており、中の熱を閉じ込めて足先から足首までしっかり保温してくれます。
抜群の保温力だけでなく、使われている外側の生地は、 汚れが目立ちにくいブラウン生地。しかも汚れても洗濯できるので、清潔に繰り返し使えて経済的。
底面は厚底構造になっており、冬の床からの冷気が足裏に伝わることなく、寒い朝でも快適に室内を移動できます。さらに底面には突起がついているので、フローリングでも滑りにくくて◎。
桐灰化学:足の冷えない不思議なくつ下
同じく、桐灰化学株式会社の、断熱エアヒート繊維で温かさをキープしてくれる、足の冷えない不思議なくつ下。使用されているパイル繊維は、最も厚みがあり保温力もバッチリの5mmパイルなので、はき心地も温かでフワフワ。
繊維1本1本が空気を含んでいるため、中空の断熱繊維と空気の力が冷気をしっかりカットして、熱を逃がさず足先から足首、ふくらはぎ、膝下までポカポカです。
お風呂時間も有効活用
足首をまわして血流促進
下半身の血行を促進するため、湯舟の中では“足首まわし”を。ももの上に片方の足首を乗せ、手で軽く固定。もう片方の手で指先のほうを掴み、時計回り・反時計回りと、それぞれ30回ほどまわしましょう。
湯舟に浸からない日は足湯で
就寝前の習慣で冷えを撃退!
足ツボマッサージで心地よい刺激を
湯たんぽで布団を温めておく
簡単なストレッチで“筋”を伸ばす
開脚や前屈など、手軽なストレッチで下半身の裏側の筋を伸ばしましょう。血流がよくなって、足全体がポカポカしてくるのを感じられるはず。デスクワークが多い方はぜひ積極的に!
冷え性の方におすすめの漢方薬
漢方薬での冷え性の改善も、雑誌の特集などで目にすることも。長い間かけて徐々になってしまう、冷え性をゆっくりと時間をかけて、治療していく漢方薬。興味のある方は以下のリンクを参考にしてみるのも良さそう。
お灸で冷え解消
人によっては、身体のツボにお灸をすえることで、血行を良くして冷えを解消できる場合もあるそう。最近は、アロマの香りが漂う、嫌思考かも期待できそうなお灸も市販されているので、試してみるのも良いかも。
お灸をすえると効果のありそうなツボ
オリジナル灸「香りとお灸」ツボ指導付き!
しびれや痛みを感じたら病院へ
足のしびれや痛みを感じたら大病が潜んでいることもあるので、気になる方は病院へ・・・その際、いつから足が痛い、もしくはしびれているのか、どんな強さで足が足が痛い、もしくはしびれているのか、片足だけかもしくは両足か、どのような姿勢で痛みやしびれがおこるかなどを、お医者さんにしっかり伝えるようにするのも大切です。
いよいよ寒さが本格化。足の冷え対策にも本腰を入れなければなりません!
大切なのは、「冷えた足をどう温めるか」ではなく、「足を冷やさないためにどうするか」ということ。体質は簡単には変えられないので、日頃の心掛けから対策を打っていきましょう。
今回は、足の冷え防止に役立つアイテムや、習慣化したい予防法をご紹介します!