世界の朝食は異文化を知るとってもいい機会にもなります。興味が湧いてきたら各国料理のレストランへでかけたり、作ってみたり、そして現地へ旅行に出かけてみるのもいいかもしれませんね。

では、さっそくそんな素晴らしい世界各国の朝ごはんの数々とそのレシピを、ご紹介していきたいと思います♪

デンマークの朝食は、チーズやジャム、チョコレートを添えたライ麦パンや白パン、ロールパンが主流です。ミューズリーやコーンフレークなどのシリアル系も人気です。休日や週末には卵や果物が使われるそうです。

また、「ポリッジ(日本語ではお粥)」という、オーツ麦ミルクと水で煮たものもよく食べられます。

フランス語で朝食は「プティ・デジュネ(petit déjeuner)」。やはりフランスと言えばバケット（フランスパン）ですので、朝食でもよく食べられています。パンに好きなジャムやチョコレートを塗って、ドリンクと一緒に頂きます。

ベルギーといえばワッフルを思い出す人が多いでしょう。ベルギーではワッフルはおやつだけでなく、朝食としても食します。朝と昼は軽めにすませ、夕食をしっかり頂くのが主流だそうです。

南の島タヒチでは、新鮮なマグロと野菜をレモンとココナッツミルクで和えた郷土料理「ポワソンクリュ」が主流で、バケットと一緒に頂きます。日曜日の朝には「プアロティ」と呼ばれるチャーシューをよく食べるそうです。

モロッコの朝食では、四角いクレープ「ムサンメン」や、穴がたくさん空いたパンケーキ「バグリール」を頂きます。また、タジン鍋で作るトマトベースのベルベルオムレツや、スパイスが効いたモロッカンサラダも美味しそう！

インドと言えばカレーですが、まさか朝ごはんにもカレーが出てくるなんて驚きですね！インドの人は早起きな人が多く、朝から手の込んだものをしっかり食べるのだそう。

広いインドでは地域によって食文化が異なります。北インドの定番の朝食は、ナンや「チャパティ」と呼ばれるパンとカレースープですが、南インドではお米が主食で、「イドゥリ」と呼ばれる発酵させた米粉から作られる蒸しパンや、米粉からつくるドーサというクレープのようなものと一緒に、カレースープを頂くそうです。

伝統的な朝ごはん「カフェ・ダ・マニャン」。とってもシンプルで、朝はコーヒーにパン、マンゴーやオレンジなどの南国のフルーツ、タピオカ粉でできたもちもちのチーズパン、ポンデケージョなどを頂きます。

世界の朝食を食べてみたいけど、世界各国を回るのはとっても大変ですよね。でも大丈夫！日本にいながら、世界の朝ごはんを食べられるお店が渋谷区外苑前にあるのです♪

「ワールド・ブレックファスト・オールデイ」という名前の通り、朝も昼も夜も、世界の朝ごはんを食せるお店なのです。

7時半からオープンしていますから、朝活している方にもおすすめです。

テーマとなる国は２か月ごとに変わり、世界各国の朝ごはんを体験することができます。通年メニューもあり、イギリスやアメリカ、スイスの朝食はいつでも食べられます。不定期で食文化を知るパーティやワークショップも開催されているそうなので、興味の湧いた人は要チェックです！

外苑前から徒歩5分と、アクセスも良い場所にあるので、通勤途中などに立ち寄ってみてはいかがでしょうか？

イギリスの朝ごはんで出てくるポーチドエッグ。ちょっとコツがいるこの料理も、コーヒーフィルターを使えば簡単に作ることができます！

ベルギーで最もポピュラーなワッフルで、一日をふわっとスタートしてみませんか？市販のホットケーキミックスを使うので、お家でも簡単に作ることができますよ。

メキシコ風ホットサンドは朝からたっぷり栄養を取りたい方にもおススメ！卵に野菜にお肉が加わった、パーフェクトな朝食を♪

ちょっと珍しいイスラエルのお料理シャクシュカもおうちで手軽に作れます。トマトや卵を使った、時間がない朝にぴったりなヘルシーな一品。

台湾の屋台飯のような中華風ネギ焼きの蔥油餅。朝食にもおやつにも、パパッと作れて便利な定番メニューです。

所変われば朝食も様々！世界を旅したつもりで、曜日ごとで違った各国の朝食を味わってみるのも楽しそう！ぜひ作って食べて、各国の文化のおいしい違いを体験してみてくださいね。