出典: 避暑地と聞くと、高原のリゾート地をイメージする方が多いかもしれませんが、実は東京にも水音と緑に癒やされる避暑にぴったりなスポットがあります。
出典: 23区唯一の渓谷である「等々力渓谷」。大井町線の等々力駅からほど近く、アクセスしやすいですよ。渓谷に下りると、ひんやりとした涼しい風が。都心のオアシスと呼ばれるのも納得です。
出典: 渓谷の入口にかかる橋は“ゴルフ橋”と呼ばれています。昭和初期に、この付近に大きなゴルフ場があったことが由来。緑に映える真っ赤な橋が印象的ですね。
出典: 等々力渓谷には多くの湧き水があり、東京都の名湧水57選にも選定されました。湧き水が留まる場所には湿生植物が点在しているので、ゆっくりと歩きながら探してみましょう。
出典: 1kmほどの遊歩道は整備されていて、歩きやすいです。崖面には、古墳時代末期から奈良時代にかけて構築された横穴があったり、シラカシやケヤキなどが生き生きと枝葉を伸ばしていたりと、23区とは思えないほど自然豊かでリフレッシュできます。
出典: 等々力渓谷公園内にある「等々力不動尊」は、平安時代末期に開創された満願寺(まんがんじ)の別院で、現在の山門は昔の満願寺山門を移築したもの。渓谷のせせらぎが聴こえる境内は、ゆったりとした空気が流れていて癒やされますよ。
出典: 等々力の地名の由来にもなったと言われているのが「不動の瀧」です。現在は白糸のような滝ですが、古くは水音が轟くほどの水量だったそう。清らかな滝はパワースポットとしても知られています。
出典: 大日如来の化身ともいわれる不動明王も祀られていて、厳かな空気が漂います。
出典: 等々力渓谷から歩いて15分ほどの場所にある「二子玉川公園」は、2013年にオープンした比較的新しい公園です。広大な敷地には区民の方々が植樹した1,400本の苗木が生長する“世田谷いのちの森”や遊具スペースがあり、親子で一日楽しめます。
出典: 敷地内には、区内の公園で初めての本格的な日本庭園「帰真園(きしんえん)」も。多摩川や富士山、国分寺崖線を主題とした日本庭園のなかには、登録有形文化財に登録された「旧清水家住宅書院」が復元されていますよ。
出典: 新緑から紅葉まで都心にいながらにして四季の移ろいを感じることができるのが魅力。広い公園は日当たりも良く、眺望広場からは丹沢の山々や富士山を望むこともできますよ。
出典: 等々力不動尊の隣にある「雪月花」は昔ながらのお休み処といった雰囲気のお店です。散策途中に滝の音を聴きながら、ひと息ついてみてはいかがでしょうか?
出典: 夏はかき氷、冬はおしるこなどが楽しめます。お座敷に上がると、窓の外に渓谷の緑を眺めることができてとてもきれいです。
出典: 土日祝日限定のくずもちも人気です。もっちりとしたくずもちに黒蜜をたっぷりかけていただきましょう。耳をすますと、小鳥のさえずりや木々が揺れる音も聴こえます。自然の音に包まれたひとときを過ごしたいときにぴったりです。
等々力 / 甘味処
- 住所
- 世田谷区等々力1-22-47
- 営業時間
- [月]
11:00 - 16:00
[火]
11:00 - 16:00
[水]
11:00 - 16:00
[木]
11:00 - 16:00
[金]
11:00 - 16:00
[土]
10:30 - 16:00
[日]
10:30 - 16:00
[祝日]
10:30 - 16:00
- 定休日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
データ提供: 出典: 等々力渓谷沿いにある「OTTO(オット)」は、1998年から続く老舗レストラン。地元民をはじめ、多くの方に親しまれている人気店で、カジュアルイタリアンはいかがですか?
