インスタグラムなどのSNSでも話題！琥珀糖とは？
琥珀糖は寒天と砂糖を固めたものを乾かし、表面を結晶化させた和菓子。外側はシャリシャリと、内側は柔らかくほどける不思議な食感です。
見た目の美しさ、繊細なイメージに反し、実はご自宅でも作ることができるんです！今回は、そんな琥珀糖の魅力や作り方などをご紹介します♪
琥珀糖の材料＆作り方、失敗しないためのポイント＆コツ
外側はシャリッ、内側はぷにっ♪食べられるキラキラ宝石のような琥珀糖の作り方をご紹介します。
【材料】8人分
・糸寒天5g
・水200cc
・グラニュー糖350g
・色粉
寒天には色んなタイプがありますが、糸寒天を使った方が透明度が高いそう。
琥珀糖の作り方
①糸寒天は一昼夜(6時間～1日)水につけてふやかします。
②お鍋に分量の水とともに中弱火にかけ煮溶し、一度こします。さらに砂糖を加え、焦げないように弱火で煮詰めましょう。
※へラを持ち上げ、糸を引くくらいが目安です。
③タッパーに作りたい色の色粉を小さじ1ほどの水で溶き、②の寒天を淹れてよく混ぜ冷蔵庫で冷やし固めます。
※色粉の代わりに、かき氷のシロップでもOKです◎
④固まった寒天を包丁または手で食べやすい大きさにカットし、クッキングシートの上に並べ、風通しの良い場所で3日～1週間程乾燥させましょう。よく乾かすことで、表面が結晶化してシャリシャリした食感が生まれます。
※あえて不揃いにカットすることで、より鉱石っぽく仕上がります◎
琥珀糖を粉寒天で作る「簡単バージョン」
粉寒天は浸しの時間もなく手軽ですので、忙しいときなどにおすすめです。
色付け、味付け♪琥珀糖のアレンジレシピ！
カラフルな琥珀糖を楽しもう♪
赤・黄色・緑は食紅を使って。グレーは、食用色素の黒と竹炭パウダーをほんのちょっぴり混ぜたものだそう。
青はカキ氷シロップの“ブルーハワイ”を濃いめに、水色は薄めて濃淡をだしているそう。
紫は、ブルーハワイに食紅の赤を少量プラスして、黄緑は食紅の黄色と緑をミックスしています。
色んな味わいの琥珀糖を楽しもう♪
【りんごの琥珀糖】
りんごを皮ごと煮て作った真っ赤なコンフィチュールを混ぜ込んだ、フルーティーな琥珀糖のレシピです。
【ピーナッツの琥珀糖】
ピーナッツパウダーを使って作るキャラメルのような見た目の琥珀糖のレシピです。
【ジンジャーシロップの琥珀糖】
体がぽかぽか温まるジンジャーシロップで作る琥珀糖のレシピです。
お味噌の琥珀糖
【お味噌の琥珀糖】
オーガニック大豆のお味噌を使ったちょっぴり和風な琥珀糖のレシピです。
【塩こうじの琥珀糖】
話題の調味料「塩こうじ」を使った琥珀糖のレシピです。健康にも良さそうですね！
【とまと麹の琥珀糖】
先ほどの塩こうじをちょっとアレンジしたとまと麹の琥珀糖のレシピ。ほんのりオレンジ色がとってもキレイです。
琥珀糖のこんなおしゃれな使い方も！
琥珀糖をソーダ水の中に入れると、きれいな「琥珀糖ソーダ」になります。琥珀糖自体が甘いので、ペリエなどのレモン炭酸水に入れると爽やかです。
カラフルな琥珀糖をトッピングした、オレンジリキュールコーヒーです。
ヨーグルトスムージー琥珀糖をトッピングすれば、お洒落でヘルシーなドリンクの出来上がり！
琥珀糖で有名なお店も！
シャララ舎
琥珀糖といえば「シャララ舎」といわれるほどの有名店。動物モチーフや季節限定の琥珀糖なども人気です。千葉県市川市にあり、カフェでくつろぐこともできます。写真は、金魚が泳ぐソーダ水。ネット販売もしているようなので、ぜひ入手してみてはいかが？
京菓匠 鶴屋吉信「IRODORI（ いろどり）」
京都・西陣に本店をおく、京菓子の老舗・鶴屋吉信の「IRODORI（いろどり）」の琥珀糖。JR京都駅八条口・アスティロードにある店舗のみで販売している限定商品です。
美しい琥珀糖の詰め合わせは、お土産やプレゼントとしてもぴったりですね。ラベンダー、ミント、ローズ、カモミール、ジャスミンの5つの味だそうです。和菓子とは思えないようなおしゃれさが素敵♪
いかがでしたか？
女性なら誰でもうっとりしてしまう、琥珀糖の美しさ。乾燥には少し時間がかかりますが、調理時間はとても短くて、作り方も簡単です。ぜひ、手作りしてみたいですね。いろいろアイデアがわいて、はまってしまいそう♪
宝石のような輝き。透明感あふれる涼やかな表情。こちらの写真に写るのは、実は「琥珀糖（こはくとう）」と呼ばれるお菓子なんです！“食べられる宝石”として今、インスタグラムなどSNSを中心に話題になっています。