バレンタインに、年配の方にも喜ばれやすい《和スイーツ》を
もうすぐバレンタインデー。街を歩けば、おしゃれなバレンタインチョコが販売されている光景を目にするようになりました。あなたは、誰に何を渡そうかお決まりですか?
恋人や旦那さん、友人など、たいてい「年齢の近い方に贈ろう」という気持ちになりがちですが、今回は、ワンランク上の心遣いをご提案。
祖父や父親、叔父さん、上司、習い事の先生―― 年配の男性に、いつもの感謝の気持ちを込めたバレンタインスイーツを贈ってはいかがでしょう*
出典: そこで今回は、年配の大人の口にも合いやすい「和菓子」をご紹介します。
チョコ味、ハート型、また、心ときめく可愛さがあるものなど、どの商品もさりげなくバレンタインらしい魅力を放つものをセレクトしました。
今回ご紹介する商品のほとんどは、オンラインショップで購入可能。実店舗へ行けない方も、あわせてチェックしてみてくださいね。
※本記事の内容は、記事公開時点の情報です。またバレンタイン限定商品につきましては、無くなり次第販売終了となる場合がございます。最新の情報と異なる可能性がございますので、あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。
〔とらや〕「小形羊羹 ラムレーズン」「あんやき 黒糖カカオ」※期間限定
※「小形羊羹 ラムレーズン」販売期間:2019年1月15日(火)~2月中旬
※「あんやき 黒糖カカオ」販売期間:2019年1月23日(水)~2月中旬
日本を代表する和菓子の老舗「とらや」。なかでも、竹皮包みの羊羹は、江戸時代の御用記録にも残る歴史のあるお菓子で、言わずと知れた人気の品となっています。
その羊羹伝統の美味しさはそのまま、食べやすいサイズで仕上げられた「小形羊羹」から、バレンタイン限定商品をご紹介。香り豊かなラムレーズンを刻み入れた、大人の味わいの羊羹です。
こちらの「ラムレーズン」は期間限定ですが、通年向けとして「はちみつ」「紅茶」などもあります。色んな味を組み合わせて贈っても喜ばれそうですね。
餡に卵黄、ふくらし粉を混ぜて焼きあげた、まろやかな味わいの焼き菓子「あんやき」。
注目したいバレンタイン期間限定商品は、新発売の「黒糖カカオ」。カカオの香りと黒砂糖のコクを楽しめる、バレンタインにぴったりな味わいです。
とてもふっくらしていて、ご高齢の方にも安心してお贈りできますね。
▼ご紹介のバレンタインデー限定商品は、オンラインでの販売はございません。
お取り扱い店舗はこちらからご確認ください。
〔TORAYA CAFE〕ヨウカンアラカルト ※期間限定
※ヨウカンアラカルト [チョコシナモン・ジンジャー・キャラメル]
販売期間:2019年1月10日~3月末予定(なくなり次第終了)
出典: “あん”の気軽な楽しみ方を発信するお店「TORAYA CAFÉ(トラヤカフェ)」、そして「TORAYA CAFE・AN STAND(トラヤカフェ・あんスタンド)」でも、とっておきのバレンタイン商品があるんですよ。
一口サイズの人気の羊羹「ヨウカンアラカルト」が、バレンタイン仕様に。チョコシナモン・ジンジャー・キャラメルの味わいを楽しめる限定商品です。
パッケージも可愛くて、洗練された美しさ。チョコが苦手な男性にもプレゼントしたいですね。
▼ご紹介のバレンタインデー限定商品は、オンラインでの販売はございません。
お取り扱い店舗はこちらからご確認ください。
出典: 「HIGASHIYA(ヒガシヤ)」は、日々の菓子屋=日果子屋として、毎日でも食べられるデイリーユースな和菓子づくりを追求する和菓子店。まさに飽きのこないような、見つめるだけでも美しいセンスを感じるスイーツがラインナップしています。
出典: おすすめは、種類豊富な素材を、異なる餡で包み込んだ「ひと口果子」。カラフルで、食感も個性様々。
出典: 「ひと口果子」は桐箱に詰め合わせしてもらうこともでき、まるで茶事の手土産にふさわしいような品のよさですね。
こちらは通年商品ですが、ココアの落雁など、バレンタイン限定商品も登場する予定とのこと。あわせてチェックしてみてくださいね。
「ひと口果子」や「ココアの落雁」を扱う、オンラインストアはこちらから。
※「ハート」販売期間:2019年2月4日(月)~2月14日(木)
出典: 創業は明治5年、近江を代表する老舗の和菓子店「たねや」。手作り最中が人気ですが、バレンタイン時期には期間限定の最中が登場するんですよ。
