「ベジ」は「野菜」、「ブロス」は「だし」という意味。
いいこと尽くしのベジブロス
料理の美味しさを引き立てる
黄金のスープベジブロスを作りましょう。
基本材料は、5種類以上を両手いっぱい分
ベジブロスは、5種類以上の野菜のくずを使うと、それぞれの野菜が持つうまみの相乗効果で、より美味しく仕上がるそう。豊富な栄養素を煮出すために、野菜くずの色を片寄らせないことが大切です。
●長ネギの青い部分 (緑)
●タマネギの皮 (黄色)
●セロリ(白)
●ピーマン・トマトのヘタ (赤・緑・黄色)
●ニンジンのヘタ (オレンジ)
・・・などが人気です。
向いている野菜、向いていない野菜
どんな野菜でもベジブロスは作ることができますが、向いている野菜と向いていない野菜があります。
ブロッコリーやキャベツの芯など、煮込むことで苦味や臭みが出てしまう野菜は向いていません。一方、玉ネギの皮や根、にんじんの皮やヘタなど、甘みが出てくる野菜は向いています。
野菜や果物のくずや切れ端が必要量に満たない場合は、昆布やにぼし、しいたけなどのだしを作る時の材料や、ローリエ・にんにくなどのお家のハーブを入れてみてはいかがですか。お家でしか味わえない栄養だしが完成しますよ。
煮てから濾す、30分で完成するベジブロス
一人暮らしでたくさんの野菜くずが出ないという方は、野菜くずをタッパーに入れて冷凍庫で保存し、まとまった量になったらベジブロスを作ることもできます。完成したベジブロスも同様に製氷器などに入れて凍らせも◎ 一度解凍したら早めに使い切って下さいね。
野菜の皮は、外の刺激から守り、みずみずしさを逃さない様に外側の組織に栄養を集めています。種は生命力の基点、ヘタは成長点という重要な役割を持っているため、様々な栄養分が含まれているのです。