"美味しいお茶を楽しむ"ということだけを目的に、無駄のない形状を目指してつくられた湯呑。素朴な空気感を残しつつも、どこか凛とした印象の佐賀県の有田焼。

お茶の時間を暖かみのあるものにしてくれそうな、生成りがかったナチュラルな白。たっぷり飲みたいときうれしい「大」と、おもてなし時や普段使いにぴったりな「小」の2サイズです。

三重県四日市市の伝統的な焼き物「萬古焼」の陶磁器メーカー「南景製陶園」の湯呑。自然に作り出された、釉薬の表面に入る細かいヒビ模様「貫入」が美しいですね。

色は、ほんのり薄ピンクの桜と、優しいミルク色の白。貫入をそのまま生かしたものと、貫入に墨を流し込んだ「墨貫入」。サイズと形はすべて同じですが、それぞれ印象が異なるからユニークですね。

お茶を淹れる湯呑としてはもちろん、小鉢やデザートカップとして使っても素敵です。主張しすぎない色・デザインだから、日常のさまざまなシーンで活用できそう。

存在感ある高台が特徴的なデザインの、ユーモラスな形の湯呑。手描きで描かれた茶色い線が暖かみをプラスしてくれます。和風なのにどこか北欧っぽくも見える洒落た雰囲気です。

全体的にぽってりと厚みを持たせているので、熱々のお茶を注いでも指先が火傷しそうになることもありません。しっかりと保温もしてくれる優れもの。

磁器作家・イイホシユミコさんプロデュースの、シンプルな筒型の湯呑。薄手の白磁製で、口当たりも良く清潔感があります。

中身はお茶だけでなく、コーヒーやスープはもちろん、デザートの白玉ぜんざいを入れても不思議としっくりきます。日常やおもてなしにフリーカップ的な使い方ができそうですね。

愛媛県・砥部町で約240年もの歴史をもつ「砥部焼」をベースに、フィンランドのエッセンスをミックスさせて誕生したカップ。「マリメッコ」のデザイナーとしても知られるフィンランド在住のクリエイター・石本藤雄さんプロデュースです。サイズはS、M、Lの3つのサイズ。

カフェオレボウルや小鉢として使いやすいMサイズ。艶感が美しい青磁釉の「SEIJI」は、はかなげな印象が素敵です。

抹茶碗のようなたっぷり容量のLサイズ。ごはん茶碗やスープボウルとしてもぴったりです。深みのある呉須の刷毛目を重ねた「GOSU」は、シックでモダンな色合いが美しい。

器を手にしたときに手の影が透けて見えるほどの繊細な薄さが美しい「エッグシェル」のカップ。繊細な磁器づくりに定評のある丸直製陶所によるもの。光を受けて浮かび上がる模様は、まるで影絵のような美しさです。

主張しすぎない柄の入り方なので、無地感覚で使いやすい。冷たい飲み物を入れたり、デザートカップやプリンカップとして使っても良さそうですね。

鳥や花などをモチーフに、日々の暮らしにそっと寄り添う温もりを持ったアイテムをつくり続けている「BIRDS' WORDS（バーズワーズ）」のカップ。柄はバードとフラワーの2種類。

「DAY BY DAY CUP」とネーミングされたカップは、"使うたびに日に日に愛着が湧いてくるようなデザインを"という思いを込めて作られています。日常でお茶やコーヒーを飲むとき、食後のデザートを楽しむときなど、さまざまなシーンで活躍してくれそう。

手のひらにしっくりと収まる小ぶりなカップ。使うたびにキュートで繊細な柄を目にすると、心が躍りますね。