出典: 大きな窓からの景色が贅沢です。窓を開けると外から入ってくる風が心地良く、高原にいるような爽やかな空気を感じられます。
出典: ランチタイムは3種類のコースのみ。1番人気の「前菜付きランチ」では、小さなスープやパンなどが彩り美しく盛り付けられた「6種前菜の盛合せ」がついてきます。バゲットやアヒージョなど、ひと皿ごとのおいしさを堪能しましょう。
出典: メインはパスタまたはピッツァ。どちらも選べる種類が豊富なのがうれしいですね。コースによってサイズが異なるので、たっぷり食べたい方は、フルサイズのAコースがおすすめです。
等々力 / イタリアン
- 住所
- 世田谷区野毛1-17-11 等々力渓谷スカイマンション B1F
- 営業時間
- [月]
定休日
[火]
11:00 - 15:00(L.O. 料理14:00)
[水]
11:00 - 15:00(L.O. 料理14:00)
17:30 - 21:00(L.O. 料理20:00)
[木]
11:00 - 15:00(L.O. 料理14:00)
17:30 - 21:00(L.O. 料理20:00)
[金]
11:00 - 15:00(L.O. 料理14:00)
17:30 - 21:00(L.O. 料理20:00)
[土]
11:00 - 15:30(L.O. 料理14:30)
17:30 - 21:30(L.O. 料理20:30)
[日]
11:00 - 15:30(L.O. 料理14:30)
17:30 - 21:30(L.O. 料理20:30)
[祝日]
11:00 - 15:30(L.O. 料理14:30)
17:30 - 21:30(L.O. 料理20:30)
■ 営業時間
[火〜金]
11:00〜15:00L.O.14:00
17:30〜21:00L.O.20:00
[土日祝]
11:00〜15:30L.O.14:30
17:30〜21:30L.O.20:30
■ 定休日
月曜終日 火曜ディナータイム 年末年始
- 定休日
- 月曜日
- 平均予算
- ¥2,000~¥2,999 /¥2,000~¥2,999
データ提供: 出典: 「マウンテンハット」は、等々力駅からすぐの場所にあります。どこか和の雰囲気が漂う外観が印象的。
出典: 日常的に気軽に楽しめるタルトやケーキが評判です。季節のフルーツをたっぷり使ったスイーツは、味はもちろんのこと、宝石のような美しさにも目を奪われます。
出典: 毎年人気の「ピーチパイ」は夏限定。1/2カットされた桃のおいしさが引き立つように工夫されているそう。サクサクのパイ生地の上にのった桃の中にはとろりとしたカスタードクリームがたっぷり入っていますよ。
出典: 爽やかさと甘酸っぱさが魅力の「レモンケーキ」はお土産の人気スイーツ。生地にレモンピールが入っているのので、爽やかな風味が楽しめます。ちょっとした差し入れなどにも喜ばれそうです。
等々力 / カフェ
- 住所
- 世田谷区等々力2-32-6
- 営業時間
- [月~日・祝]
10:00~12:30
14:00~19:00
※12:30~14:00 休憩のため一時閉店
(当面の間、喫茶は14時から、ラストオーダーは18:00)
- 定休日
- 水曜日・火曜日(SNSにて告知)
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
データ提供: 出典: 等々力渓谷のすぐそばにある「haluuu(ハル)」は、2021年3月オープンのフルーツサンドのお店。店舗の外に置かれたベンチシートで休憩することもできますよ。
出典: 全国の農家さんから取り寄せた旬の果物を使ったフルーツサンドは、コクのあるクリームと合わせることで、カラフルな断面が引き立つフォトジェニックな見た目に。「キウイ」「パイン」など8種類ほどがショーケースに並んでいますよ。
出典: フルーツサンドと一緒に水出しコーヒーやフルーツティーなどはいかがですか?等々力渓谷へ持ち運びやすいように「ピクニック・バスケット」もあるので、ここに立ち寄ってから散策に出かけるのもおすすめです。
等々力 / サンドイッチ
- 住所
- 世田谷区等々力2-38-27
- 営業時間
- [月]
08:00 - 16:30
[火]
08:00 - 16:30
[水]
10:30 - 16:30
[木]
08:00 - 16:30
[金]
08:00 - 16:30
[土]
08:00 - 18:00
[日]
