ソファのお手入れ、【GOOD!】and 【NG!】
お手入れの手順を学ぶ前に、ちょっとした確認を。これらの行動や状況は、ソファの寿命を伸ばしている?それとも劣化させている?
出典: どんな素材のソファでも「汚れたらすぐに拭き取る」という行動は正解です。ただし、いきなり洗剤を使うのはNG。時には変色の原因になることがあります。まずはクロスで拭き取って、それでもどうしても落とせないシミがついてしまった場合にのみ洗剤に頼りましょう。
その洗剤を使って問題がないか、必ず事前に裏側の目立たない部分でテストをしてください。
「ソファの汚れには薄めた中性洗剤を」というのが一般的なお手入れ法です。では中性洗剤にはどんなものがあるのかというと、例えば、ウールやシルクなどのデリケートな素材を洗う洗濯用洗剤。それから、台所用洗剤や浴室用洗剤などです。
汚れを強力に落とすアルカリ性の洗剤はNG。蛍光剤を含んだ洗濯用洗剤は色落ちをまねくことがあるので要注意。
ホコリを取るためにブラシを使っている→【GOOD!】
ペットや小さなお子様がいる家庭では特に、毛やホコリを毎日取って清潔にしておきたいですよね。そのために掃除機を使う場合、布張りソファであれば生地を傷めないように吸い口をブラシタイプに替えるのがベストです。
また、革ソファならレザー用のブラシを、布製なら衣類用のブラシを使って時々ブラッッシングすると、ホコリが取れ、素材の品質を維持することができます。
エアコンの風が当たる場所にソファがある→【NG!】
出典: エアコンのそばにソファを置いている人は少なくないのではないでしょうか。部屋の構造上、それも仕方がないことかもしれませんが、エアコンや暖房から出る風が直接当たらないほうがソファは長持ちします。革ソファは、色あせを防ぐために直射日光も避けたいところ。
さてここからは、具体的なメンテナンス方法をご紹介します。
布張りソファは、ホコリを溜めないことが第一の基本。放っておくとダニやカビの温床になってしまいますよ。
出典: 少なくとも1週間に1度はホコリを取り除きましょう。掃除機はグイグイ押し付けるのではなく、ソファを軽く叩いたあとチリを払うようにかけていきます。
出典: 目に詰まった小さなホコリはブラッシングでかき出しましょう。ブラシは、少し固めの豚毛がおすすめ。縫い目に沿うように優しく当てて、こすりすぎないように気をつけてください。
出典: 汚れやシミが気になる場合は、おしゃれ着用洗剤や台所用洗剤などの中性洗剤を使いましょう。ただし、洗剤を原液のまま直接ソファにつけるなんてことはしないように。ぬるま湯を用意して、お湯に対して3~5%の割合で洗剤を溶かします。その薄めた洗浄液を布に浸してから絞り、ソファをポンポンと軽く叩くように表面の汚れを落としていきます。この時、布はコットン100%の柔らかいものを使って。
出典: 洗剤を使ったあとには、お湯で拭き取ることも忘れずに。その後は、乾いた布で抑えて水気を取っていきます。水気が残っているとかえって雑菌を増やしてしまうので、しっかり乾かしてください。
出典: クリーニングが済んだら、汚れをつきにくくする専用のプロテクターを吹きかけておくのもいいですね。市販のテキスタイルプロテクターは、約半年間ソファをカバーしてくれます。
その後の普段のメンテナンスには除菌・消臭剤を使えば、より衛生的に。
出典: カバーを取り外せるからといって、大胆に丸洗いするのはちょっと待って。生地によっては縮んだり痛んだりする可能性があるので、洗濯表示は必ず確認しましょう。丸ごと洗いたいのであればドライクリーニングに出すのが無難。部分的なシミを取りたい時には、裏側に当て布をしながらシミを叩いて浮かせていきます。このまとめの後半に専用のシミ取り剤を紹介しているので、参考にしてみてください。
合成皮革は、マメな乾拭きが大切。曜日を決めて、毎週1度乾拭きをする習慣をつけるといいでしょう。
出典: 合皮ソファの品質をどれだけ維持できるかは、しっかり乾拭きをしているかどうかで違ってきます。
コーヒーでも食べ物でも、こぼしてしまったらその場ですぐに拭き取ること。できれば洗剤は使わず、汚れを放っておかないようにしたいものです。
出典: どうしても布で拭くだけでは落ちないマジックペンなどの汚れには、中性洗剤を使ってみましょう。布張りソファと同様に、洗剤は薄めてください。洗剤を残さないように水拭きしたあと、仕上げに必ず乾拭きを!
