アートや音楽の町でもある首都ベルリン。ドイツでは「ベルリンはドイツではない」という人もいるほどマルチな文化が交錯しています。また、歴史的に見ても世界において重要な場所の1つです。

そんなベルリン観光のおすすめは、市内に流れるシュプレー川のクルーズ。約1時間（料金は15ユーロ前後）で世界遺産である博物館島や国会議事堂など主要な名所を水上船から見渡すことができます。ドイツビールを飲みながら、ゆったりと観光を！

哲学者ゲーテやニーチェがこの地で学び、音楽家バッハやワーグナーはここで活躍。ライプツィヒは文化的に栄えた町です。バッハ博物館や音楽院など、ドイツの音楽を知る見どころがたくさん。

華やかで目移りしてしまうクリスマスマーケット。美味しいグルメがたくさん並びますが、その中でおすすめは、香辛料が入ったグリューワイン。クリスマス定番のホットワインで、1杯飲めば体がポカポカに！

デザートで食べておきたいのは、スパイシーなレープクーヘン。この写真にあるハート型のお菓子です。デコレーションがないシンプルな小さいサイズも売っています。

また、じゃがいもの揚げ物をリンゴソースで食べるライプクーヘンや、クリスマスの定番ケーキであるシュトレンも、ぜひお試しを。

エルツ川沿いの山地に建つエルツ城。ドイツ三大美城の1つです。最寄りのモーゼルケルン駅からこの城まで約1時間のハイキングコースがあるので、自然を肌で感じながら歩きたい人はぜひトライしてみてください。

旅行口コミサイト4travelの「ドイツのおすすめ観光スポット ランキング」で1位にラインクイン（2020年2月1日時点）。世界最大のゴシック様式建築は、心を震わせる圧倒的な迫力があります。細部のディテールも見事。

ケルンに出かけたら、ぜひザウアーブラーテンを味わってみて。酢や香辛料を混ぜたマリネソースに牛肉を長時間漬けてから、じっくり蒸し焼きにした郷土料理です。付け合わせには、じゃがいもで作るお団子クヌーデルが添えられているのが定番。

緑に囲まれた自然の中に、中世都市や美しい城などが点在するロマンチック街道。ヴュルツブルクからフュッセンまで続く約400キロのルートには、リピーターを含めた観光客が世界中からやってきます。

ドイツのイメージと言ったら、このロマンチック街道が思い浮かぶという人も多いのではないでしょうか。

ロマンチック街道で絶対に立ち寄ってほしいのが、ローテンブルク。石畳、木組みの家、オレンジの三角屋根、カラフルな家の壁など。美しく可愛らしいドイツ文化が詰まった町です。

メルヘンチックなノイシュヴァンシュタイン城は、世界で最も有名な城。マリエン橋からの眺めると、この景色が見られますよ。

ホーエンツォレルン城の中庭は、あのハリーポッターが通ったホグワーツ魔法魔術学校のよう。本当に魔法使いが住んでいそうですよね。楽しい想像力が膨らむ場所です♪

戦争によって破壊され、廃墟となった城。しかしその歴史を物語る風情が美しく、多くの人を魅了しています。このハイデルベルク城では、夏に開催される芸術祭も注目したい見どころの1つです。

ドイツ語で「黒い森」を意味するシュヴァルツヴァルト。グリム童話でも、ヘンゼルとグレーテル・ラプンツェル・白雪姫・赤ずきんなどで森が描かれているように、森はドイツの文化や物語と密に関係しています。

安野光雅さんの絵本「ドイツの森」そのものでもあります。深く暗い恐怖も秘めているような黒い森の不思議を、ぜひ間近に感じてみてください。

ビールのお供には、バイエルン州で親しまれている伝統的な白ソーセージ、ヴァイスヴルストを。香辛料が練りこまれていて、ビールがさらに進むような風味豊かな美味しさ。独特のなめらかな食感がたまりません。

バルト海に面する都市リューベックには、三角帽子をかぶったような愛嬌のあるホルステン門があります。かつてはドイツの旧紙幣にこの門がデザインされ、2006年には記念コインとして2ユーロの柄にもなりました。コインのほうは今でも使われているので、ドイツ滞在中に手にすることがあるかも。

世界屈指の国際商業都市ハンブルクは、レンガ色の歴史ある建物と、斬新さが目を惹く近代建築が共存しています。港に建てられた倉庫街と、傑作と称されるチリハウスは必見。共に世界遺産に登録されています。