シンプルで飽きのこないデザインの食器というのは、自然と、毎日使いたくなる…そんな使い心地の良い存在です。
日々の食卓で、目玉焼きとサラダを盛り付けたり、ランチにはパスタを盛り付けたり、家族が集まる晩ごはんには、取り皿として使ったり…どんなお料理にも合う、ついつい使いたくなる…そんな定番の食器を探してみませんか！
今回は、毎日使いたくなる、サイズ違いで揃えたくなる、定番食器をご紹介したいと思います。みなさんの食器選びの参考にしてみて下さいね。

スウェーデンを拠点に活動するアーティスト集団”Urban Forest(アーバンフォレスト)”所属のガラス作家、山野アンダーソン陽子さんがデザインした「リム オーバル」。
一見すると、なんてことのない形にも見える器ですが、使ってみて初めてその計算されつくしたデザインに気付かされます。
細すぎず、太すぎず、絶妙なフォルムの楕円形は、食卓のどの位置に置いても、ちょうど良く馴染み、カレーや煮物、パスタなどは勿論、汁気のある食べ物を食べた際、食べ終わる直前に器に少しだけ残った食べ物がすくいやすいというのも、この器の嬉しい特徴のひとつ。
例えば、パンやサラダ、切っただけの果物、出来合いのものをただ乗せた時にでも、お洒落で華やいだ食卓に見えるのが、この「リムオーバル」の魅力でもあります。

リムの縁には、ワンポイントにもなるグレー、グリーン、ブラウンの柔らかな色付けが施されいます。色の付いていないホワイトと合わせると、全部で４色。色付きのものは、職人がひとつひとつ手作業で施釉するため、かすれや色ムラなどが生まれ、器の表情を彩り、あたたかみのある雰囲気に…。同じ色で何枚か揃えたり、家族で色分けして使っても楽しいですね！

飾り気のないシンプルさは、気が付くと毎日使いたくなる…。そんな、食卓の定番に…。

手のひらにおさまる小ぶりなプレートは、食事の時間には、薬味や調味料、さらには付け合せの副菜、箸休めのお新香などを盛り付けるのにちょうど良いサイズ。おやつの時間や夜のリラックスタイムなら、和菓子、洋菓子、ナッツ…など、毎日、何かと登場する小皿だからこそ、こんなシンプルで使いやすいものが一番ですね。

直径10cm程度の小さなプレートには、使いやすいな…と感じさせる工夫がいっぱい！リムは程良く幅があり、手に取りやすく、醤油やお酢などの汁気のあるものを入れるのに丁度よい深さがあります。先程ご紹介した「リム オーバル」と同様、グレー、グリーン、ブラウンの色付けがされた縁のおかげで、家族や使うシーンによって使い分けすることも出来ます。
長崎県波佐見町でひとつひとつ丁寧に手作業でつくられているので、釉薬のかすれなどにもあたたかさを感じることができ、食卓の名わき役的な存在に…キッチンの食器棚に、いつでもスタンバイしておきたい、そんな頼れる存在です。

フィンランドのテーブルウェアブランド、イッタラの「ティーマ」シリーズは、フィンランドを代表するデザイナー、カイ・フランクによって生み出された代表作の一つ。シンプルで機能的かつ、美しい佇まいがとっても魅力的で、とにかく、オールマイティーに使えるところが嬉しい器です。
プレートもボウルもすっきりと積み重ねることができ、美しい色の重なりさえもインテリアとして楽しめます。フチには立ち上がりがあるため、取り出しにも便利！まさに使い手の気持ちになって考えられたアイテムです。

ティーマ プレート15cmと17㎝は、取り皿としてぴったり。複数枚持っておきたいサイズすね！おつまみや副菜、しょうゆ皿、マグカップのソーサーとしても大活躍。また、メイン料理の取り皿としてもとっても重宝で、お食事中に、箸やカトラリーの置き場所にもなります。

21cmは、トーストやパスタ、サラダ、ハンバーグやオムライス…などなど、1人分のおかずを盛り付けるのにぴったりなサイズ。家族の数だけ揃えておきたいアイテム。
一番大きい26cmは、揚げ物やお寿司、ピザやグラタンなどの、みんなで取分けるような大皿料理におすすめ。クリスマスや誕生日には、ケーキやタルトをホールで乗せたり、ボウルやグラスのトレイとして使ってもお洒落で、パーティー気分を楽しめます。
そして、「ティーマ」の嬉しいポイントは、何と言っても使い勝手の良さ。電子レンジ＆オーブン料理が可能なんです。忙しい日々の中で、電子レンジ対応というのはかなりの重要ポイントですね。

