土を使わずにポットなどに球根と水を入れて育てる栽培方法の水耕栽培（水栽培）。

また、お部屋に合わせた容器を選べばインテリアとしても活躍してくれて◎。

ガラスの容器やポットを使って栽培するのが一般的で、特に透明なガラス製の容器は根の成長も外から見る事ができて人気があります。

これらは寒い冬を越すために栄養がたっぷりと球根内に蓄えているからです。

秋植えの球根なので、9月くらいから園芸店やホームセンターなどで購入でき、水栽培をはじめる時期としては、11～12月が適しています。

ヒヤシンスの球根はオランダで品種改良された「ダッチヒヤシンス」と呼ばれる、1本の茎が伸びるタイプと、フランスで品種改良された「ローマンヒヤシンス」と呼ばれる茎が複数伸びるタイプの球根があり、水栽培にはダッチ系のヒヤシンスの球根が適しているのでこちらがおすすめ。

10月にはじめる場合は、最近は寒い地方でないとそれほど気温も低くならないことがあるので、その場合は冷蔵庫に入れて寒さを疑似体験させて発芽、発根させます。

そのとき、球根が水につかりすぎていると腐りやすくなってしまうので、お尻の部分だけ軽く水につけます。冷蔵庫に入れる場合は、プリンやヨーグルトなどのカップを使うと◎。

約3～4ヶ月後に花が咲き、その後1ヶ月の間ほど花と香りが楽しめます。

和洋、どんなインテリアにもスッキリとけ込み、サイズはφ120 x H190 mm のLサイズと、φ80 x H125 mm のSサイズがあり、どちらも水耕栽培以外に、花瓶としても使用できるので、両方揃えておくのも良いかも。

北欧雑貨やインテリアの専門店のハシュケが、吹きガラス工房floresta fabrica（フロレスタ ファブリカ）に別注で作ってもらった、おだやかな波のようなデザインが素敵な球根ポット。

ひとつひとつ丁寧に吹きガラスで作られた球根ポットのカラーは全4色。画像左から、オリーブ、アンバー、ティー 、グリーン。どれも魅力的で全て揃えて並べても絵になります。

単品で花瓶として使用するのも◎。食卓、リビング、書斎、どこに置いてもやさしいフォルムとデザイン、そして可愛らしい花に心が癒されそう。

キノコのような見た目が可愛らしい、水耕栽培用のガラス製花器。シンプルなフォルムなので、ヒヤシンスやムスカリなどの他に多肉植物も似合うし、普通に花瓶として使っても◎。

球根を入れて、水栽培を楽しむためのフラワーベースのロングタイプ。球根を置く皿と水入れが別のタイプは、茎を傷めることなく簡単に水の取り替えができて便利です。

いががでしたか？　土を使わずにポットなどに球根と水を入れて育てる水耕栽培。１つの球根とポットから手軽にはじめることができるので、この秋はぜひ秋植え球根でチャレンジしてみてはいかがでしょうか？来年の春には、お部屋で可愛らしい花と豊かな香りを楽しめるかもしれませんよ。