まさに、人生における暮らしを彩ってくれる魅力ある道具たちがここに集います。
ここは栄町(さかえまち)という界隈で、”雑貨のゴールデンストリート”と称され、特に週末ともなると多くの人で賑わいます。
ファッションやインテリアショップ、カフェやギャラリーなどの個人商店が集結する中で老舗的存在であるViVO,VA。
コンセプトは”ずっと愛用してもらえるもの”。
永く時を過ごすことで、もっと愛情の沸くアイテムが揃っています。
10年以上、有名家具メーカーにお勤めの後に立ち上げられたそう。
「本当に自然な流れでオープンが決まったんです。」
と控えめに話される西田さん。
商品の仕入れは、まず作家さんらとの出逢いからがはじまりだと言います。
人とのご縁からセレクトが広がっているのだそうです。
ひっそりと、好きな方が手に取るような作品でした。
今では、多くの人に知られるようになったのも時代の流れだというように考えます。
自然体で流れに任せてというのも、オーナーの西田さんの天性のセンスあるがゆえ。
店内にひと度入ると、ずっと過ごしていたくなる。
そんな声がたくさん届くのは、丁寧さとほどよいユニークさが備わっているスペシャルな商品ばかりだからなのでしょうね。
ワクワクする店内
書籍やステーショナリーも手に取るだけでも”オモシロイ”と感じられるので長いしてしまう。
あらゆるジャンルの素敵がギュッと詰まった店内です♪
豊富なキッチンアイテムは、まさに丁寧な暮らしにピッタリ!
調理器具からお皿、コップまで揃います。
鹿児島のONE KILN(ワンキルン)の磁器なのに鉄のような質感はめずらしく、存在感もありますよ。
細やかな雑貨も見所です。
整然と並ぶ小さなアイテムたちにもストーリーがあり、連れて帰りたくなっちゃいます。
ずっと居たくなる、このコーナーには、そう思わされます。
今やご存知の方も多い鹿児島 睦(かごしま・まこと)さんの商品。
うっとりするようなブランケットもスタンバイされています。
「おっ!」
と何度も立ち止まってしまう。
これは、トモタケのナップサック。
ユニークで、なんだか放っておけないアイテムがあなたを待っています。
ViVO,VAの丁寧な暮らしを演出してくれる道具たち
Merchant & Mills(マーチャント&ミルズ)
ロンドンのイースト・サセックス州にある小さな田舎町に拠点を置くキャロリン・デンハムによるブランドです。
フランスの伝統的な仕立て服を広めたいという想いで、パターンの製作やイギリス製品などの裁縫小物の仕入れを行っています。
展開商品は、仕立てられた洋服からパターンそして味のある裁縫道具も揃っています。
写真家、ライターでもあるローデリック・フィールドによるグラフィックと共に、今までの裁縫における「かわいい」とは一味違う、クールで伝統的なスタイルの提案です。
ercol(アーコール)
1950~60年代に製作されたアンティーク家具のコレクション。
シンプルながらにも味わいがあり、さらに使い込むことによって表情が変化することでしょう♪
どのデザインを見ても、素朴な美しさがあります。
1つひとつ異なる風合いを楽しめます。
1920年、家具デザイナーのルシアン・アーコールニーによって設立されたercol(アーコール社)。1950~60年代にかけて製作された家具には高いデザイン性、繊細ながらもしっかりとした作りと品質の高さがうかがえます。
tainetsu(タイネツ)
直火にかけて調理も出来る器。
そんな理想的なものを作り上げたViVO,VA。
成形はロクロ氏の木村 悠子さんが手がけました。
どんなシーンにも合う、日常使いしやすい食器です。
シンプルで、どこか”ほっこり”させてくれるデザイン。
オーブンの出し入れにも便利な取っ手付きは重宝しますよ!
