「ごはんを美味しく炊く」名道具
ツヤツヤ、粒がしっかり立っているごはん、ふっくら甘みを増したごはん、鍋底についた香ばしいおこげ...。お米マイスターなる人も存在するように、好みのごはんの炊き加減も人それぞれ。最高のごはんにこだわるなら、まず道具を見直すべきでしょう。たとえば、土鍋もごはん炊き専用のものにすると、格段に使いやすさも味も変わります。毎日食べる「ごはん」のことだから、自分に最適の道具を見つけてみませんか?
かまどさん/長谷園
ごはんの鍋/かもしか道具店
無水鍋/生活春秋
ラ ココット de ゴハン/staub(ストウブ)
BALMUDA The Gohan (バルミューダ ザ ゴハン)
「ごはんの美味しさを引き立たせる」名道具
美味しいごはんが炊きあがったら...口に運ぶまで、できるだけ炊きたての状態を損なわずにいただきたいというのが本望。だけど、お鍋や炊飯器に置いたままにしておくと、どうしても水分でべたつきやすくなってしまいがち。そんなとき、おひつを使えば余分な水分を飛ばしてくれて、美味しさを保ったまま食卓に運ぶことができます。先人たちの知恵が生きた「美味しいごはん」のための名道具、改めて見直してみませんか?
おひつ/岡田製樽
わっぱ/足立茂久商店
飯台/東屋
宮島しゃもじ/東屋
「ごはんを美味しく見せる」お茶碗・お箸
ごはんを入れる器の呼び方は、飯椀、茶碗、くらわんか...いろいろあると思いますが、日用で使うものだから、気取ったものではなく、使いやすいものだとありがたい。そして、毎日目にするものだから、心豊かな気分にさせてくれるものがいい。ごはんを口に運ぶときのお箸も同様に、使い勝手だけでなく、口当たりや心地良さまで追及されているとなお嬉しい。やっぱり毎日使うものこそ、こだわって選びたいですよね。
THE 飯茶碗/THE
白磁飯椀/阿部春弥
くらわんか椀/波佐見焼
やちむん 飯マカイ(飯椀)/育陶園
飯椀 灰釉/恵山 小林耶摩人
拭き漆のお箸 削り/中川政七商店
みやこ箸/公長齋小菅
お米は日本の食卓において、何より欠かせない食材。どこの国にも負けない美味しいお米に恵まれた私たちだから、最高に美味しいいただき方まで、自分のものにしておけるといいですね。今回ご紹介した「ごはんまわりの色々」は、使ってみて確かに良さを実感できるものばかり。そして、さりげないけれど、心に豊かさを運んでくれるような道具たちです。これを機に、毎日当たり前のように食べているごはんとごはんまわりのものについて、ちょっと見直してみませんか?
憧れの土鍋ごはん!使ってみたい気持ちはあるけれど...、火加減や時間など自分で管理するのが難しそうと、つい敬遠してしまっている方もいるのでは?そんな方におすすめなのが。長谷園の「かまどさん」。ごはん炊きに最適と言われる伊賀焼の土鍋の特性を生かしつつ、さらに工夫を重ね、使い勝手が抜群によい理想の土鍋ができました。