玄関のドアや金属部分をピカピカにする
出典:www.instagram.com(@iebiyori)
どんなに小さな家でも、玄関は家の顔。おもてなしの第一歩は、玄関を隅々まで掃除することから始めましょう。普段は気にならない「玄関灯のくもり」や「金具のくすみ」もきれいに拭きあげて。鉢植えがあるなら、枯れかけた葉や花の手入れも忘れずに。
グリーンやポプリを置いてナチュラルな雰囲気と香りをプラス
出典:unsplash.com
おもてなしのできる玄関を目指すには、植物の力が必要です。でも大きな観葉植物や高価なフラワーアレンジメントを置く必要はありません。ワンコインで気軽に買えるブーケを、お気に入りの空き瓶にバランスよく活ければOK。「忙しくてお花屋さんによる時間もない!」という場合には、あらかじめポプリを買っておけば、花のナチュラルな雰囲気や自然の香りを、いつでも玄関に取り入れられます。
靴を脱ぐときに便利なスツールを置く
出典:unsplash.com
玄関にはスツールを一つ置いておくのが「おもてなし」の心。
女性の場合、いろいろな種類の靴を履いています。メリージェーンのようにストラップのあるものや、編上げのブーティ、さらにはニーハイブーツまでさまざま。男性のように靴ベラがあれば脱ぎ履きできるとは限りません。そんな時に、スツールが一つあると、腰かけて片足ずつ安心して脱げます。ゲストがスカート丈や後ろ姿を気にしながら玄関でソワソワ…なんて困ったことにもなりません。
女性の場合、いろいろな種類の靴を履いています。メリージェーンのようにストラップのあるものや、編上げのブーティ、さらにはニーハイブーツまでさまざま。男性のように靴ベラがあれば脱ぎ履きできるとは限りません。そんな時に、スツールが一つあると、腰かけて片足ずつ安心して脱げます。ゲストがスカート丈や後ろ姿を気にしながら玄関でソワソワ…なんて困ったことにもなりません。
「スリッパ問題」はどうする?
玄関の隠れた大問題…「スリッパどうしよう?」!衛生や気遣いの問題で、「いる」「いらない」の意見が分かれます。あくまでも「おもてなし」の観点からすると、スリッパはあったほうがベターかも。それでも「スリッパは不衛生に感じてしまう」という人のためには、「おしゃれなルームシューズ+使い捨ての中敷き」という組み合わせはいかが?インテリアの好みに合わせられると同時に、洗う手間も衛生の問題も一度に解決しますよ。
サニタリースペースは徹底掃除
出典:unsplash.com
お招きの“基本のキ”であるトイレの徹底掃除!いつもは「こすらず落とす」洗剤でササッと済ませるという人も、お招きの前には、トイレだけは徹底掃除を心がけましょう。トイレは陶器製の部分だけでなく、床や壁も丁寧に拭き掃除をしてさっぱりさせます。「ちょっと臭いが気になるかな?」という場合は、前日からクエン酸などの消臭力のある洗剤で対策をすると安心です。
洗面スペースには石鹸をラッピングしてディスプレイ
出典:unsplash.com
限られた洗面スペースで、清潔な印象をアップしてくれるアイテムが「石鹸」です。高価な石鹸ではなくても、可愛くラッピングすれば、無機質な空間が華やかになります。
また、むき出しになっているトイレットペーパーをカラフルなペーパーナプキンでくるむのもおススメ。細やかな気配りがおもてなしの空間づくりにつながります。
また、むき出しになっているトイレットペーパーをカラフルなペーパーナプキンでくるむのもおススメ。細やかな気配りがおもてなしの空間づくりにつながります。
真っ白で清潔なハンドタオルを準備
トイレのタオルは衛生面が気になります。しっかり洗っていても、何人かのゲストと一緒に使うことになると、ちょっと抵抗があるかもしれません。もし小さなハンドタオルがたくさんあれば、それをくるりとおしぼり状に丸めてトレーに乗せて。使い終わったタオルを入れるカゴを用意すれば、トイレに入る人ごとに1枚ずつ気持ちよく使えます。キッチンペーパーを使い捨てのハンドタオルにする人も多いようです。