ViVO,VAオリジナルデザインの食器をロクロ師・木村悠子さんにひとつひとつ成形して頂き完成した耐熱食器『tainetsu』。
焼きと釉薬は耐熱食器で定評の高い信楽の『城山陶器』さんにお願いし、オーブンでも直火でも使える実用性の高い作品が出来上がりました。
木村 悠子さん
ロクロ氏の木村 悠子さんの作品には、たいそう惚れ込んだというオーナーの西田さん。
信楽焼小物ロクロ伝統工芸士である木村さん。
一度見ると忘れられない個性と美学がそこにはあります。
別注で製作しているというお皿。
古き良き伝統工芸に現代の要素をミックスさせたような素晴らしいもの。
前述のtainetsuの成形は、こちらの木村さんが手がけています。
そして!秋には新作が入荷予定とのことで楽しみですね。
たかはし よしこさん
このオカッパのラベルといえば、そう、簡単に使えてとっても美味しい調味料のエジプト塩。
たかはし よしこさんのシリーズも常備してあります。
ブック付きでプレゼントにもおすすめですよ。
人気で欠品することも。
見つけたら、その時が買いです。
イイホシ ユミコさん
イイホシ ユミコさんの作品もViVO,VAのイメージを作り上げてきた大切な作品なんです。
独特なニュアンスのある色使いは、女性を中心にファンを広げています。
シンプルでありながらも繊細さにこだわったデザインはオリジナルで、日本の窯元の職人によって作られています。
コツコツと集めてている食通の人もいらっしゃるイイホシさんの食器。
with 4とrectangleというシリーズは、こちらでイイホシさんに製作をオファーしているものなんですよ♪
itofun(イトフ)
カラーリングが豊かで女性らしいやわらかい風合いを持つitofunのアクセサリー。
布と糸が引き合ってできる質感と形は、すべて手作業で作られています。
しっかりと編みこまれた花は、あなたのファッションに華を添えてくれます。
F/style(エフスタイル)
新潟の地で、”デザイン提案から販路の開拓まで一貫して請け負う”というモットーで質の良い商品を提案しているF/styleも長いお付き合いだそう。
玄関などに敷くマットは、山形の月山緞通(だんつう)の織の技術によって高低差のある形が仕上がったそうです。
再生瓶のビーカーと計量カップは夏らしい取り揃え。
新潟県で消費された瓶が元になっている商品です。
厚みや色合いの違いを眺める時間も、なんだか癒されます♪
MOONSTAR(ムーンスター)
福岡にて、足袋の生産に始まったMOONSTARによる新しいコンセプトのレインシューズ。
ファッション性を高めてくれるデザインは、雨の日といわずに毎日履いて出掛けたくなります。
アッパーのキャンバスと箇所により配合の異なるラバー素材をコンネーションにすることで防水耐久性が備わりながらも最高の履き心地を演出してくれています。
カラーが違えば印象も変わりますね♪
2014年「STUSSY Livin' GENERAL STORE」と共同開発した GS RAINE SHOES が原型となったALWEATHERは、国内でもごく僅かの工場しか生産することの出来ない「ヴァルカナイズ製法」で作られたスニーカー。ソールがしなやかで柔らかく、丈夫で壊れにくいので、美しいシルエットを保つことができるスニーカーです。
イベントも魅力的!
期間中しか見られないディスプレイや商品には、ワクワクが止まりません!
今後のイベントのお知らせはチェックしてみてくださいね。
ヒムカシ展
過去のイベントからヒムカシ展をご紹介。
軽くて涼しいオーガンジーを使用したワンピースなど、旬のアイテムとコーディネートが展開されました。
製作は産地に赴き素材を作るところから始まり、
服飾設計(パターン)の技術を基本に組み立てる。
素材の特徴を引き出す目的から生まれる簡易構造と楽しく映るデザインはまるで折り紙の様で、
洋服のみならず眼鏡、靴、靴下まで幅広く展開しています。
いつもの店内と違うのも、行ってみる価値があります。
おわりに
雑貨の街・神戸からお届けしました、ずっと丁寧に営まれているViVO,VA。
店内のいたるところまで見所が満載です。
お店の方と商品について、ゆっくりとおしゃべりをしながらのお買い物は、最高の思い出にもなるでしょう。
ショップクルーズの際は、ぜひご覧になってくださいね♪
「コツコツとViVO,VAさんで集めています」
というかねてからのファンの方の声。
Lisa Larson(リサ・ラーソン)といえばココ!と思う神戸の人が多いのは、長年大事に展開しているからでしょうね。