「息抜き」はどうして大切なの?
人の集中力はおよそ90分が限界と言われています。ケアレスミスを防いだり作業効率を保つためにも「息抜き」は必要です。また、同じことを続けてやっていると視野が狭くなりがちです。一旦頭をリセットすることで新しいアイディアが浮かぶというメリットもあります。
「息抜き」には何をするのが効果的?
15〜30分程度の仮眠をとることは「パワーナップ」と呼ばれ、息抜きに効果的です。脳をリフレッシュさせ、眠気を吹き飛ばしてくれます。また、甘いものを食べるのも脳の働きをよくすると言われています。
深呼吸やストレッチをするなど、全身を使って血行を良くすることも息抜きになります。深呼吸には、気持ちを落ち着かせるという効果もありますね。さらに、頭を空っぽにすることも息抜きの方法の1つです。
でも、頭を空っぽにすることは意外と難しい
息抜きをする時、頭を空っぽにしてぼーっとするのが良いと分かっていても、つい仕事のことやこれからやるべきことが頭をよぎってしまうものです。ところが、それでは脳が休んだことにならないため、「息抜き」にはなりません。
空っぽにしようとすればするほど考え事につながってしまう、という方もいるのではないでしょうか。そこで、お勧めしたいのが「本」です。
無心でページをめくりたい「本」
読書であれば頭を使いますが、美しい写真や絵を眺めるのであれば、無心でページをめくることができますよね。ストーリーがないものや短いものであれば、ページをめくる手を止めやすいのもポイントです。
また、本であればスマートフォンのように充電の残量に焦ったりすることもなく、スポーツのように時間や場所を選びません、1人で思い立ったときに「息抜き」できるのも「本」のいいところです。
仕事や家事、育児にと目まぐるしく動いていると1日があっという間ですね。そんな中でも少しだけ時間が空くこともあるでしょう。その空いた時間を上手に使って「息抜き」していますか?