それが、こちらの季節菓子「ハート」。その名の通り、ハートの形の最中で、見た目がとてもかわいらしいですね。
まわりのサクサクと香ばしい最中の皮の中には、こしあん、ではなく甘酸っぱいミックスベリーのあんが包まれています。
いつもお世話になっている職場の上司に、感謝の気持ちをこめて渡してみてはいかがでしょうか。
出典: 明治23年創業の江戸和菓子屋「銀座菊廼」さん。揚げまんじゅうやくず餅も評判ですが、「銀座菊廼」で最も名高い商品をとりあげたいと思います。
出典: 人気の和菓子詰め合わせ「冨貴寄」です。実はこちら、大正に作られたという、とても歴史のあるお菓子。金平糖に和ごまやしょうがのクッキー、落雁などのいろいろなお菓子が詰まっていて、宝石箱のようです。
出典: バレンタインにぴったりなのが、「冨貴寄」のシリーズのなかでも、「ハート日和」という名の商品。
まずは、缶をつつむ包装をチェック。お花のかたちで、花びらを開くように開けるという、素敵なデザインです。
出典: そして、缶のフタを開けると・・パッと、大きなハートの形が目に入ります。バレンタインらしさを感じさせますね*
ちなみに、「冨貴寄」という意味には、「風が吹き寄せ、木の実や葉っぱ」という意味があるそう。風が運ぶ愛らしいものが幸せを運んでくれますようにという、贈った相手へあたたかな想いも届けられます。
「銀座菊廼」の公式サイトです。店舗情報はこちらから。
〔城川自然牧場〕「想い栗・想われ栗」栗饅頭 ※通年商品
出典: 愛媛県西予市城川町の特産品をいかした製品で人気の「城川自然牧場」。その城川町で作られた栗を楽しめるのが、「想い栗」「想われ栗」の栗饅頭。
“想い”“想われ”というネーミングが、バレンタインにぴったり。もらった人は思わず笑顔になってしまいますよね。もちろん、名前だけでなく、お菓子自体も、笑顔がほころぶ美味しさです。
出典: 「想い栗」「想われ栗」、それぞれ中に入っている栗の味が違うので、食べ比べする楽しさも♪
こちらは「想い栗」。
和栗の甘露煮を白あんとともに包んでいます。甘露煮は優しい味付けとなっているので、ほのかな栗の香りを楽しみながら美味しくいただきたいですね。
出典: 一方で、こちらは「想われ栗」の中身です。
和栗の種類は「想い栗」と同じですが、渋皮がついたままの栗を甘露煮にし、白あんで包んでいます。さらに栗にはブランデーが入っているので、栗の香りだけでなく、ほのかなブランデーの香りも一緒に楽しめますよ。
きっと楽しく会話が弾むこと間違いなし*
出典: 創業安政3年、東京・六本木に店舗を構える和菓子店「青野総本舗」をご紹介します。
実はこちら、創業以来、ずっとこの六本木の地で、かたくなに一店舗を守り続けているお店。江戸時代当時から、1件、1件御用聞きをして、お見繕いの和菓子を提供してきたとのこと。その職人魂を大切に引き継いでおられます。
出典: そんな、確かな職人の腕で作られる和菓子の中から、バレンタインにおすすめしたいのが、焼印のどら焼き。
メッセージなど、好きな刻印を押してもらうことができ、こちらの写真のように、スマイルマークや「Thank you」の文字も♪
形も選ぶことができ、定番の丸い形のほかに、ハート型のどら焼きもありますよ。ハート型のどら焼きに「Thank you」の文字があったら、思わずニッコリしてしまいますね*
出典: もちろん、どら焼きの味わいも大満足。
国産にこだわった小麦粉をはじめ、岩手県の契約農家の卵、北海道産の小豆、レンゲとアカシアをブレンドした蜂蜜など、材料にも強いこだわりが。歴史深く、評価が高いのも納得できる美味しさです。
一口で笑みがこぼれる♪ 相性抜群の組み合わせスイーツ
出典: 京都宇治にあるお茶屋さん「伊藤久右衛門」。お茶だけではなく、カレーやお酒、そばなど、お茶を使用した商品も人気。
その中でも話題を集めている、抹茶を使った一押しの和菓子をご紹介したいと思います。
出典: それが、こちらの「いちご抹茶だいふく」。
苺と大福の定番の組み合わせは、言うまでもない美味しさですよね。さらに「伊藤久右衛門」こだわりの宇治抹茶を使用した濃厚なあんが相まって、絶妙です。
出典: 気になる大福の断面はこちら。抹茶の緑色といちごの赤のコントラストもきれいですね。新鮮な苺を1粒そのまま入っているので消費期限は3日間と短いですが、その分、いちごの香りや味もお墨付き* スイーツ好きな女子友達にも贈りたい一品ですね。
「伊藤久右衛門 」公式サイト・オンラインストアです。
