ソファのお手入れ、【GOOD!】and 【NG!】
汚れはすぐに洗剤で拭き取る→【NG!】
汚れ落としには台所用洗剤を使う→【GOOD!】
「ソファの汚れには薄めた中性洗剤を」というのが一般的なお手入れ法です。では中性洗剤にはどんなものがあるのかというと、例えば、ウールやシルクなどのデリケートな素材を洗う洗濯用洗剤。それから、台所用洗剤や浴室用洗剤などです。
汚れを強力に落とすアルカリ性の洗剤はNG。蛍光剤を含んだ洗濯用洗剤は色落ちをまねくことがあるので要注意。
ホコリを取るためにブラシを使っている→【GOOD!】
ペットや小さなお子様がいる家庭では特に、毛やホコリを毎日取って清潔にしておきたいですよね。そのために掃除機を使う場合、布張りソファであれば生地を傷めないように吸い口をブラシタイプに替えるのがベストです。
また、革ソファならレザー用のブラシを、布製なら衣類用のブラシを使って時々ブラッッシングすると、ホコリが取れ、素材の品質を維持することができます。
エアコンの風が当たる場所にソファがある→【NG!】
【実用編】布張りソファのお手入れ法
布張りソファは、ホコリを溜めないことが第一の基本。放っておくとダニやカビの温床になってしまいますよ。
1. ホコリを取り除く
2. 薄めた中性洗剤で汚れを落とす
3. 洗剤を拭き取り自然乾燥
4. 専用プロテクターで汚れを防止
カバーリングの場合
【実用編】合成皮革ソファのお手入れ法
1. 乾拭きをする
2. 拭いて落ちない汚れは中性洗剤で
【実用編】本革ソファのお手入れ法
1. 基本は乾拭き
合皮と同じように、本革のお手入れも乾拭きが肝心です。極力、洗剤を使わないで維持しましょう。
といっても、子供が無邪気に遊んでしまった落書きや、油汚れ、ワインのシミなど、乾拭きだけでは取れない汚れもたまにはありますよね。そんな時は、前述したような中性洗剤を使ってください。革製品の汚れ落としにはエタノールがいいともいわれていますが、表面の色を剥がしてしまう可能性があるので慎重に。
2. 保護クリームを塗布
乾拭きしてホコリと汚れを取り除いたら、革製品専用の保護クリームを塗り込みましょう。クリームは布につけてから、ソファの表面に均等に塗布していきます。汚れをつきにくくして長持ちさせるためにも、半年に1度くらいは保護クリームを塗り直してください。
どんな素材のソファでも「汚れたらすぐに拭き取る」という行動は正解です。ただし、いきなり洗剤を使うのはNG。時には変色の原因になることがあります。まずはクロスで拭き取って、それでもどうしても落とせないシミがついてしまった場合にのみ洗剤に頼りましょう。
その洗剤を使って問題がないか、必ず事前に裏側の目立たない部分でテストをしてください。