釜浅商店
明治41年創業の浅草合羽橋の道具店。良い道具には良い理があるという信条のもと100年以上料理人や道具と向き合う。道具ごとに専門のスタッフが相談に乗りながら、永く付き合える一品を紹介してくれる。包丁の砥ぎや銘入れ、道具の修理なども受けている。
時代の流れから、かまどを使う家が少なくなる中で、釜がほとんど売れない時期もあったそうです。
けれど今は、昔からの道具が見直されて来ていて、釜でご飯を炊きたい!美味しいご飯を食べたい!いう人や、ていねいな暮らしをしたいと思う人が増えて来ている傾向にあるそうです。
釜浅商店は小道を挟んで2店舗あり、どちらも店内はゆとりある内装になっています。
最初は、店内のレイアウトも、商品が天井まで積まれた倉庫のような雰囲気だったそうです。
それだと一般の人にとっては入りづらく見づらいという事でリニューアルし、全体的にゆとりのある雰囲気に変え、その真ん中にまな板素材の台を置き、庖丁を選ぶ時には必ずお客さんの手にとって貰うスタイルにしたとか。
また、実際に感触を確かめてから購入出来るスタイルがお客様に好評だそうです。
外国からのお客様も立ち寄るそうですよ♪
釜浅商店 本物の料理道具達
うどん釜
もともとはうどん釜として作られたそうですが、蓋と合わせる事で、ごはん釜として使う事も出来るようになりました。
鉄釜は熱伝導が良く、ムラなく全体に火が通るので、もちもちした食感のご飯が炊きあがるそうです。
サイズは15~30cmの6種類。
揚げ鍋など用途を限らず使える優れた一品です。
寄せ鍋
直火はもちろん、IHコンロやオーブンでも使う事が出来ます。
和・洋問わず様々な調理に使える使いやすい形。
サイズは9~30㎝の8種類。
鉄器は保温性に優れているので、調理後、器のまま食卓に並べれば温かいままのお料理を楽しめます。
南部鉄器のお手入れ方法
2.天然素材のたわしと水またはぬるま湯で洗いましょう。
3.濡れたままにしないで、速やかにコンロで熱を加え水気をしっかり取りましょう。
鉄は錆が出ることがあります。
そのために表面に油で皮膜を作り錆から守ることが基本です。
ただ、難しいことはなく、日々使うことで自然と錆から守ることができます。
本手打行平鍋
手打ち鍋のデコボコした表面が特徴的な行平鍋。
打つことでアルミは強くなり、火に当たる面積も広くなるので、熱伝導が良くなります。
サイズは5~8寸の4種類。
一家にひとつは置いておきたい万能鍋です。アルミ製なのでとても軽いですし、錆にくいのも特徴。
15cmの5寸鍋は深型で両口になっているので、ミルクパンのように気軽に使う事も出来ますね♪
鉄打出しフライパン
日本で唯一の鉄打出しの技術を持つ山田工業所が作るフライパン。
2.3mmと厚手で保温性にも優れている。パリッとした焼け目が付くのに焦げにくいという優れもの!
ガス・IHコンロの使用可能で、サイズは18~26㎝の5種類。
表面に加工が施されていないので、使えば使う程に錆びにくく使いやすくなるのが特徴です!
銅のおろし金
鶴と亀の銅の"おろし金"。何ともおめでたいですね!
贈り物や、引き出物なんかにもオススメです♪
包丁
包丁は、お料理にはかかせないもの。
主婦にとっては毎日触れるものなので、こだわりたいですよね。
包丁と言えば釜浅商店と言う位、包丁の数は豊富です。
スタッフの方も相談にのってくれますので、気軽に声をかけましょう♪
毎日の料理が楽しくなる様な包丁!私も欲しくなりました。
包丁は主婦や料理人にとっては欠かせない大切なもの。
定期的に包丁研ぎもしてくれるんです。
釜浅商店ではそういったメンテナンスや相談にものってくれるので安心ですね!
一生ものの"料理道具"とはこの事だな…と思います。
釜浅商店の料理道具に触れてみませんか?
安くて便利な調理器具がすぐに手に入る世の中、大切に丁寧に末永く使っていける、そんな本物の道具が釜浅商店にはいっぱい詰まっています!
職人さん達の英知の結晶とも言えるのでは無いでしょうか。
丁寧に、ひとつのものに愛着を抱きながら大切に大切に使って行く事は、とても大事な事ですよね♪
みなさんも是非、釜浅商店に足を運んでみませんか?
店名からも分かるとおり、最初は釜がメインで始まった『釜浅商店』。