08:00 - 18:00
[祝日]
08:00 - 18:00
- 定休日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
データ提供: 出典: 東京都の最北西端に位置する奥多摩町は、町全域が“秩父多摩甲斐国立公園”に含まれていて、豊かな自然が魅力です。町のほとんどが山岳で構成されていて、夏でも涼しいのが特徴。多摩川の上流でもあり、水と緑が感じられますよ。
出典: 小河内ダムが造られたときに誕生した人造湖「奥多摩湖」。豊かな水をたたえる湖面に山や木々が映る様子は、まるで絵画のよう。いつ訪れても静寂に包まれ、涼しさだけでなく心のリフレッシュもできそう。
出典: 湖面に浮かぶ「麦山の浮橋(むぎやまのうきはし)」は、通称“ドラム缶橋”と呼ばれています。かつてはドラム缶の上に板を渡した橋だったことからつけられた別名ですが、現在はポリエチレンや発泡スチロール製の浮きが使われています。
出典: 約220mの橋を渡ると対岸へ。ちょっぴり揺れるスリリングな気分も味わえますよ。湖面の涼しい風も感じられます。
出典: 奥多摩湖畔には遊歩道が整備されていて、ハイキングにおすすめです。「いこいの路」「湖畔の小道」と名付けられた遊歩道は比較的歩きやすいですよ。夏でも木陰が多く涼しさを感じられます。
出典: 日原川から多摩川に沿って歩く「氷川渓谷遊歩道」は、トータル40~50分の手頃な散策路です。遊歩道の途中には2つの吊り橋がかかり、ゆったりとした川の流れを見ることができますよ。
出典: 遊歩道を歩くと川のせせらぎが聴こえて、五感で涼を楽しめるのも奥多摩ならではですね。
出典: 1957年に建設された「小河内ダム」は、奥多摩町を含む山梨県丹波山村、小菅村及び甲州市の4市町村にまたがる大きなダム。総貯水量は1億8,000万トンもあり、都民が利用する水の約2割をここから供給しています。標高530mの場所にあるので、都心にくらべ気温が低く夏でもひんやりとしています。
出典: ダムの真上にある展望塔にも、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?東側からはダムの100m下まで見えたり、西側から豊かな水が美しい貯水池が一望できます。
出典: 小河内ダムを建設するときに水没した、旧小河内村に祀られていた九社十一祭神を移して創建されたのが「小河内神社」です。現在でも小河内地区の鎮守神として祀られています。
出典: 森のなかにひっそりと佇む神社は、厳かな空気が流れ神聖な気持ちになります。首都用水の守り神としても祀られているんですよ。
出典: 登計集落の先にある「東京都水道局 奥氷川神社 登計配水場」をスタート地点とするセラピーロードは、日本初の森林セラピー専用の遊歩道です。ウッドチップが敷き詰められた遊歩道は、踏みしめるごとに木の香りが広がりリラックス効果抜群。木陰が多く、暑さをしのげるのもうれしいですね。
出典: ベンチやヨガスペースなどあり、思い思いの過ごし方ができますよ。お気に入りの本を1冊持ってきて、森林浴をしながら読書という過ごし方もステキです。
Beer Cafe VERTERE(ビア カフェ バテレ)
出典: 奥多摩駅から徒歩2~3分の場所にある「Beer Cafe VERTERE(ビア カフェ バテレ)」はクラフトビールで有名なブリュワリー。山門のような趣きある外観が印象的です。
※2021年8月現在、酒類の提供は中止しています。また、営業時間短縮のため土・日のみの営業です。
出典: 木を多く使った店内。テラス席もあり、外から入ってくる風が心地良いですよ。
出典: パリッと香ばしく焼いたウインナーがボリューミーなホットドッグなど、ハイキングのあとにぴったりなメニューがいただけます。太陽の下で頬張れば、より一層おいしく感じられそう。
出典: 唐揚げやフィッシュ&チップスなども人気です。たくさん歩いておなかが空いたら、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
奥多摩 / ビアバー
- 住所
- 西多摩郡奥多摩町氷川212
- 営業時間
- ■ 営業時間
[土・日]
11:00~19:30 (フード L.O18:00 お酒L.O 19:00 )
※コロナウイルス感染症対策として営業時間短縮しております。
※祝日関係なく土日のみの営業
■ 定休日
祝日関係なく土日のみの営業
- 定休日
- 平均予算
