食事以外にも多目的に使う場所、ダイニング。家計簿をつけたり、書きものをしたりするワークスペースとして。子どもの勉強やお絵描きをする場所として。家事の合間にホッと一息つく憩いの空間として。それぞれのシーンで使うモノが一堂に集まるがゆえ、収納に困る場所でもありますよね。
お悩み別、場所別のダイニング収納レシピのほか、おすすめの収納アイテムをご紹介しますので、ご参考になさってくださいね。

人が集まる場所には、モノもそれ以上に集まるものです。そんなダイニングには、大容量の収納家具を設置して、モノをしまう場所を確保するのがベスト。チェストやキャビネット、クローゼットがあれば、雑多なモノを隠して、スッキリとした見た目を維持できます。

テーブルの上にモノが散乱していたり、椅子が物置になっていたりしませんか？ ダイニングがすぐに散らかってしまうのは、モノの収納場所が決まっていないから。散らかりを防ぐには、ひとつひとつのモノに“住所”を決めることです。
使用中のモノ、しまう場所が決まっていないモノの“一時置き場”を作っておくのもおすすめ。

ダイニングで使うモノは、テーブル上に置いておきたいけれど、スッキリも叶えたい。生活感が出やすいアイテムは、テーブル裏に隠して収納すれば、テーブル上はいつだってクリーン。フックやマグネットなどを使って簡単に設置できます。

収納力があって、何でもしまっておけるキャビネットや収納棚。とりあえず隠せることに甘えていると、いつの間にか中がカオスに……なんてことも。整理された使いやすい状態をキープするには、ケース類で中を仕切り、何をどこにしまうかを決めておくことです。

家計簿をつけたり、書類を整理したり、事務作業をするワークスペースをダイニングの一角に設けているお宅も多いですよね。パソコンやスマホのコード類、ノートやペンなどの文具類、地域や学校の書類など、こまごまとしたモノは一か所に集めて。小引き出しやカゴを使ったり、おしゃれな布で目隠しをしたりすれば、見た目もスッキリします。

スッキリとしたダイニング収納の秘訣は、収納アイテムの選び方にあります。不揃いのケースで空間をムダにしていたり、ヨレヨレの空き箱で間に合わせていたり、「とりあえず」収納をしていませんか？ 無印良品やIKEA、ニトリで手に入る、機能的でリーズナブルな収納アイテムを使えば、見た目が美しく整うだけでなく、家族みんなが使いやすい収納が叶います。

いくつあっても欲しくなるのが、無印良品の収納アイテム。なかでも、家じゅうのあらゆる場所で使い勝手がいいと人気なのが、「ポリプロピレンファイルボックス」です。幅、高さの種類も豊富で、キャスターやフタも販売されています。

「重なるラタンバスケット」シリーズも、無印良品の人気アイテムです。ダイニングの収納棚の整理にはもちろん、そのまま出しておいてもおしゃれ。

引き出しを開けるたびに中身が動いてしまうのを防いでくれるのが、「ヴァリエラ引き出しマット」です。引き出しの中身が滑りにくくなるのはもちろん、引き出し本体の汚れ防止にもなります。

リーズナブルな価格の「インボックス収納シリーズ」は、角型で収まりがよく、軽くて使い勝手がいいと人気です。カラーボックスや収納棚、引き出しにぴったり。サイズは4種類あり、フタやキャスターも販売されています。

ダイニングテーブルでよく使うモノを収納できるのが、「トレイ付きティッシュケース」です。リモコンやメガネ、文房具を置いておくのにぴったり。インテリアに合わせて5色から選べるのもうれしいですね。