「お気に入り」を使う。肩肘張らない、わたし流SDGsライフ
その「SDGs」といえばいま様々な企業の取り組みが盛んになってきていますが、もちろん個人レベルでできることも、節電やリサイクルなど、たくさん!
でも、私たちの日常で「突然本腰を入れて取り組むのは、自分も周りも少し窮屈そう」と思ったり。「ちゃんとやらなくちゃ」とタスクのように感じてしまったり…。真面目に考えるあまり一歩踏み出すことにためらいを感じることも。
せっかくあなたに芽生えたSDGsへの関心をが活かせないのは、もったいないことですよね。
「エコに役立つ」×「グッドデザイン」の、両方叶える商品を選りすぐり
そこで今回ご紹介したいのは、「環境によい素材」で、「おしゃれ×スマートに使える」アイテムたち。
アップサイクル・リサイクルによるアイテム、土に還る素材のアイテム、消耗品のイメージを覆す、繰り返し使えるアイテムなど―― デザイン性も重視してセレクトしました。
肩ひじ張らない、あなたらしい「SDGsライフ」を始めましょう!
私らしく使おう。おしゃれ×スマートに使えるSDGsグッズ【8選】
【私らしい選択肢1】「リサイクル原料」使用の、お気に入りを使う
① KIND BAG(カインドバッグ) エコバッグ各種
「使用済みペットボトル6本」から、1つのバッグを作り上げる
レジ袋有料化以来、一気に定着した「マイバッグ」。レジ袋削減に繋がるのでエコバッグとも呼ばれていますよね。
そのマイバッグ、素材も100%再生素材を使用した、まさに正真正銘の「エコ」バッグを使ってみるのはいかがでしょう?
ご紹介したいのは、イギリス・ロンドン発のエコバッグブランド「KIND BAG(カインドバッグ)」。バッグ1枚あたりに、ペットボトル6本ほどの再生素材を使っています。耐荷重は20kg、洗濯機での丸洗いもOKで、機能性も◎!
ファッションのおしゃれなアクセントになる、デザイン性の高さもポイント。
柄のバリエーションが豊富で、中にはバナナ(画像左上)、パパイヤ、ザクロのモチーフも♪
あなたならではのとっておきの一枚を見つけてみてはいかがでしょう。
② SIWA|紙和(シワ) ハードナオロンのアイテム各種
「ペットボトルのリサイクル繊維」を用いた、特別な和紙素材・ハードナオロンを使用
「フラットケース」…書類の保管やタブレットにピッタリ
例えば「フラットA4」は、書類やタブレットの持ち運びにピッタリ。
側面にポケットもあるので、ペンや付箋、メモ用紙など、オフィス周りに必要な一式をスマートに持ち運ぶことができます。
「トートバッグ」…シンプルファッションにもすっと馴染むフラットな佇まい
③ ヨシタ手工業デザイン室 TRIP WARE(トリップウェア)シリーズ
使用済み陶磁器が、新たな生を受け生まれ変わる。「リサイクル陶土」でつくられた器
「TRIP WARE フタ」…皿になることは勿論、他の器と合わせれば蓋やソーサーにもなる
④ ⼟佐⿓ STYLE JAPAN(スタイルジャパン) ジャパニーズスパ
「端材のひのきチップ」を活用してつくられた、天然素材の⼊浴剤
高知県を代表する良質な檜として知られる「四万十ひのき」。高知県の「土佐龍」は、この檜を活用して、様々な木製品を生み出す工房です。
「土佐龍」では、製造時に出た端材や葉なども有効活用することをポリシーとして掲げており、その考えから生まれた一つが、この「四万十ひのき」のチップをふんだんに使った入浴剤です。
ヒノキに含まれる香り成分は、副交感神経系を優位にし、リラックスに効果的なことが実証されているのだとか。さらに、ストレス解消に効果がある成分も含まれ、一日の終わりに心と体をゆったり緩めるのにピッタリ!