深さのあるボウルは全6色。同色でスッキリ揃えてみたり、別の色を合わせてみたり…。思い切った色のセレクトでも食卓にすんなり馴染んでくれるのも「ティーマ」の良いところ。
ランチョンマットやテーブルクロスの色とコーディネートしたり、例えば、ホテルやレストランみたいに、白い食器で統一しても素敵です。

濃いグレーに細かいドット(点)が散りばめられた”ドッテドグレー”は、鉱石や溶岩を思わせ、一見すると、冒険色に思われがちですが、使ってみると実はとても万能カラー。グレーの落ち着いた色が、盛り付けたお料理を鮮やかに引き立て、特に野菜の色がよく映え、おもてなしのシーンにもぴったりです。お手持ちのティーマや、他の食器と組み合わせて使っても、食卓が引き締まり、スタイリッシュな雰囲気を素敵に演出してくれます。

とにかく「HASAMI」の器の魅力は、ポップでありながらどこか優しさのあるカラー。まさに、日本らしい落ち着きのある風合いがたまりません。こちらのプレートは、副菜からメイン料理まで様々な料理に活躍してくれるサイズ。パスタや、朝食のワンプレートは勿論、おやつタイムなどには、ホットケーキを乗せるのにも丁度よい大きさです。
日本で生まれた和を感じさせる色合いは、焼き魚などの和食と合わせてもしっくり馴染みます。

このお料理にはどの色のプレートにしようかな…と、考えるのが楽しみになる器。お子さまのお食事には、どの色がいい？なんて、器の色を選ばせてあげても楽しいかもしれませんね♪毎日の食卓で重宝されること間違いなしの器。みなさんのおうちにも、迎えてみませんか！

イタリアでホテル、レストランやケータリングで高いシェアを誇る磁器メーカーサタルニア社。シンプルでありながら丈夫、そして無骨さが魅力の業務用ラインをご紹介します！
”ぽてっ”とした質感、手に持った時の適度な重さ、幅広いリム、凛とした白、そして何といっても業務用として使われているという安心感が最大の魅力です。

手に持つと適度な厚みがあり、清潔感のある白で料理が映えるのは勿論、あらゆるお料理に合うので、日々の定番の器としてぴったり！
本場イタリアのトラットリアでプロも愛用するお皿というだけで、何だか素敵に見えちゃいますが、使い勝手の良さも抜群！気軽にガシガシ洗えるタフなところがたまらなく頼もしく、手放せなくなる理由なのかもしれませんね…。

「手作りとプロダクトの境界にあるもの」をコンセプトに、シンプルでありながら温かみのある器を手がけている磁器作家のイイホシユミコさんの器は、どれもお料理を美味しく引き立ててくれる素敵なものばかり…。
大人な雰囲気の「オーバルプレート」は、手の込んだお料理も、そうでないお料理も、しっかり幅広のリムが食材を引き立ててくれるので、どんなお料理も、お洒落な雰囲気に…。
深さもたっぷりあるので、カレーやスープなど汁気のあるものにもおすすめ！お皿のかたちに合わせて、リムの内側におさまるように盛りつけるのがポイント。まさにレストランの一品のように見えるのがイイホシユミコさんの器のマジックです。

サイズはS、M、Lの3種類。色はツヤのある「moon gray（ムーングレイ）」、「mist beige（ミストベージュ）」と
マットな「lily white（リリーホワイト）」の3色展開です。プレートの裏には、イイホシさんのロゴが施され、使う時も、裏返して乾かす時も、ファンにはたまらないプレートです。

こちらの器は、イイホシユミコさんと業務用のガラス製品を製造している”木村硝子店”のコラボレーション。
とことん丈夫で、使い勝手がよくて、用途が広い、業務用のいいところと、イイホシさんの世界感が表現された「dishes（ディシィーズ）」シリーズ。
プレートは全部で「180」「200」「220」「230」の4サイズ。サイズによってリムの立ち上がりの角度が異なり、盛り付けるお料理が映えるように設計されているそうです。どのタイプも縁にしっかりとした立ち上がりがあるので、汁気のあるものの盛り付けも安心です。

また、どれも高台が無いので、サイズ違いや色違いで複数枚持っていても、スタッキングすれば場所をとらないというのも嬉しいポイント！さらりとしたマット仕上げの2色と、ツヤのある4色の計6色展開。

主張しすぎず、かつ料理を引き立てる絶妙な色使いからは、一見すると洋食の盛り付けを連想しがちですが、例えばお造りの盛り合わせ、旬のお野菜で作った煮物など、和食を優しく、美しく見せてくれる色合いです。釉薬をかけずに仕上げた白い縁が、キリリと全体を引き締め、テーブルコーディネートのアクセントにも！シンプルでありながら、遊び心のある素敵な器。気が付くと毎日の定番になりそうです…。