味噌づくりの季節は冬。なぜ「寒仕込み」がいいの?
実はとってもシンプル。味噌づくりの材料と工程
材料は【大豆】【麹】【塩】の3つだけ
大豆、麹、塩の3つだけで、あの深い味わいと豊かなコクを作り出すお味噌は、素材のよさが味に直接影響します。大粒で水分をたっぷりと吸う、良質な大豆を使うことがおいしい味噌づくりの第一歩です。
味噌作りの工程【1日目】大豆を水に浸す
味噌作りの工程【2日目】大豆を煮て、塩・麹と混ぜ合わせ
十分に柔らかくなった大豆を水で煮ます。
出典:www.flickr.com(@dreamcat115)
柔らかく煮上げた大豆をすりばちや綿棒、または機械で潰します。そうして、あらかじめ合わせておいた塩・麹と混ぜ込みます。
味噌作りの工程【10ヶ月〜1年】熟成
実際に、味噌づくりの工程を見てみましょう♪
「イエシゴト」として、季節ごとの丁寧な手仕事を綴るブログ「YUKA's レシピ」のYUKAさん。1年かけてのお味噌の仕込みを、工程ごとに記録されています。
1〜3月に行われる味噌の仕込み「寒仕込み」。この時期に行われるには理由があるんです。まずひとつには、材料となる大豆や麹のもとになるお米。これらは秋に収穫されるので、冬に作業をはじめれば、新鮮で質のよい材料を準備することができます。