また、ヒノキの防臭効果・香りを活かして、靴やクローゼットの消臭剤やサシェとしても使用するのもいいですね。
お風呂に入れるときは、不織布のバッグごとそのままバスタブに入れれば、たちまち「お風呂で森林浴」しているかのようなひと時に。一袋で2~3回の使用が可能です。使用後はそのまま捨てずに、乾燥させ、生ごみにかける防臭剤として使っても◎
自分にも地球にも優しい、あなたらしいリラックスタイムを楽しんでくださいね。
【私らしい選択肢2】「修理して長く使える」革新的グッズを相棒に
⑤ Evereon(エバーイオン) ビニール傘
『ビニール傘は、生地を張り替えながら長く使う』を、私のスタンダードに。
そんなモヤモヤを解決してくれるのが、“張り替え”が可能なビニール傘。
中でもおすすめは、Caetla (サエラ)というメーカーが手掛けている 「Evereon(エバーイオン)」というおいおしゃれなビニール傘シリーズ。
【私らしい選択肢3】使い切ったら、最後は「土に還す」モノを使う
⑥ Apiary-Made(アピアリーメイド) ミツロウラップ
洗って使う…をとことん繰り返した後は『土に還す』。自然の力を借りた「エコラップ」
1枚の布をミツロウやオイルなどでコーティングすることで、洗浄しながら繰り返し使えるラップにしたのが「ミツロウラップ」。
今回ご紹介するオーストラリアのブランド「Apiary-Made(アピアリーメイド)」では、このミツロウラップにオーガニックコットンを使用。さらにはオーガニックのミツロウとオーガニックホホバオイル、天然樹脂でコーティング。
使い古した後は土に還すことができる「100%天然素材」が大きな魅力のエコラップです。
手の体温で温めるとミツロウが柔らかくなり、お皿を覆ったり、食品をそのまま包んだり・・・と変幻自在!
重なり合ったラップ同士は、ミツロウの自然の粘着力で密着するので、食品の瑞々しさを優しくしっかり閉じ込めてくれます。
布ならではの張りと温めながら成型できる特徴を生かして、袋状成型したり、少し縁を立ち上げてお皿のようにして使ったり・・・と、アイデア次第で使い道は広がります。
使用後は軽く冷水で洗って自然乾燥するだけ。週に2~3回の使用で約1年使用できるのだそう。
徐々に柔らかくなり手になじむほどに、一層愛着がわくはずです。
⑦ Ecoffee Cup(エコーヒーカップ)
土の中で分解可能なバンブーファイバーを使用した「コーヒーカップ」
この4月には、ゴッホの人気絵画がプリントされた、「ヴァン・ゴッホ」シリーズも新登場!その他にもデザインが豊富です。
コーヒーショップでのテイクアウト時にお馴染みの、紙で作られた使い捨てコーヒーカップ。脱・使い捨てを始めるべく、お気に入りのエコーヒーカップを持参して足を運んでみてはいかがでしょう♪
*画像上/Ecoffee Cup「ヴァン・ゴッホ」シリーズ
【私らしい選択肢4】荷物になりがちな水筒は「自分サイズ」を追求
⑧ MOTTERU(モッテル) カラビナハンドルサーモボトル
「ジャストフットサイズ×カラビナ付き」で、圧倒的に持ち歩きやすいマイボトル
ペットボトルをはじめとしたゴミ消費量を減らすのにもメリットの大きい、繰り返し使える「マイボトル」。
『頭ではわかっているけれどなかなか習慣づかない』というあなたにオススメなのが、「MOTTERU」のサーモボトルです。
こちらのサーモボトル、130ml・250ml・360mlの容量からセレクト可能。「500mlペットボトルサイズは飲み切れない」というニーズに寄り添ったボトルなんです。
*画像/130mlタイプ
無駄のないスリムなサイズ感は荷物の隙間に入れやすいのに加え、カラビナ付きなので、バッグの外側にぶら下げることが可能。
バッグが小さいとき、持ち物が多くてボトルを入れにくいときにも、ぐんと持ち歩きやすくなるはず。
カラーはブラック、ホワイト、シルバーから選択可能。ライフスタイルにマッチしたものを選びやすいミニマルボトルなら、毎日持ち歩くことを習慣化できそうですね。
暮らしも、地球への思いやりも、ずっと続くものだから。
「エコアクション」と言えば、どこかストイックなイメージも付きまといましたが、それも一昔前のお話。地球や未来へのやさしさと共に、機能性とファッション性も加わり、「今の自分への心地よさ」と両立できるグッズがたくさんあります。
*画像/繰り返し使えて、土の中で分解可能な原料を用いたコーヒーカップ「Ecoffee Cup(エコーヒーカップ)」