横須賀の観音崎は緑が溢れ、さらには美しい海を眺めながら過ごせるスポットが満載！日々の忙しさからリフレッシュできるのはもちろんのこと、たくさんのパワーをいただいて、明日からの活力をみなぎらせる小旅行ができちゃいます。今回は観音崎・浦賀周辺の素敵なスポットをご紹介していきます。

まずはパワースポットで特に有名な「走水神社」をお参りしましょう。日本武尊（やまとたけるのみこと）と弟橘媛命（おとたちばなひめのみこと）をお祀りしている神社です。この地の村人から慕われていた日本武尊が、上総国（現在の千葉県中央部）へ征伐に向かう際、自分の冠を村人に渡しました。そして村人がその冠を石櫃に納め、その上に社を建てたのが走水神社のはじまりと伝えられています。

先に紹介した走水神社から歩いて10分程度のところにある横須賀美術館は、2007年に横須賀市の市政100周年を記念してオープンしました。この地にゆかりのあるアーティスト作品の展示をはじめ、企画展が年に6回も開催されています。何度も訪れたくなる美術館です。

作品を見るだけではないのが、この美術館のすごいところ！横須賀の海を堪能することができるのです。美術館の屋上は海の展望台となっており、船の行き交う様子が見られることも。また、この屋上から森に面している「山の広場」へと行くことができ、森林浴も楽しめますよ。

もちろん館内もとってもおしゃれ！どれだけ時間があっても足りないほど見ごたえがあるうえ、居心地のいい美術館です。日頃の疲れを癒しに訪れてみることをおすすめします。

こちらは横須賀美術館の隣にあるレストラン「アクアマーレ」。美術館を満喫したあと、休憩がてら立ち寄ることができます。もちろん、景色は格別！

通常メニューの他にランチメニューやコース料理もあるので、美術館をお昼の時間に合わせて訪れるのがおすすめです。事前に時間を決められる場合や、「アクアマーレ」でゆっくりと過ごしたいという方は予約をしておきましょう。目の前の海で採れた新鮮な魚介をいただけますよ。

横須賀美術館があるその場所こそが、「観音崎公園」です。自然豊かな公園で森の緑だけでなく、青い海を眺めることができ、リラックスできること間違いなし！

観音崎公園では、遊歩道を散歩するもよし、釣りを楽しむのもよし！広大な敷地には、人によって手が加えられていない自然を満喫できる場所もあります。季節ごとにさまざまな花が咲き誇るので、SNS映えする写真撮影をする時間をつくってもいいかもしれません。

また、公園内には「観音崎自然博物館」があります。観音崎の自然についてわかりやすく展示をしている施設なので、大人はもちろん、お子さん連れも楽しめるスポットです。

そして、観音崎公園で見逃せないのが「観音崎灯台」です。ここは、日本で初めて建設された洋式灯台があった場所です。大震災で2度の倒壊に見舞われ、現在の灯台は3代目。1925年からこの観音崎の地にそびえ立っています。

パワースポットとしても知られる叶神社。勾玉を手に入れるのはもちろんですが、「西叶神社」では社の彫刻群にも注目してみましょう。1842年に作られたもので、その数は230を超えるのです。とても見ごたえのある彫刻なんですよ。

ポンポン船という愛称を持つ浦賀の渡船は、港に隔てられた浦賀の住民にとって重要なもの。この渡船に乗り、東叶神社へと行くことができます。時刻表はないため、港に行った際に船がいなければ呼び出しボタンを押しましょう。すると対岸からすぐに渡船がきてくれます。約3分の船旅を楽しんでくださいね。

前に案内した通り、東叶神社へ訪れたらお守り袋を手に入れましょう。これに西叶神社の勾玉を納めればOK！これを身に着けて良縁を引き寄せてくださいね。

人気のスコーンをいただきながら、旅の思い出を語り合う時間なんて素敵です。ドリンク付きのセットにすることもできるので、ぜひゆったりとした時間をお過ごしください。

叶神社を満喫したら、再度バスに乗り京浜急行本線「浦賀駅」へ！ここで観音崎周辺の小旅行は終了です。ちなみに、東叶神社から浦賀駅は歩いて20分程度でアクセスできるので、時間にも体力にもまだまだ余裕がある場合は、浦賀の造船所跡など横須賀の歴史を感じられる町並みを見ながら歩いてみてもいいかもしれません。

観音崎・浦賀周辺の見どころをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。気になる場所はありましたか？都心からも件品急行線を使えばすぐに小旅行が楽しめる横須賀なので、ぜひふらっと遊びに訪れてみてくださいね。