〔落雁 諸江屋〕千代古禮糖(ちよこれいとう) ※通年商品
出典: 石川県金沢にある「諸江屋」は、江戸末期から続く老舗。加賀名菓と言われる菓子の伝統を守ながらも、現代風にアレンジしたお菓子で評価の高い和菓子屋さんです。
出典: ご紹介する「千代古禮糖(ちよこれいとう) 」は、その名の通り、チョコレートを使っている人気の商品。
特徴的なのが、生落雁を使用していること。落雁と聞くと乾燥した干菓子をイメージしますが、生落雁は、ふんわり口の中で溶けるような食感です。
生落雁の間に羊羹を挟み、まわりをチョコレートでコーティングしている、完成度の高い一品。生落雁の塩けに羊羹とチョコレートの甘さが絶妙で、和菓子ツウの方に贈っても満足いただけそう。
出典: 芝海老の香ばしい香りを楽しめる「ゆかり」せんべいで有名な、明治創業の老舗「坂角総本舗」。甘いものが苦手な方に、「ゆかり」せんべいを贈ってはいかがでしょう。
出典: 「ゆかりせんべい」は車海老、芝海老、甘海老、桜海老などたくさんの種類の海老を使って作られている、贅沢なお煎餅。材料も小麦粉、でんぷん、砂糖、食塩、調味料と、シンプル。それゆえふわっと広がる、海老本来の香りを楽しめます。
こちらの通常商品はパッケージがシンプルですが、かわいく個包装されているタイプが、おすすめの「姫ゆかり」です。
出典: ピンク色で女性的な雰囲気。通常のゆかりのサイズではなく、ぱくっといただける一口サイズになっていますよ。
個包装なので、すぐに、しけらないのも嬉しいところ。ばら撒きできて、なにかと重宝しそうですね*
出典: 「まめや金沢萬久(ばんきゅう)」の商品も、贈り物にぴったり。
加賀や能登の有機大豆を使った豆菓子、金沢の伝統的工芸品である金箔を使用したカステラなど、石川県ならではのこだわりを持ってつくられた和菓子を楽しめます。
なかでもおすすめは、豆菓子の「しみみ」。このとおり、かわいい絵が施された豆箱が大きな魅力♪季節によって干支や花、動物などの絵柄を選ぶことができます。
出典: 実はこちらの豆箱、九谷焼の技法を用いてつくられていて、1つ1つは手描きで絵付けされているんだそう。そのため、どれも少し表情に違いがありますよ。
食べ終わっても、入れ物として愛用したくなりますね*
出典: 肝心の、中に入っている豆菓子はというと・・このように、黒豆が入ったおかきを楽しめます。
ですが、一口噛むと、新鮮な驚きが。実は中に、黄な粉チョコレートが入っているんです。和菓子であるしょっぱさのあるおかきと、洋菓子の甘いチョコレートのコラボレーション。ついつい手がのびてしまいますよ。
黄な粉チョコレートのほか、ほうじ茶チョコレートを使ったものもあり、どちらも魅力的ですね。
出典: 日本の文化や四季を大切にした様々な種類の創作和菓子を作っている「菓匠 清閑院(かしょう せいかんいん)」。
こちらのお店の和菓子は花や果実をモチーフにしている和菓子が多く、どれも見た目が上品。そして、とても愛らしいのが特徴的です。
出典: その中でも特にパッとカラフルな見た目で、小粒でかわいらしいのが「京てまり」です。
出典: この「京てまり」は艶干羹(つやぼしかん)という半生菓子。見た目は手まりのようなコロンとした形ですが、一口噛むと外側はシャリシャリとして、内側がぷるんとした食感。ゼリーに似ていますが、寒天を使用して作られています。
味わいは、あんず、ぶどう、もも、青うめ、レモン、いちご、ラムネ、さくらの、8種用意されています。
出典: 1つずつ個包装になっているので、食べやすく、配りやすいのも大きな魅力。男女問わずに愛されやすいお菓子なので、バレンタインのみならず、感謝を伝えたい色んなシーンで活躍してれそうです。
「菓匠 清閑院」のオフィシャルサイトはこちらからご覧ください。
出典:www.instagram.com(@marimo_cafe) いかがでしたでしょうか。和菓子というと、とてもかしこまっていて、おかたいイメージが伴いがちですが、こんなにたくさん可愛らしい商品もあるんですね。
ぜひこのバレンタインは、年齢が近い方だけでなく、自分よりも年上の方にも、真心のこもったスイーツを。「これからもよろしくお願いします」の一言を添えて贈って、とても幸せ気分になれるバレンタインを過ごせると良いですね*
もうすぐバレンタインデー。街を歩けば、おしゃれなバレンタインチョコが販売されている光景を目にするようになりました。あなたは、誰に何を渡そうかお決まりですか?