廊下には額や鏡などフラットなアイテムで狭くならないインテリアを
出典:www.instagram.com(@iebiyori)
特に分譲マンションの間取りには、廊下が長いタイプの家があります。両側が部屋になっていると、日も当たらずインテリアの工夫も怠りがち。そんな場所には、小さな額やファブリックボードをいくつか飾ってみてください。廊下の照明の下あたりに飾れば、さらにインパクトがあります。廊下に出っ張って邪魔になるようなこともなく、狭い空間に華やぎを与えて、ゲストの目を楽しませてくれます。
LDKの雑多なものは箱に入れる&まとめて隠す
出典:unsplash.com
雑多なモノって、家を見渡せば必ずあります。「いつか手を付けなければ…。」と思いながらも、なんとなく先のばしにしてしまっているモノたち…。もちろんしっかり片づけられるのが一番ですが、お招きの時には、とりあえずすっきり見せる技も必要ですよね。その一番簡単な方法は、箱に入れたりまとめて隠したりする方法。生活感あふれる書類や、モジャモジャのケーブルがすっきりまとまるだけでも、ゲストとくつろげる空間になります。素材や色をまとめると、さらに効果アップです。
どうしても片付かない場合はカーテンやパーテーションで仕切る
小さな家では、ひとつの空間でいくつもの機能を持っていることがあります。リビングの隅にいつも片付かない子どもコーナーがあったり、カウンターテーブルが事務コーナーを兼用していたり。
そんなどうしても片付かないコーナーは、カーテンや布で仕切るという方法もあります。薄手の白いレースやシフォンで仕切れば、圧迫感がなく仕切れるうえに、ファブリックのリラックス感をプラスできます。
そんなどうしても片付かないコーナーは、カーテンや布で仕切るという方法もあります。薄手の白いレースやシフォンで仕切れば、圧迫感がなく仕切れるうえに、ファブリックのリラックス感をプラスできます。
座った時にゲストが一番落ち着ける場所を考える
出典:www.instagram.com(@receno.interior)
ゲストをお招きした場合、「ダイニングやリビングでどこに座ってもらおうか?」と悩みます。改めて上座や下座について考えてみても、ドアや窓との関係で、どこが上座ともつかない悩ましい事態になる場合もあります。ここは念入りに“我が家の上座”について考えましょう。景色がいい場所が一番?ドアやキッチンから遠い場所が一番?その心が「おもてなし」そのものですから。
メニュー表をつくって飲み物をすすめる
出典:unsplash.com
カジュアルなおうちごはんの時でも、配膳までには少し時間が必要になります。その間、ゲストにドリンクを勧めるなら、アイキャッチなメニュー表をテーブルに用意してみては?アルコール系とノンアルコール系だけでなく、ソーダでもカフェインがあるものとないものなど、それぞれ好みに合わせてサーブすれば、ちょっとしたダイナーの雰囲気が味わえそう。
テーブルにキャンドルを置いて揺らめく光を楽しむ
出典:unsplash.com
日中のお招きなら、あまりキャンドルの演出効果を想像できないかもしれません。でも、インテリアのどこかに揺らめく炎があると、おもてなしの雰囲気はグッとアップします。お気に入りのキャンドルホルダーがなければ、水に浮かべて楽しむ「フローティングキャンドル」をどうぞ。手持ちのグラスに水をはって浮かべるだけ。炎と水のどちらも目で楽しめるインテリアになります。
キッチンこそがおもてなしの最高のステージかもしれない
