そんなときに大活躍してくれるのが、“簡単・華やか・美味しい”の三拍子揃った、“重ねるだけ”でつくれるスイーツ。今回は、なかでも代表的な、「スコップケーキ」、「ビスケットケーキ」、「ティラミス」、「ジャースイーツ」をご紹介します。

スコップケーキは基本的に、フルーツ、スポンジ、生クリームを重ねて作ります。イチゴとブルーベリーの彩りがきれいですね。時間があればスポンジを焼いてもよいですが、つくる余裕がないときは市販のものを活用しましょう◎

生クリームのように見えますが、実は水切りヨーグルトを使っています。ヘルシーなのでカロリーを気にしている方にも、気兼ねなくおすすめできそう♪ベリーの酸味とマッチして、レアチーズケーキ感覚で味わえますよ。フルーツソースは市販のものを使用すれば、ひと手間省けます。

こちらはカスタードプリンを使用したアレンジです。かぼちゃプリンやマロンプリンをサンドしたりと、味わいにもうひとひねりを加えてもよいですね。お子さんも喜びそう♪

和のあんこと生クリームもまた、相性抜群ですよね。こちらはスポンジ生地を土台に、クリームや栗の甘露煮を一層加えています。緑茶と一緒に出しても喜ばれそうですね。

「ビスケットケーキ」は、ビスケットを牛乳にサッとくぐらせて、クリームを交互にサンドしてつくるケーキのこと。以前黒柳徹子さんが「マリービスケット」を使ったケーキをテレビで紹介したことを機に、話題になりました。
どこか懐かしいような、やさしい甘みのしっとり生地が美味♪心がほっこり、和みますよ。

マリービスケット1箱と牛乳、ホイップクリームか生クリームがあれば完成！とっても簡単で、なんといっても断面のクッキー層がきれいですね。ぜひフルーツを飾り付けて、楽しんでみてください♪

スコップケーキと同様、ビスケットケーキも、クリームを水切りヨーグルトで代用できます！甘いものが苦手な方におすすめです。さっぱりとしたヨーグルトなので、フルーツソースはもちろん、シナモンやはちみつなどで味わいに変化をつけても相性がよいです。

生クリームにチョコを加えて、最後にココアパウダーをふりかければ、「生チョコクリーム」のビスケットケーキが完成！もちろん断面がきれいなので、お皿に取り分けて飾り付ければ、バレンタインにも喜ばれそう！

一見難しそうですが、基本はコーヒー液を染み込ませたスポンジ生地と、チーズクリームをサンドするだけ。スポンジ生地は市販のものはもちろん、ビスケットやカステラでも美味しく仕上がるレシピになっています。クリームチーズは、マスカルポーネチーズで代用しても◎

こちらはワッフルを生地に使ったティラミスです。マスカルポーネクリームとの相性もよく、絶妙な味わいですよ。「ワッフルを焼いたけど、余ってしまった…」という時の活用レシピとしてもおすすめ。

和菓子の印象が強いずんだを、ティラミスに加えて、和モダンなスイーツにアレンジ。意外にマスカルポーネチーズと合うんです。枝豆をすりつぶす際にあえて粗めにすると、食感を楽しむことができますよ。最後は抹茶パウダーをふりかけて完成です。

「ジャースイーツ」はその名の通り“ジャーに詰めたスイーツ”。好きなものを詰めれば完成ですので、基本レシピはありませんが、せっかくならば、食べる方の心が華やぐような、美しい断面にこだわってみませんか？

こちらは、苺ジャムの「赤」、ヨーグルトクリームの「白」、クラッカーの「茶色」による3色が美しいヨーグルト仕立てのジャースイーツ。レアチーズ風の味わいを楽しめますよ。ヨーグルトを加えずに生クリームのみを使用して、甘酸っぱいイチゴとの相性を楽しむ定番の味わい方もおすすめです。

ティラミス仕立てですが、ココアパウダーを使わず、オレオで飾りつけ♪オレオのほろ苦さを活かして、クリームチーズの甘さは控えめにしています◎。甘すぎるのが苦手な方にも喜んでもらえそう！

こちらのジャースイーツもクリームにマスカルポーネチーズを使用し、ティラミス風に仕上げられています。コーヒー液をまぶしたフルーツグラノーラを底に敷いたら、チーズクリームを入れて、その上にオレンジ、クリーム、オレンジ…と重ねて完成です♪オレンジ色が華やかで、元気が沸きそう！