吸収性が高く汚れをサッと取り除いてくれるマイクロファイバーのクロスを使うと便利ですよ。
水や汗に弱いのが、天然の革ソファ。汚れたらすぐに乾いた布で拭き取り、できるだけ水拭きは避けてください。
合皮と同じように、本革のお手入れも乾拭きが肝心です。極力、洗剤を使わないで維持しましょう。
といっても、子供が無邪気に遊んでしまった落書きや、油汚れ、ワインのシミなど、乾拭きだけでは取れない汚れもたまにはありますよね。そんな時は、前述したような中性洗剤を使ってください。革製品の汚れ落としにはエタノールがいいともいわれていますが、表面の色を剥がしてしまう可能性があるので慎重に。
乾拭きしてホコリと汚れを取り除いたら、革製品専用の保護クリームを塗り込みましょう。クリームは布につけてから、ソファの表面に均等に塗布していきます。汚れをつきにくくして長持ちさせるためにも、半年に1度くらいは保護クリームを塗り直してください。
出典: 食物由来の成分を原料としている「Murchison Hume(マーチソンヒューム)」のハウスクリーナー。用途別にさまざまな種類が揃っていて、布張りソファ、合成皮革、そして木製部分の汚れ落としに使える家具専用の洗剤が販売されています。
肌に優しく、小さなお子様がいる家でも安心。香りもナチュラルで爽やか。
出典: 「GREEN MOTION(グリーンモーション)」のエコ洗剤。100%植物由来の天然成分で、ソファをはじめ、家電や床、キッチンから浴室まで、部屋中で使えるマルチなクリーナーです。うっかりつけてしまった油汚れや食べこぼしは、高い洗浄力のあるこの1本で素早く落としてしまいましょう。
出典: 「THE(ザ)」の洗濯用合成洗剤は、素材に優しく、ソファの汚れ落としに適した洗剤です。
出典: ドイツの老舗ブランド「Redecker(レデッカー)」のニット用ブラシ。中央には極細のブロンズワイヤーが、外側には豚毛があしらわれています。洋服の毛玉を抑えるものですが、布張りソファのホコリ取りにも役立ちます。
出典: 「Dr. Beckmann(ドクターベックマン)」のステインローラー。ドライマーク衣類や洗濯できないソファ生地のシミを取ってくれる優れもの。ケチャップやファンデーションなどの頑固な汚れも落とせます。
出典: こちらは「Dr. Beckmann(ドクターベックマン)」のステインリムーバー。ヘッドブラシ付きだから、取り扱いが簡単!気になる部分だけをブラッシングして布で拭き取ればシミ取り完了。
出典: 花粉、ダニ、カビ、雑菌などを除去できる消臭スプレー「A2Care (エーツーケア)」。効果はしっかりあるのに、水と同じくらい低刺激。安全性や肌への刺激が気になる人へ。
出典: 「Cold Spring Apothecary(コールドスプリングアポセカリー)」のルーム&リネンスプレー。化学薬品は一切なし。抗菌作用のあるラベンダーの精油をベースとしています。布張りソファを気持ちよく清潔に保てるアイテム。
出典: 革ソファを買ったら一緒に揃えたいレザークリーム。革の保護やツヤ出しのために定期的に塗りましょう。この「Christophe Pourny(クリストフ・ポーニー)の製品は、植物由来のワックスで作られています。
出典: ペットの毛やホコリを取る粘着クリーナー=コロコロ。おうち型のケースに収まったこんなかわいいデザインだったら、インテリアとして置いておきたいですよね。ソファのそばにいつもあれば、気づいた時にすぐ掃除ができて便利。商品名は「コロコロ コロフル」。ネーミングがまたかわいいです。
出典: メンテナンスというと面倒なようですが、部屋のお掃除と一緒にホコリを取り払って、気づいた時にすぐに拭けば、それほど複雑なお手入れは必要ありません。こうしたケアのほかに、いつも同じ場所に座わらないというのも長持ちさせるコツですよ。
リラックスして全身をゆだねられるように、ソファはいつもキレイにしておきたいですね。
どんな素材のソファでも「汚れたらすぐに拭き取る」という行動は正解です。ただし、いきなり洗剤を使うのはNG。時には変色の原因になることがあります。まずはクロスで拭き取って、それでもどうしても落とせないシミがついてしまった場合にのみ洗剤に頼りましょう。
その洗剤を使って問題がないか、必ず事前に裏側の目立たない部分でテストをしてください。