「マヨルカ島」って?
「マヨルカ」は、スペイン語で「大きい」の意味。その名のごとく島は、沖縄本島の3倍もの大きさを有しているのです。ヨーロッパのみならず世界的にも有名なリゾートアイランド。
魅力いっぱいのこの島は、山、高原、草原、海、ビーチなどが全て揃っていて、島の外周には様々な特色のあるビーチがあります。ビーチ巡りをするだけでも数日かかる楽しいところ。地中海の島の雰囲気を思う存分味わえます。ヌーディストビーチもあったりで、少し驚いてしまいますが、明るい太陽の光とエメラルドグリーンの海を存分に楽しむ人々でいっぱい。スペイン自体、英国人移住者が一番多いのですが、なかでもマヨルカ島は人気上位に挙げられています。
またショパンが恋人と過ごした島としても知られていて、博物館には彼のピアノが展示されています
老舗カフェやガウディも携わった大聖堂もある州都パルマ
パルマ大聖堂
マヨルカ島の中心、州都パルマ・デ・マヨルカの観光で、絶対にはずせないのがカテドラルです。13世紀から400年近くの歳月をかけて造られた歴史ある建物は世界遺産に登録されており、20世紀にはガウディが改修を手がけました。主祭壇に下がる天蓋飾りがガウディの作品で、バルセロナのサグラダ・ファミリア教会主祭壇の天蓋飾りの原点となるような、独特のデザインが印象的です。カテドラルを訪れるなら、絶対に午前中、できれば10時のオープンとともに入りましょう。堂内はステンドグラスを通して差し込む光が柱や壁に映って、えも言われぬ美しさ。天国ってこんなところ?と思わせる幻想的な光景は、午前中しか見られません。
老舗カフェ「Can Joan de S'Aigo」(カン・ジョアン・デ・サイゴ)
「Can Joan de S'Aigo」公式サイトです。(海外サイト)
マヨルカのグルメ
ぐるぐる巻きが特徴の「エンサイマダ」
エンサイマダとは渦巻き状の甘いパンなんですが、油分はラード。スペインはラードをお菓子に結構使います。スーパーにもラードが売っているし、更に昔からあるスペイン風クロワッサンはバターではなくラードで作られています。
ワインのおつまみに「ソブラサダ」
チョリソのように粗挽き豚肉とにんにくとパプリカ・塩をまぜあわせたものを腸詰めにし、熟成させていますが、熟成期間が短く、ほとんど乾燥させていませんから、パテのように柔らかく、パンにつけて食べやすいです。
その他の観光スポット
鉄道に乗って景色を楽しもう。「Puerto de Soller(ポルト・デ・ソーイェル)」
神秘的な地低湖を探検。「ドラック鍾乳洞」
もちろん美しいビーチもたくさん!
「Platja d'es Trenc」のビーチ情報やクチコミはこちら。
いかがでしたか?
日本からの直行便は残念ながらありませんがスペイン、バルセロナからは飛行機で一時間半の距離です。治安もよく物価も本土スペインよりは安く、観光客に優しい島です。
島内は意外に広く、見所も多いためレンタカーが一番・・・ですが海外での運転は不安というかたも島内は公共の路線バスも発達しているため時間さえあえばバスでどこへでも出掛けられるの魅力的です。ヨーロッパのリゾート地を見てみたい、バルセロナからちょっと足を伸ばしてみたいといった方にはとてもお勧めの島です!
ヨーロッパの各都市から飛行機でおよそ2-3時間の位置にある地中海に浮かぶ「マヨルカ島」。夏の間はヨーロッパ各都市からのチャーター便も増え、ヨーロッパからのアクセスはとても便利です。バルセロナからは飛行機で1時間半、フェリーで7時間ほどです。