- ¥3,000~¥3,999 /¥3,000~¥3,999
データ提供: 出典: 自然豊かな奥多摩で人気のレジャーのひとつが釣り。奥多摩駅から歩いて5分ほどの場所にある「氷川国際ます釣場」の2階にあるのが「蕎麦太郎CAFE」です。
※2021年8月現在、氷川国際ます釣場は臨時休業しています。蕎麦太郎CAFEも営業時間を短縮しているため、公式SNSで最新情報をご確認ください。
出典: プロミュージシャンでもあるオーナーが作るお料理が個性的と評判です。なかでも、おすすめは「麦切り」。江戸時代に誕生した、小麦粉に大麦粉を入れて作ったうどんのことで、当時の奥多摩でも食べられていました。
蕎麦でもうどんでもない独特の食感とコシの良さ。平たい麺に、風味豊かなピーナッツだれをたっぷり絡めていただきましょう。
出典: グリーンカレーやキーマカレーなども人気。ターメリックライスとスパイシーなカレーは専門店に負けないほど本格的と評判です。
奥多摩 / そば
- 住所
- 西多摩郡奥多摩町氷川397-1 氷川国際ます釣場 2F
- 営業時間
- [月]
11:00 - 16:00
[火]
11:00 - 16:00
[水]
11:00 - 16:00
[木]
11:00 - 16:00
[金]
11:00 - 16:00
[土]
11:00 - 16:00
[日]
11:00 - 16:00
- 定休日
- 平均予算
- ~¥999
データ提供: 出典: 「丹下堂」は奥多摩湖が望める湖畔の食堂。昔ながらのレトロな雰囲気のなかお昼食をいただきましょう。
出典: 奥多摩産の鹿肉を特製ダレで味付けした「シカ肉定食」。クセがないので食べやすく、具だくさんのけんちん汁とごはん、小鉢が付いてバランスも良いですね。
出典: シカ肉は生姜で下味をつけることで、ジビエ独特の臭みを軽減。鉄板で運ばれてくるので、自分で焼いて仕上げられるのも楽しいですね。一日20食の大人気メニューなので、早めに注文しましょう。
出典: ヤマメの塩焼きと山菜定食もあり、塩だけでシンプルに焼き上げ身がふっくらとしていて、山芋のとろろや、山菜の小鉢などもついていていますよ。奥多摩の地元ごはんを食べたい方は、ぜひ足を運んでみてください。
奥多摩 / 郷土料理
- 住所
- 西多摩郡奥多摩町原180
- 営業時間
- 定休日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
データ提供: だしまき玉子専門店 卵道(ランウェイ)TAMAコレクション
出典: 2021年6月にオープンしたばかりの「だしまき玉子専門店 卵道(ランウェイ)TAMAコレクション」。すでに多くのメディアに紹介されている話題のお店です。
出典: 食事メニューは、3種類の「だしまき卵定食」のみ。卵焼きに使われる卵は、黄身の濃い「深美卵(しんびらん)」と卵黄が白い「ホワイト卵」、貴重な「烏骨鶏」。おひつに盛り付けられたもっちりとしたお米とお味噌汁のシンプルな組み合わせが、それぞれのおいしさを引き立てます。
出典: しいたけや昆布、鰹節や煮干しなどの合わせ出汁と新鮮な卵で焼き上げるだしまき卵は、お箸を入れるとじゅわっと出汁があふれ絶品です。トッピングは、わさび漬け、ねり梅、大根おろしから選ぶことができますよ。
出典: 淡い白色がきれいな「ホワイト卵」は、あっさりとした味わいが特徴。家庭料理のだしまき卵とはひと味違う、プロの味を堪能できますよ。
奥多摩 / 日本料理
- 住所
- 西多摩郡奥多摩町氷川207
- 営業時間
- [月]
11:00 - 17:00
[火]
定休日
[水]
11:00 - 17:00
[木]
11:00 - 17:00
[金]
11:00 - 17:00
[土]
11:00 - 17:00
[日]
11:00 - 17:00
- 定休日
- 火曜日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
データ提供: 出典: 23区で唯一の渓谷である等々力渓谷、郊外の奥多摩湖、どちらも東京都内にありながら涼を感じられるスポットです。木々に囲まれた場所は気温が低いのでひんやりとしていて、川のせせらぎや葉の揺れる音に癒されます。暑さや人混みから離れて、涼しくリフレッシュできそうです。
渓谷の入口にかかる橋は“ゴルフ橋”と呼ばれています。昭和初期に、この付近に大きなゴルフ場があったことが由来。緑に映える真っ赤な橋が印象的ですね。