ストレスフルな女性にこそおすすめ。「サウナ」をもっと楽しもう
「サウナ」の発祥はフィンランド
休暇になると湖畔や海辺のコテージでサウナ三昧。日本のサウナのように水風呂はなく、代わりに外に出て涼んだり、湖に飛び込んだりしてクールダウンするのだそう。
疲労回復やリラックスに効果あり
温冷交代浴(サウナと水風呂を何度か繰り返す)をすると、全身に血流が行き渡り、代謝の促進・老廃物の除去・内臓の活性化など、様々な健康効果を生みます。さらに、筋肉がゆるんで体の緊張が解けるため、リラックス度もUP。つまり、毎日忙しくストレスフルな生活を送っている人にこそ、体験してほしい健康法だと言えるんです。
「整う」とは。
水風呂に入るためにサウナに入る?
「水風呂に入るなんて体に悪そう…」と思うかもしれませんが、実はこれこそがサウナの醍醐味。サウナで体が温まった後は、ぐっと我慢して水風呂につかってみましょう。慣れないうちは、手や足だけを数秒つけるだけでもOKです。
初心者さんなら【サウナ5分→水風呂1分】を3セットくらい繰り返すのがおすすめ。3セット目には、水風呂に入ると、体の表面にぬるい膜ができるような感覚に。肩までつかっていても体がぽかぽかして冷たさを感じなくなる瞬間が訪れます。
サウナ好きが口を揃える「整う」という感覚
よりサウナを楽しむなら、サウナと水風呂のセットに「休憩時間」を組み入れてみましょう。【サウナ5分→水風呂1分→休憩5分】というように休憩を挟むことで、体中に血液が巡っているのをより感じることができますよ。
※途中水分補給を忘れずに!
※露天があるならば、外気浴がおすすめ
休憩をしていると、リラックス状態が極限に達し、多幸感や恍惚感を覚える時がやってきます。宙に浮くような、なんともいえない感覚で、サウナ好きの間では、この瞬間「整った~!」と心の中で叫ぶのがおきまり。心と体が「整う(ととのう)」という意味で使われていたワードがだんだんと世に浸透していったと言われています。
初めてのサウナからこの快楽を味わうのは難しいかもしれませんが、ぜひサウナに通って、自分なりの「整う」を見つけてみてはいかがでしょうか。
初心者さんなら覚えておきたい。サウナにまつわる4つの用語
ロウリュ
アウフグース
ヴィヒタ
サウナー
「サウナー」とはサウナ愛好家を指す呼び名。いろいろなサウナを知り尽くしているサウナーに聞けば、おすすめサウナや上手な入り方などを教えてもらえるはず。あなたの身近でも探してみては?
「整う」を体感しに行こう。東京のおすすめ"銭湯&スパ"5選
①改良湯<渋谷>
渋谷の地で100年以上続く老舗の銭湯「改良湯」。2019年にリニューアルし、スタイリッシュな雰囲気に生まれ変わりました。肌に優しい軟水の炭酸泉風呂・遠赤外線サウナ・水風呂などを利用できます。
②ぽかぽかランド鷹番の湯<学芸大学>
目黒区にある「ぽかぽかランド鷹番の湯」は、都心では珍しい天然温泉。高温ドライサウナとソルティサウナの2種類が日替わりで男女入れ替え制になっています。露天風呂やジャグジーもありますよ。
③両国湯屋江戸遊<両国>
「両国湯屋江戸遊」はお風呂・サウナ・岩盤浴・お食事処・ワーキングスペースと施設の充実度が高いスパ。女性用のサウナはフィンランドサウナとアロマスチームサウナの2種類で、フィンランド式では一日3回ロウリュが行われます。
④タイムズ スパ・レスタ<池袋>
⑤スパ ラクーア<後楽園>
「整う」の感覚がよく分かる。サウナ本&ドラマもおすすめ
銭湯図解
高円寺の「小杉湯」の番頭兼イラストレーターの著者が、都内を中心とした24の銭湯を図解で紹介するイラストエッセイ。緻密な俯瞰図をじっくり眺めていると、きっとお出かけしたくなるはず。
サ道
サウナが苦手だった主人公が、「整う」快感を得てどんどんサウナにハマっていく様子を描いた人気コミック。数々のサウナーを生み出した必読書です。
ドラマ版「サ道」も見逃せない
のちほどサウナでinフィンランド
©MRO
動画配信サービス「Paravi(パラビ)」では、サウナ大好き芸人・マグ万平さんとサウナ大好き女優・清水みさとさんによるサウナ紀行番組「のちほどサウナでinフィンランド」が配信されています。2月22日(土)から毎週全4回配信予定だそう♪ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
「サウナ」という呼び名は、実はフィンランドの言葉がそのまま根付いたもの。フィンランドでは自宅や別荘にサウナを持つのがごく一般的で、日本人がお風呂に入るような感覚で日常的にサウナを楽しんでいます。