また、日本ではじめて神前結婚式が行われたこともあり、今でも多くのカップルの結婚式が執り行われています。いつも、幸せな空気がいっぱい漂っているような東京大神宮は、平日も多くの女性参拝者で賑わっていますよ。

縁結びの神社として人気の川越氷川神社。主祭神は「素盞嗚尊（スサノオノミコト）」で、妻の「奇稲田姫命（クシイナダヒメミコト）」や子孫の「大己貴命（オオナムチのミコト）」など夫婦や家族の神様が祀られていることから、縁結びのご利益があるとされています。川越氷川神社での神前結婚式もとても人気です。

釣り竿で釣って引く鯛のおみくじが大人気。良縁祈願の恋みくじ「あい鯛みくじ」は、ピンクの鯉の形をしています。良縁の人の特徴などが書かれているので、これから素敵な人に出会いたいという方におすすめです。

「願掛けめぐり」として、祀られているそれぞれの神様を順番にお参りしましょう。良縁の神・悪縁切の神・縁開の神・縁運の神・円満和合の神・幸福の神・愛染明王の順番となっています。

名古屋には「恋の三社めぐり」があり、恋のパワースポットのある神社を三カ所めぐることで、恋愛運が上昇するといわれています。城山八幡宮内にある連理木もその一つ。高牟神社の恋の水、山田天満宮のよりそい石と合わせてお参りしましょう。

「桃取石の恋占い」は、離れた位置にある桃取石と揖斐石の間を目をつぶって歩き、無事にたどり着けるかどうかで占うものです。一度目でたどり着ければ祈りは叶い、二～三度目なら諦めずに努力すれば叶い、人の助けを借りてたどり着ければ誰かの援助が必要ということです。

今から2000年以上も前に創建されたと伝えられている富士山本宮浅間大社。主祭神は「木花開耶姫命（コノハナサクヤヒメノミコト）」という美しい女神様で、女性に優しい神様といわれています。

富士の雪解け水が湧き出ている「湧玉池」がパワースポットで、ご神水をいただくことができます。富士山のパワーをいただきながら、良縁祈願ができる神社です。

本殿前、狛犬の前ではかわいらしい「狛うさぎ」がお迎えしてくれますよ。他にも招き猫ならぬ「招きうさぎ」や、手水舎には「子授けうさぎ像」があります。

ところで、どうしてこんなにうさぎが多いのかというと、ここらへん一体にもともと野ウサギが多かったことや、古くからうさぎは神の使い（神使）と考えられていました。

ここも、結婚式が執り行われることの多い神社で、幻想的な雰囲気の中で行われる"夕方からの結婚式（神前式）"も受け付けているそう。境内には美しい緑もひろがっているので、そちらもぜひ足を運んでみてくださいね。

最初にご紹介するのは、えんむすびの神様・ダイコクさま（大国主大神）が御祭神の「出雲大社」。どなたでも一度はその名を聞いたことがあるのではないでしょうか。有名な神楽殿の大しめ縄は、日本最大級として知られており、その重さはなんと4.5トン。

出雲大社で参拝をしたら、ぜひ足を運びたいのが、銅鳥居前にある「ムスビの御神像」です。
大国主大神が、修行の身であるころ。海からやってきた「幸魂奇魂（さきみたまくしみたま）」という魂から "おかげ" をいただき、神性を養われ「ムスビの大神」になられたのだとか。

御本殿はひっそりと小さなお社ですが、古くから神が降り立つ山として崇められてきた宝満山の美しい自然に囲まれ、清々しい空気が広がっています。境内には、「再会の木」や「招霊の木」「幸福の木」など、ご縁にまつわる木が各所にあるので見逃さないでくださいね。

平成24年、25年にご本殿の改修や社務所が新築され、注目されているのが「百年後も愛され続ける建物」をコンセプトに設計されたお札お守り授与所。素敵なお守りもたくさんあるので、じっくりと選んでみてくださいね。

印象的なのが、高さ1.5メートル、幅3メートルの巨大な石で「縁切り縁結び碑」と呼ばれています。参拝のあと、形代に願い事を書いて、お願いごとをしながらこの石の穴を「おもて」から「うら」へくぐり、戻ってきたら最後に形代をここに貼ります。