もしゲストが料理好きだったら、きっと友達の家のキッチンは最高のおもてなし空間のはず。「どんなツールを使っているの?」「キッチン家電のメーカーは?」なんて、普段あまり話題にすることがないものですが、お招きの時には、そんな話題にも花が咲きます。フーディさんには、キッチンにいるだけでも最高のおもてなしです。
調理する香りや音で「おもてなし」
出典:unsplash.com
食卓を囲むホームパーティを開いたとき、小さなキッチンでは何人かのゲストと一緒に調理や配膳することは難しいですね。でも聞こえてくる音や香りは、ワクワクするライブ感のあるおもてなしになります。気心の知れた仲ならば、カジュアルにグラス片手に調理しながら会話を楽しむのもいいですね。
LDに鏡を置くことは女性らしい心づかい
出典:unsplash.com
美味しくごはんをいただいた後に、「リビングでお茶でもどうぞ。」というとき、ちょっと口元が気になったりしませんか?口紅がとれたり、服にシミがついたりしていないかと、少し鏡で確かめたくなります。もちろん洗面やトイレに鏡があるかもしれませんが、ゲストが使える洗面スペースの数は限られています。そんな時リビングに鏡があれば、通りすがりにちょっとチェック。カジュアルな集まりならOKですよね?
クッションをたくさん置いてリラックス
出典:unsplash.com
いつものソファーを一瞬でグレードアップしてくれるのがクッションです。できることならば大小いくつかのサイズや素材を変えて揃えると便利。お腹いっぱいになった体を投げ出したり、背中に当てたり抱いたりすれば、ソファだけの時よりもしっかりとした安定感で包み込んでくれます。ファブリックの選び方で、インテリアをラグジュアリーにもカジュアルにもしてくれる便利なアイテム。季節やイベントごとに着せ替えするのも気軽ですね。
椅子の横にはひざ掛けをスタンバイ
出典:www.instagram.com(@fullangle_japan)
座るスペースには、ひざ掛けを用意しておくと安心です。冷え性対策だけでなく、座った時に気になるスカート丈や、食べた後のポッコリお腹を隠したい心への配慮にも役立ちます。ひざ掛けをクッションの中材としてカバーに詰めておけば、シーズンオフでもかさ張りません。
プロジェクターでデジタルなスパイスを
プロジェクターをインテリアに利用する人たちが増えてきました。明るい部屋でもしっかり映る性能のものが、手が届く価格になったこともあります。お気に入りの外国の風景や大きな時計を壁に映して使うこともできます。景色のいい窓が部屋にもう一つできたようにも使えます。ゲストを招いた時には、一緒に写真や動画をシェアするのもいいですね。
その日のうちにサンキューカードを送る
出典:unsplash.com
楽しいひと時を過ごした後、その日のうちに「サンキューカード」を書いて送りませんか?ゲストが真面目な性格の人だと「次は私が招待しなくちゃ…。」なんて思いがち。でもサンキューカードで「今日は来てくれてありがとう。また気軽に遊びに来てね!」といってもらえると、一緒に過ごせた時間がさらに楽しい思い出になりますよ。
日々の小さな心づかいが「おもてなしインテリア」への近道
出典:unsplash.com
おもてなしとは「御持て成し」と書きます。お客様を丁寧に心を込めてとりはからうという意味です。スタイルや伝統的な格式は、おもてなしの心を伝える手段。作法にのっとって取り入れることも大切ですが、そのことに縛られるよりも、ゲストのことを細やかに思いやることのほうが、本当のおもてなしに近づく方法かもしれません。
ゲストをお招きする「おもてなしインテリア」の工夫は、日々の暮らしやすさを生み出す小さな知恵でもあります。少しずつできるところから取り入れて、気軽にお招きを楽しめるようになりたいですね。
ゲストをお招きする「おもてなしインテリア」の工夫は、日々の暮らしやすさを生み出す小さな知恵でもあります。少しずつできるところから取り入れて、気軽にお招きを楽しめるようになりたいですね。