少し肌寒く感じる日も増え、重ね着が楽しくなる“ファッションの秋”が到来！スタイリスト・北川沙央里さんに5アイテムを使った5通りの着回しを教えてもらいました。

ミリタリーコートらしくメンズライクなスタイルでありながら、フードがなくスタンドカラーのすっきりとしたデザインだから、ハードすぎず、きれいに着られるのが特長。たっぷりとしたつくりなので、中に厚手のセーターを着込んでも◎。

重ね着に重宝するブラウスは、コーデのアクセントになる明るいカラーが狙い目。フリルの襟とスキッパーデザインがポイント。カットソーやタートルネックを下に合わせて、首元のレイヤードが楽しめます。

大きくリブ編みに切り替えたネックや袖・裾が特徴的なタートルネックセーター。適度な厚みがあり伸縮性のあるふっくらとしたウールが、やさしく包み込んでくれますよ。シンプルなデザインなので、さまざまなスタイリングに活躍します。

ハリとコシ、上品な光沢を保ちながら、しなやかさも備えた生地で仕立てたチノパンツ。コーデに馴染むカラーリングだから、合わせるアイテムの色を選びません。カジュアルはもちろん、トラッドにも着られるので、オンオフ問わず重宝します。

日本製のデニム生地を使用したフレアスカート。裾にむかって広がる美しいシルエットが魅力です。バックファスナーが付いたすっきりとしたウエストまわりだから、タックインしてもサマになります。

ゆとりのあるタートルネックセーターとシャツのレイヤードコーデ。異なるブルーの組み合わせが、コーデに奥行きを演出してくれます。シャツを挟むことでニットのほっこり感が軽減され、大人っぽい表情に。

メンズライクなモッズコートをブラウスが中和して、可愛らしいスカートコーデの完成。デニムシャツを下に仕込んで、首元のレイヤードがアクセントに。またスカートとデニムで揃えることで、コーデにまとまりも生まれます。

ブルー系で上下を合わせて、洗練された雰囲気に。素足がのぞく長すぎないひざ下丈のスカートだから、コーデが重くならずにきまります。にふっくらとしたニットに、デニム地のフレアスカート……ミニマルな装いは異素材のコントラストをつけると◎。

かぼちゃを使ったスイーツ、クッキーやチョコレートなどスナック菓子がたくさん店先に並ぶハロウィン。たまにはお菓子三昧でストレス発散するのも◎。オーバーサイズのスウェットの首元、袖、裾からのぞくブラウスがポイント。ブラウスのアクセントカラーが効いて、コーデにリズムが生まれます。

スウェットパンツを合わせたラフなワンマイルコーデで、いつもより早起きして近所のパン屋へ。肌寒い朝はコートの出番も多くなります。澄んだ空気のようなブルーがスタイリングにもマッチ。足元はレザーシューズで締めると好バランスです。