食事をよりおいしくする上質なカトラリー♪
普段使いの定番カトラリー
北欧らしいシンプルさが魅力の“Citterio98”
フィンランドの人気リビングウェアブランド「iittala（イッタラ）」の“Citterio（チッテリオ）98”。イッタラの定番プレート“ティーマ”と最も相性がいいといわれるカトラリーです。
シンプルで洗練されたプロポーションと、コンパクトにスタッキング（積み重ね）ができる機能性が魅力です。価格もリーズナブルで、何組かそろえたい方にもおすすめ。
フィンランドの日用品として愛される“サボニア カトラリー”
フィンランドの人々の生活に欠かせないベーシックな日用品「HACKMAN（ハックマン）」の“サボニア カトラリー”。海外のカトラリーのわりにサイズが小ぶりなため、日本の食卓になじみやすいといわれます。
しかも、1967年からずっと生産され続けていますので、補充したリ、新しいアイテムを加えることができるのが大きなメリットです。
リーズナブルで機能性にも優れた日本製
新潟県の燕三条で作られる信頼の日本製。たいへんリーズナブルでありながら、使いやすさや口に入れたときのすっと口になじむ感触など、機能性に優れたカトラリー。5アイテムあるシリーズを4セットずつそろえても1万円ちょっとという気軽さがうれしいですね。
素直でシンプルな日本製カトラリー
多彩なメンバーが生活アイテムのデザインに取り組む「graf（グラフ）」がデザインし、金属製洋食器の圧倒的なシェアを誇る新潟県燕市の「燕振興工業株式会社」によって製作された“SUNAO（すなお）”シリーズ。
その名の通り、素直でシンプルなデザインで、生活になじむカトラリーです。少し小ぶりのサイズで、おはしといっしょに使うことも考えられているとか。日本製ならではの日本の食卓に合った製品づくりが特徴です。
ドイツ・ゾーリンゲンの老舗ブランドのカトラリー
ドイツのゾーリンゲンの歴史あるブランド「Picard＆Wielputz（ピカード＆ヴィールプッツ）」の“SPATEN”シリーズ。洗練されたデザイン性と、優れた機能性を兼ね備え、多くのホテルやレストラン、エアラインなどで使用されています。
鏡のように反射するクリアな輝きも魅力的。普段使いはもちろん、おもてなしにも対応する上品なカトラリーです。
おもてなしにも使えるデザイン性の高いカトラリー
世界的に人気のブランド「Cutipol（クチポール）」の洗練カトラリー
優美なプロポーションで世界的に人気の高いポルトガルの「Cutipol（クチポール）」。デザインから仕上げまですべて自社工場で行い、一本ずつ丁寧に作られています。
ブラックとシルバーの組み合わせの“GOA”シリーズは、洗練されたデザインでおもてなしのテーブルを飾るのはもちろん、日々の食卓にもなじむ気軽さもあわせもち、北欧調のシンプル＆ナチュラルな食器ともよく合います。
フランスのハンドメイド工房のクールなカトラリー
1920年創業の「jeandubost（ジャンデュボ）」は、ドイツのゾーリンゲンと並ぶフランスの刃物の町・ティエールにあります。印象的なデザインはもとより、大ぶりで使いやすいのも特徴。
代々受け継がれた技術により、熟練職人が仕上げるこだわりのハンドメイド。おもてなしのテーブルで個性的な魅力を放ちます。製品につけられた蜂は、この地域の象徴になっているそうです。
アイスクリームを楽しむだけの贅沢なスプーン
アイスクリームやソルベをおいしく楽しむためだけに生まれた、贅沢なスプーン。口離れの良さを追求し、ゆるやかなカーブをつけて先を薄く仕上げることで口当たりをよりなめらかに。さらに、角度によって微妙に変化する独特の色合いは、サステインカラーといわれる酸化発色技法によって生まれるものです。
真鍮の素朴なフォルムのデザートカトラリー
真鍮を磨いてマットな質感に仕上げた「fog（フォグ）」のデザートスプーン＆フォーク。ペタンコで素朴なフォルムが可愛らしく、ほっと癒される優しさがあります。
スプーンはアイスクリームやプリンなど、またフォークはフルーツなどを食べるのにぴったりです。お友達を招いてのティータイムなどに登場させたい素敵なデザインです。
木や竹など天然素材のカトラリー
カリンの木を使ったぬくもりのスプーン
国内でデザインされ、木を彫る工程までをラオスで行い、さらに日本の工場で丁寧に仕上げをした木のカトラリー。木は、インドシナ半島が主産地の狂いや割れの少ない“カリン”を使用しています。
自然保護のため、新しく木は切らず、利用しない部分の木や製材所の残材などを使っています。唇にフィットするデザインは、個性的でぬくもりがあり、スープなどをよりおいしく見せてくれそう。サイズは3種類あります。
時とともに味わいを増す木のスプーン
東京・目黒の古いホテルをリノベートし、いまの日本の暮らしの美意識と文化を発信する「CLASKA（クラスカ）」。こちらは、オリジナルの木のスプーン。柄が少し長めで、マグカップと合わせてもちょうどいいサイズです。
長く使い込むうちに経年変化によって味わいを増す自然素材の風合いを、ぜひ食卓に取り入れてみませんか？
木工作家によるジャムとバターのための木製スプーン
“調度いい頃合い”の暮らしの道具をめざす木工作家・川端健夫氏による木製コンフィチュールスプーン。持ち手はしなやかに手にフィットし、底に残ったジャムもすくいやすいように角度をつけたり、先端を薄くするなどさまざまな工夫が凝らされた逸品です。
こちらは、同じく川端氏による手彫りのバターナイフ。柄はゆるやかな曲線を描き、手になじみやすく、刃先は適度なエッジがあってバターを切りやすくしています、
無農薬の竹を使った可愛いカトラリー
環境に優しい紙の器「WASARA（ワサラ）」の竹製カトラリー。無農薬の自生の竹を使った安心な製品。なだらかな曲線が美しく、パーティーやピクニックなどでも活躍してくれます。WASARAのお皿と合わせて使うと、写真のようにお皿のスリットにカトラリーがはまり、使いやすいのも魅力です。
いかがでしたか？
手になじみやすく、扱いやすく、そして料理やスイーツをよりおいしく感じさせてくれるなめらかな口当たりや舌ざわり。優れたカトラリーには、目には見えないさまざまな工夫が凝らされています。気に入ったものを少しずつ買い足していくのも上手な方法かもしれませんね。
カトラリーは、私たちの手になじみ、お料理を切ったりすくったり、そして口に運んだり…じつは最も私たちに身近なツールなのではないでしょうか。上質なカトラリーは、食事をよりおいしくしてくれます。今回は、普段使い用、おもてなし用、素敵なカトラリーをいろいろご紹介します。