少し肌寒く感じる日も増え、重ね着が楽しくなる“ファッションの秋”が到来！スタイリスト・北川沙央里さんに5アイテムを使った5通りの着回しを教えてもらいました。

ヴィンテージライクなクルーネックスウェット。ユニセックスなアイテムで、ラフに着られるシルエットがポイントです。手刷りによるかすれや染み込み具合が絶妙なカレッジ風デザインのプリントは、まるで長年着込んだような風合いを楽しめます。

深まる秋にぴったりなタートルネックセーターは、程よいフィット感で一枚はもちろん、レイヤードコーデにも重宝。ベーシックなデザインとコーデに溶け込む上品な色合いで、シーン問わず活躍します。

フレアシルエットが美しいコーデュロイスカート。大人っぽく着こなせるふくらはぎ丈の長さだから、タイツやソックス、ブーツなど足元の合わせも楽しめます。秋らしい落ち着いた色味のボルドーとコーデュロイ素材が着こなしに季節感を増してくれますよ。

ワイドすぎない、ヒップまわりにゆとりのあるシルエットのデニムパンツ。体型を選ばず履きやすかたちが魅力です。オーセンティックなルックスで、そのままでも、軽くロールアップしてもサマになります。

ベーシックなプレーントゥのレザーシューズ。上品な存在感だから、カジュアルな装いに合わせるとコーデをクラスアップしてくれます。もちろん、ビジネス・フォーマルシーンにもお似合い！長く愛用できる一足です。

プレーンなトップスを合わせて、スカートのフレアシルエットが美しく映えるようにスタイリング。深みのあるボルドーが目を引き、ダークトーンのコーデも地味見えせず、上品な大人の印象に仕上がります。

そろそろ衣替えをする頃。スカーフやマフラーなど、冬小物も手の届くところへ。整理整頓がはかどるように、動きやすく気楽に過ごせるスウェットとデニムのスタイルが◎。スカーフを首元に巻いて、見慣れたコーデにスパイスをプラスしました。

フェミニンなフレアスカートに、ラージポケットがポイントのワークテイストなジャケットをコーデ。ジャケットスタイルでも、コンサバっぽくならず、カジュアルに楽しめます。秋らしい配色のボルドーとキャメルに、足元は黒でキリッと締めて。

10月22日は、日本最初のカラー長編アニメーション映画が公開された日にちなんで「アニメの日」だそう。休日は話題のアニメ作品をのんびり鑑賞するのもあり。コンフォートなシャツワンピをメインに、下にタートルネック、上にスウェットを重ね着。手元、首元からレイヤードを見せるように着こなすのがポイントです。

羽織るだけでトラッドな雰囲気になるトレンチコートだから、キャップやバックパックといったスポーティな小物でカジュアルに味付けするのがおすすめ。セーターとデニムのネイビー系で縦のシルエットが際立ち、スタイリッシュなムードに。